「公務員試験を受けたいけど、政治学の対策方法が分からない…」
「そもそも政治学の出題数ってどれくらいだっけ…」

そんなお悩みをお持ちの方も多いと思います。

本稿では、政治学の攻略法を基本情報・頻出分野・具体的な対策法の3つのパートに分けてご説明します。

政治学をしっかりマスターして、公務員試験合格へぐっと近づきましょう！

政治学ってどんな試験？

政治学って何？

公務員試験行政系科目のひとつである政治学とは、政治の基本的な構造、その成り立ちと思想を学び、どのような政治運営が適切かを研究する学問になります。

法学、経済学など様々な分野から総合的に研究され、分析対象は非常に幅広いです。

分野は以下のようになっています。

1. 政治学の基礎
2. 政治制度
3. 政治の動態
4. 政治の意識と行動
5. 政治の思想
6. 政治の理論
7. 政治の歴史

公務員試験の政治学の特徴は、

• 非常に広範囲な暗記科目
• 浅い理解は危険

となっていて、なかなかに分量が多いです。

そして深い理解がないと間違った選択肢に誘導されてしまう難易度の高い科目と言えるでしょう。

とはいえ、しっかりと対策すれば差をつけられる科目になります。

また、他の公務員試験と内容的にかぶる部分も多いので総合的にみれば効率の良い科目とも考えられます。

出題される試験と出題数

政治学が出題される試験は以下のようになっています。

• 国家総合職（必須）：10問/40問
• 国家一般職（選択）：5問/40問
• 国家専門職（選択）：3問/40問
• 東京都特別区（選択）：5問/40問
• 地方上級（必須）：2問/40問
• 市役所（必須）：2問/40問

国家総合職では出題数は10問と非常に多いです。

そのほかの試験はそこまで多くありません。

難易度も国家総合職が一つ抜けている印象です。

他は深い理解が必要ないわけではないですが、広く浅く出題されている傾向にあります。

政治学の頻出分野

政治学の頻出分野は下記の通りです。

• 政治学の基礎：リーダーシップ
• 政治制度：政治制度
• 政治の動態：政党
• 政治の動態：マスコミ/世論
• 政治の理論：デモクラシーの理論

頻出分野を挙げましたが、政治学は頻出分野に絞って勉強というやり方は危険です。

というのも、他の科目よりも重要なポイントが分散しており的が絞りにくくなっているからです。

もちろん、頻出分野から優先的に取り組むことで効率的な勉強になるためおすすめです。

ただし、他分野を軽視しすぎると点数が安定しないので注意です。

政治学の勉強法

いつから勉強すればいいか

必須科目のうち数的理解や理論理解が必要な科目から取り組みましょう。

ミクロ経済学、マクロ経済学などはさきにするのがおすすめです。

その後に暗記系の政治学や行政学などを勉強すると、覚え直しの工程を省くことができ、より効率的になります。

勉強法

過去問を繰り返し解き直す

重要度付きの過去問を繰り返し解いて、頭に定着させるのが王道の勉強法です。

問題を見て、すぐに答えが分かってしまうぐらいになれると非常に安心です。

問題集・過去問を複数冊勉強する必要はなく、過去問のみで十分です。

薄めの問題集を追加でやってもOKです。

頻出分野から勉強

量の少ない楽な分野からやりがちですが、より重要度の高いものを優先的に進めるという意識を常にもっておくと効率よく点数につながります。

政治学を学んだことがない場合は？

政治学は学部が違う場合、あまり触れる機会が少ないかもしれません。

しかし政治学は学んだ経験がなくても特に問題なく、すぐに過去問に取り組んでしまってOKです。

どうしても不安であれば政治学に関する薄い参考書や新書を読むと入りやすいでしょう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

公務員試験の政治学は、一見難しいですがしっかりと対策すれば安定的な得点源になります。

本稿が、皆さんの悩み解決のお役に立てば幸いです。

ありがとうございました。

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