公務員試験を受けるなら必ず合格したい！と強く思う方は多いと思います。

学生であれば、大学の勉強やサークル活動、バイトなどと両立できる予備校や講座があると良いですね。

予備校など公務員対策講座を上手に活用すれば、確実に合格できる可能性が高まります。

ここでは、大阪府内にある公務員予備校を5つご紹介していきます。

大阪の公務員予備校一覧

LEC

価格	地方上級・国家一般職　251000円 （2024年合格目標・通学・速習スペシャルコース）
対象区分	大卒程度　高卒程度　社会人経験者
対応職業	行政職、技術職、公安職、心理福祉職、国家専門職、国家総合職、外務専門職
フォロー制度	インターネットフォロー制度、現職公務員講演会
予備校の場所	梅田駅前、EYE大阪、難波駅前

○予備校の特徴

LECは資格の講座を多く扱っていますが、公務員の試験対策講座も行っています。

難波駅と梅田駅の２校が大阪市内にあります。また、EYE大阪本校も運営はLECです。

公務員試験指導36年の実績を元にした合格カリキュラムを提供しています。

通学クラスと通学講座をそのまま収録した通信講座があります。通学クラスは講師の生の授業を受けるクラスの他に、通学でのビデオクラスやLEC各本校にパソコンでWebシート受講クラスとなります。

○予備校ポイント

• LECの速習スペシャルコース（地方上級・国家一般職）では担任講師制度というシステムで一人一人にあった学習スケジュールを提案してもらえます。また、最新の試験傾向や論文指導もあります。
• 面接対策として、講師と受講生の面接相談や模擬面接など対策できる「リアル面接シュミレーション」があります。
• 受講中に「Online Study SP」というWEB学習システムを使うことが可能です。このシステムでは、オンラインで学習・質問などのサポートを受けることができます。
• 公務員試験であれば「Kマスター」LECの教材を使います。

○その他おすすめポイント・特徴

• 通信Web講座は、Web動画で学習します。動画や音声をダウンロードして自宅や外出先で学ぶことができ、PCやスマホを使って1.0〜2.0倍速再生が可能です。講義中に使用された板書などもPDFで見ることができます。またDVDでの受講もできます。
• 企業などと提携して運営している提携校もあります。提携校であれば、Web講義やDVD講義の受講が可能です。

資格スクール大栄

価格	公務員初級コース　約38〜40万程度 （公式サイトに明記ないため、2022年度の金額。）
対象区分	大卒程度　高卒程度
対応職業	国家公務員
フォロー制度	個別の学習計画のサポート制度
予備校の場所	梅田校、なんば校、枚方校、京橋校、 あべのキューズモール校寝屋川教室、布施教室、 CloudSchool関西（オンライン）

○予備校の特徴

株式会社リンクアカデミーが元になっています。

創業35年以上の学校で全国に直営校が50校以上と多く、提携校もあります。都市部だけでなく地方在住でも通いやすいのが特徴です。

通学学習とオンライン学習から選ぶことができます。

大栄の公務員受験で2022年度最終合格者実績は1197名となっています。

○予備校のポイント

• 通学受講はライブ講義と映像講座があります。映像講座は収録したデジタルコンテンツでの学習となります。
• 大学生で学校やアルバイトの両立を考える方も多いですが、個別の学習プランのサポートがあります。また専属のパーソナルトレーナーで挫折を防ぎます。
• 試験における人物評価に重点を置いて、独自の診断やカウンセリングでの自己分析や実践に基づく面接練習・論文対策など二次試験対策に重点をおいています。

○その他おすすめポイント・特徴

• オンライン学習も通学と変わらない学習計画や質問システムなどサポートがあります。
• 「地方上級・国家一般コース」で多くの公務員試験に対応しています。
• 講座料金はホームページに掲載せず、資料請求をして料金表が送られてきます。公務員向けのコースは過去のものですと40万位程度ですが、サポートの多いコースですと50万以上のコースもあるようです。

東京アカデミー

価格	国家一般職　全日制　504500円 (2021年度・大卒程度のもの）※校舎や入会時期によって異なる
対象区分	大卒程度　高卒程度
対応職業	行政職　技術職　公安職　国家専門職
フォロー制度	欠席した際にWebで講義のレコーディングの視聴可能
予備校の場所	大阪校、難波校

