公務員予備校の利用は無駄?3つの理由と無駄な人の特徴、おすすめ講座を解説
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「公務員試験の合格には予備校が必要?」「公務員予備校が無駄って本当?」などと悩んでいませんか。
公務員試験の対策方法は、独学、通信講座、公務員予備校の3つです。対策方法で後悔しないためにも、それぞれの特徴やメリットを適切に理解して、自分に合った手段を選択することが大切です。
そこで今回は、公務員試験に独学で合格した筆者が公務員予備校が無駄な人・無駄ではない人の特徴や無駄といわれる理由、金銭的に予備校の利用が難しい場合の対処法などを解説しています。
公務員試験の対策方法は合格を大きく左右する要素であるため、ぜひご覧ください。
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予備校利用は無駄?無駄な人と無駄じゃない人の特徴
「予備校は無駄」という意見があるのは、個々の学習スタイルや特性に違いがあるためです。
独学で合格できる能力がある人にとっては「予備校は無駄」と感じる可能性もあるでしょう。一方で、公務員予備校を活用すべき人も数多く存在します。
以下では、公務員予備校が無駄な人・利用すべき人の特徴を紹介します。
予備校が無駄な人の3つの特徴
以下の3つをすべて満たす場合は「公務員予備校が無駄」と感じる可能性があります。
独学でも十分に公務員試験の合格を目指せるでしょう。
1.自分でスケジュールを立てて長期間学習ができる
公務員試験の合格には300時間〜1,500時間程の学習時間を要します。
非常に長期間の勝負となるため、独学で合格するためには、スケジュールを管理して1人でもコツコツと学習を進められる人でなければなりません。
対策期間や受験先によっても異なりますが、1日3時間〜7時間程度の学習が必要な場合も多いです。
また、最初は学習を頑張れても徐々にモチベーションが落ちてしまう方もいるため注意が必要です。
2.予備校以外に模擬面接や添削を受けられる環境がある
公務員試験では人物試験や論文試験が課されます。これらの試験は独学での対策が難しいため、模擬面接や添削を受けられる環境かを確認しましょう。
一例としては、大学の就職支援やハローワークの活用などです。
模擬面接や論文の添削を受ける環境がない場合は、独学での合格のハードルが高くなる点に注意しましょう。
3.公務員試験の情報を自分で集められる
公務員試験に関する情報を集めにくい点も独学のデメリットです。
試験日程や試験内容はもちろんですが、過去の出題内容や面接の内容・形式などの情報は合格を左右する要素となります。
インターネットなどを活用して自分で情報を集められる自信がない方は、公務員予備校の活用がおすすめです。
予備校利用をおすすめする人の3つの特徴
一方で、以下のいずれかに該当する人は公務員予備校の利用がおすすめです。
また、該当しない場合でも「合格の確率を少しでもあげたい」などと考える場合は利用を検討しましょう。
1.学習やスケジュール管理の方法が確立できていない
学習やスケジュール管理の方法が確立できていない場合は公務員予備校の利用がおすすめです。
公務員予備校を利用すれば、試験日程から逆算した効果的な学習方法で対策を進められます。
「過去に中・長期的な学習経験がない」「学習の進め方がわからない」といった方でも合格を目指せる環境となっています。
2.公務員試験まで時間がない
公務員予備校を活用すれば、独学よりも効率的に学習を進められます。
公務員試験の専門家の指導を受けられるため知識の理解が早まり、不明点が生じた際も質問できる環境であるためです。
独学では1,000時間かかる場合も、公務員予備校を活用すれば800時間程の学習で合格水準の知識を得られる場合もあるでしょう。
そのため「学習を始めるタイミングが遅れた」「少しでも学習時間を圧縮したい」といった方にもおすすめです。
3.面接や論文対策をできる環境がない
現在は人物重視の採用を行う自治体が多いため、面接試験の重要度が非常に高いです。また、論文試験は独学での対策が難しい試験のひとつです。
そのため、模擬面接や論文の添削を受けられる環境にない方は、公務員予備校の活用を検討しましょう。