○予備校の特徴

東京アカデミーは通学中心の予備校で、大阪府内では大阪校と難波校の２ヶ所にあります。

看護や公務員の対策に特におすすめです。

2022年度の実績で公務員試験の受講生最終合格者数は、2916名となっています。

東京アカデミーは全国で32校舎あります。校舎によって開設されない講座もありますので、事前に希望する講座について確認が必要です。

○予備校のポイント

• 生の講義で講師は生徒一人一人の様子を見て進めていくスタイル。分からないことがあった時など生徒から講師へ質問がしやすいです。
• 通学中心の講座の特徴を生かして個別の面接対策、集団討論対策などが充実しています。

出たDATAという参考書を使用しており、東京アカデミーが出題傾向を分析して作っています。

オープンセサミという講義用のオリジナルテキストも使用します。このオープンセサミシリーズはアマゾンのランキングで毎年１位を獲得しています。

○その他おすすめポイント・特徴

• 通学が難しい方向けに通信講座もあります。通学講座と同じ教材で、目標やスケジュールを自分で立てて、進めていきます。通信講座では「演習課題」で答案用紙を送付すると添削講師に添削をしてもらいます。
• 通信講座では「SOSカード」という試験のことや公務員に関する質問ができるシステムがあります。
• 東京アカデミーの通信講座は受講料も通学講座に比べて半額以下ですむため、安価の予備校がいい場合はおすすめです。

資格のTAC

価格	総合本科生Lite 教室＋Web講座　　275000円
対象区分	大卒程度
対応職業	国家一般職　地方上級　市役所　技術職　国家総合職　 国税専門官財務専門官　裁判所一般職　労働基準監督官
フォロー制度	担任講師制度、面接サポート
予備校の場所	梅田校、なんば校

○予備校の特徴

TACは大阪府内に2校あります。大手の資格予備校ですね。

2022年度は公務員試験5314名の最終合格者を出しています。

生の講義とオンラインでのWeb通信講座、両方で学ぶことが可能です。通学が難しい方はオンラインで自分のペースで学ぶ方法もあります。

担任講師制度という受講生1人1人をサポートする制度があります。

個別相談の担任カウンセリング、新しい試験情報や時期に応じた学習方法が分かるホームルームも。担任講師の様々なノウハウによって効率的に試験突破を目指していきます。全国の担任講師のホームルームという時間で公務員試験の最新情報を知ることも可能。

また、面接カードを使った面接指導や合格者座談会なども開催されます。

○予備校のポイント

• 個々の受講生に対応できる担任講師制度があり、質問など随時可能です。
• コースでは、授業や模試・面接対策まで含まれています。

○その他おすすめポイント・特徴

• 過去問ベースのオリジナル問題集を使用します。
• 合格者座談会があり、合格者から学習方法や面接などを聞くことが出来ます。
• Web通信講座はスマートフォンやタブレットで学習可能です。また動画のダウンロードがアプリで出来ます。その他にDVDでの通信講座や資料通信講座での受講も可能。

資格の大原

価格	公務員合格コース・教室通学 （ 国家一般職・地方上級・市役所コース）　355400円　 ※入学金は6000円
対象区分	大卒程度　高卒程度
対応職業	行政職、公安職　国家専門職　国家総合職
フォロー制度	欠席時の振替制度、面接カード添削
予備校の場所	大阪校　難波校　梅田校

○予備校の特徴

大原は大阪では3校開校しています。

資格の学校のイメージもありますが、公務員・公安系の対策講座も色々あります。

2022年度の公務員（国家総合職・一般職・地方上級）行政事務系の採用試験で最終合格者数は3196名となっています。

○予備校のポイント

• 例えば国家一般職・地方上級・市役所コースの公務員試験対策講座では決まった日時に通学し教室で受ける通学講座、またライブ配信でのWeb講義講座（映像通学）があります。
• コース内に筆記試験対策だけでなく、論作文や面接対策も含まれています。
• 自習室や視聴ブース、資料の予約などができる受講生専用のサービス「Mobile-O-hara」
• 試験分析を元にしたカリキュラム、大原オリジナルの教材を使用。
• 通学生であれば、教室だけでなく自習室や貸しロッカー、個別視聴ブース・ラウンジなどの学習環境が充実しています。

○その他おすすめポイント・特徴

• ホームページが見やすく、Webページから自分の受講したい講座や内容・金額を見て申し込みまで出来ます。講座も科目でセットになっているものや単科で受講できるものもあります。
• 筆記試験や面接対策まで追加費用なしで対策を受けることが出来ます。
• 通学講座やWeb講義講座以外にDVD通信や資料通信の講座もあり、自分の生活スタイルによって選ぶことが可能です。
• 欠席した際の振替制度や引越しなどがあった際の転校にも対応。綺麗なお手洗いやパウダールームの用意も。

【費用別】大阪の公務員予備校ランキング

それでは、費用別で大阪の公務員予備校ランキングをみていきましょう。

LECが一番安い結果になっています。大栄や東京アカデミーが高い結果となりました。

公務員試験対策の近いコースで比較していますが、年度によってコース内容やカリキュラムに変更があったりしますので、申し込み前に費用は資料請求などをして確認して下さい。

順位	予備校	講座	価格
1位	LEC	地方上級・国家一般職　 （2024年合格目標・通学・速習スペシャルコース）	251,000円
2位	資格のTAC	総合本科生Lite 教室＋Web講座 （2024年合格目標　VIPコース）	275,000円
3位	資格の大原	公務員合格コース・教室通学 （2024年春受験合格目標通学・公務員合格コース）　 　※入学金は6000円	355,400円
4位	資格スクール大栄	公務員初級コース	約38〜40万円
5位	東京アカデミー	国家一般職　全日制	504,500円

講座費用が高い、予備校が遠い、時間がないなら通信講座がおすすめ！

学生ですと部活やサークル、バイトなどの予定があって忙しかったり、住んでいる場所によって通学が難しかったりする方もいるでしょう。

そのような方には、通信講座での学習をぜひ、おすすめしたいと思います。

通信講座には、以下のようなメリットが挙げられます。

• 動画教材などが充実しており、時間や場所を選ばずに学習が可能。
• 予備校に通ったり、一斉授業の時間に合わせる必要がないため、サークルやバイトなど他の予定の時間も確保して自分のペースで学習できます。通信講座であればスキマ時間なども活用することが可能でしょう。
• 受講料を通学講座と比べて抑えることができます。

通信講座を選ぶ際のポイント

1. 受験を希望するコースや講座があるかどうか
   公務員試験には、国家・地方上級など色々な種類があります。講座内でどんな試験に対応しているか確認して見ましょう。高卒や大卒でコースが分かれている場合もあります。
2. 合格実績
   大手の予備校など、講座によって合格者数を発表しているところもあります。講座を選ぶ際の参考にできますね。合格者の内定率を出している予備校もあります。
3. 受講料
   公務員の講座は、通信であっても内容によって金額が大きく変わることがあります。自分の受験したい試験にあった講座の中で、カリキュラムやどんな学習かなど確認して、比較すると良いでしょう。
4. 講座内の対策内容に注目
   どんな講座内容かも確認してみましょう。実際の試験では筆記試験以外にも論文や面接が試験に課される場合が多いです。論文や面接などの対策もコースに含まれていると受けやすいですね。

近年の通信講座は、筆記試験対策だけでなくオンラインでのサポートや面接対策も行っています。

自分のペースやライフスタイルに合わせて効率良く学習していくことができます。

【内定特典付】公務員試験に合格するならアガルート

アガルートはオンラインに特化した予備校です。

アガルートの公務員試験対策は、地方上級・国家一般職など、自分の受けたい職種別のカリキュラムがあります。また、まとまったコースカリキュラムだけでなく、単科での受講も可能です。

学習はインターネットによる配信動画・テキストを使った学習です。インターネットでマイページがあり、パソコン画面にテキストが表示されるので、テキスト等を持ち歩く必要はありません。

アガルートでは、無料の受講相談や通信講座の無料体験ができる資料を配布しています。

また、通信講座でありながら、講師に直接聞ける「オンライン質問サービスKIKERUKUN」などサポート体制も特徴です。質問は回数無制限で対応しており、エントリーシートや模擬面接も回数無制限です。