公務員予備校の模擬面接や論文添削であれば、公務員試験に特化した指導を受けられるため、独学と比較して大きな強みとなります。
予備校が無駄といわれている3つの理由
基本的に、公務員予備校は公務員試験の合格に大きく役立ちます。しかし、無駄と感じる方が一定数いることも事実です。
ここでは、公務員予備校が無駄といわれる理由を3点解説します。
1.必ず合格できるとは限らないため
公務員予備校を活用しても必ず合格できるとは限りません。
公務員試験の倍率は5倍〜10倍程度の高難度となるケースも多く、中には内定がひとつも出ない方が一定数存在します。
当然、公務員予備校を活用しても合格できない方は存在し、そのような方が「公務員予備校に通ったけど無駄になった」と感じている可能性があります。
そのため、公務員予備校に通っても100%合格できるわけでない点を理解したうえで利用を決めましょう。
2.講義のペースについていけず独学に切り替える人もいるため
中には、予備校の講義のペースについていけず独学に切り替える方も存在します。
自分に合った講義を受けられなかった結果、公務員予備校は無駄と感じてしまう可能性があります。
講義の特色は各予備校によって異なるため、事前に「どのような形で講義が進むか」「自分のレベルに合っているか」などを確認することが重要です。
3.独学で合格できる人もいるため
中には、予備校に通わずとも独学で公務員試験に合格できる方も存在します。
独学で合格できる方にとっては、公務員予備校が無駄と感じる場合もあるでしょう。
ただし上述した通り、公務員予備校が無駄ではない方も多いです。
そのため周りの意見に左右されずに、各学習方法の特徴を理解して、自分に最適な対策を確立することが重要といえます。
公務員試験は独学で合格できるが難易度が高い【体験談】
筆者は大学現役時代に独学で国家一般職と国家専門職、地元県庁、特別区に合格した経験があります。
独学で学習を進めた経験から感じた最大のメリットは「学習時間や場所を自分の生活に合わせて調整できた」点です。
スケジュール管理や情報取集、長時間の学習が苦ではなく、過去問を見た際に十分に合格を目指せると判断したため独学を選択しました。
しかし、模擬面接や論文の添削を受けられない点は不利になる要因だと感じました。
私は模擬面接や論文の添削なしで試験に挑みましたが、これから受験を行う方は何らかの形で第三者からの指導を受けることを強くおすすめします。
また、学習の総時間は1,800時間程です。試験の1年程前から学習を始めて、ほぼ毎日4時間〜6時間程の学習を行いました。大学の空きコマと夜に図書館で学習を進めた形です。
しかし学習時間が1,200時間程になると、ほぼすべての過去問を解答できるようになったため、対策を始めるタイミングが早すぎたと後悔している部分でもあります。
公務員試験の対策で要した費用の合計は4万円程です。各科目の「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ」を中心とした参考書の購入代金となります。
加えて、各省庁の業務説明会や東京特別区の受験の際などで発生した交通費や宿泊費も要しました。
予備校ではなく通信講座という選択もある
公務員試験ではこれまで触れてこなかった分野の知識も幅広く必要であるため、独学での合格は決して簡単ではありません。
「独学でも合格する自信がある」と断言できない場合は、一度公務員予備校の活用を検討しましょう。
そして、公務員予備校の中でも「通信講座」の利用が特におすすめです。
以下では通信講座の魅力を4点紹介します。
予備校より費用を抑えることができる
通信講座は、校舎型の予備校と比較して費用を抑えて利用ができます。
通学型の予備校の場合、50万円程の費用を要することがありますが、通信講座の場合は同じ範囲のサポートを10万円〜20万円程の料金で受けられるケースが多いです。
また、通信講座であれば通学に要する交通費も不要となるため「費用はかけたくないが専門家のサポートを受けたい」といった方にもピッタリといえます。
通信講座であれば自分のペースで勉強ができる
通信講座であれば、時間や場所に囚われずに自分のペースで学習を進められます。
勉強の時間を自分の生活に合わせられることはもちろんですが、科目ごとの学習時間を自分で決められる点も大きな魅力です。
例えば「数的処理の理解が難しいからじっくりと取り組みたい」「法律系の知識はある程度有しているから詳細な解説はいらない」といった個々の事情を反映して対策を進められます。
結果として、最短で効率良く得点を稼げる学習が可能となるでしょう。
通信講座のため隙間時間での勉強が可能
通信講座であれば隙間時間での勉強も可能となります。
電車の中や大学・仕事のお昼休み、起床後すぐの1時間など、数十分や1時間程でもコツコツと対策を進められます。
そのため「まとまった時間が取れない」「隙間時間も無駄にせずに学習を進めたい」といった方にもおすすめです。
公務員試験は莫大な学習時間を要するため不安になる方も多いですが、隙間時間を効率的に活用すれば十分な時間を確保できるため安心してください。
予備校までが遠い、部活が忙しい人にもおすすめ
通信講座は「予備校まで遠い」「部活動が忙しくて予備校に通えない」といった方にもおすすめです。
上述した通り、時間や場所に囚われずに公務員試験の対策ができるため、近くに予備校がなくても、部活動が忙しい人でも、不安なく合格水準の知識を習得できる環境で学習ができます。
金銭的に予備校の利用が難しい場合の対処法
中には「金銭的な事情で公務員予備校の活用は難しい」と考える方もいます。
しかし、各種制度の利用や予備校の活用方法の工夫を行えば、費用を抑えつつ予備校の活用が可能です。
ここでは、金銭的に予備校の利用が難しい場合の対処法を解説します。
1.費用が安い通信講座の利用を検討
費用を抑えて公務員予備校を利用したい場合は、通信講座の利用を検討しましょう。
ただし、あまりに安すぎる通信講座には注意が必要です。フォロー制度がなく、半分独学のような学習になる可能性が生じるためです。
費用を抑えた結果試験に落ちてしまっては本末転倒であるため、その料金で受けられるサポートを必ず確認しましょう。
特に、費用を抑えたうえでフォロー制度も充実している「アガルート」はぜひ検討してください。
公務員試験の通信講座・予備校おすすめ6社を比較!費用や特徴は?
2.独学+必要な講座だけを購入する
独学をベースとして必要な講座だけを購入する手段もあります。
例えば「数的処理だけは独学での理解が難しい」といった場合に、1科目だけ講座を購入するような形です。
科目別に講座を購入できるかは各予備校で異なりますが、通信講座のアガルートであれば、講座だけの購入が可能です。
基本は独学でも良いが、苦手な科目だけはサポートを受けたいといった場合に検討してください。
教育ローンの利用
手元に資金がない場合は、教育ローンの活用も有力な選択肢となるでしょう。
最終的な返済は必要で手数料も要しますが、一年で公務員試験に合格して給与を得られれば、結果としてプラスとなるでしょう。
アガルートでは内定特典に「全額返金」
通信講座を提供しているアガルートでは「全額返金」の内定特典を実施しています。
アガルートの講座を利用して公務員の内定を得た場合、合格体験記の提出や合格者インタビューへの出演といった条件を満たせば対象講座の価格が返金される制度です。
試験に合格すれば独学と同様の費用で充実したサポートを受けられるため、ぜひご検討ください。
無駄かどうかを判断するため講座を無料体験してみる
今回は公務員予備校が無駄な人・無駄ではない人の特徴や、通信講座の魅力などを解説しました。
公務員予備校や通信講座の利用が無駄になるかは、個々の学習スタイルや性質によっても異なります。
利用を始めてから後悔しないためにも「どのような講義が行われるか」「サポート内容は充実しているか」などを事前に確認することが大切です。
通信講座のアガルートでは、無料の講座体験や資料請求、初めて公務員試験を対策する人向けのパンフレットなどを提供しています。
公務員予備校や通信講座選びは、公務員試験の合格を大きく左右する要因です。
また「費用を支払うからには後悔は絶対にしたくない」という方も多いでしょう。
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大学現役時に以下の公務員試験に独学で合格。
・国家公務員一般職
・国税専門官
・東京特別区
・地方上級(地元県庁)
そして、公務員としての勤務を経た後に、フリーランスのWebライターとして独立。
現在は公務員時代の知識や経験を活かして、多くの方の人生の選択に役立てるよう日々奮闘しています。