【公務員試験】宮崎県庁の面接再現!面接の雰囲気・質問を公開
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宮崎県庁の公務員面接試験は、どのような雰囲気、流れで行われているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、宮崎県庁の公務員面接試験に合格した方の面接を再現します。
再現した面接内容を参考に公務員試験の面接対策を行いましょう。
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試験日・試験時間・面接官
1回目
試験日:2022年6月30日(木)
試験時間:10:50~11:20(30分)
面接官:2名
2回目
試験日:2022年6月30日(木)
試験時間:11:30~12:00(30分)
面接官:5名
場所・雰囲気
中会議室程度 面接官との距離:約10m
面接内容・再現
1回目の面接
私:ノックし入室。入室後一礼し、中央にある椅子に着席。
受験番号○○○○、○○○○です。本日はよろしくお願いいたします。
面接官A:面接が始まりますが、あまり緊張せずリラックスしてください。今日はここまでどのように来ましたか?
私:近くのホテルに宿泊し、会場までは歩いてきました。
面接官A:なにか趣味などはお持ちですが?
私:ゴルフをするのが好きです。
面接官A:スコアはどれくらいで回られるのですか?
私:90前後で回ります。
面接官A:○○さんはどんな人と周りの人から言われますか?
私:優しく、いつも話を聞いてくれると言われます。
面接官A:それを県政にどのように活かせるでしょうか。
私:県職員は県民、事業者の方の意をくみ取り、県政に活かすことが重要と考えます。県民や事業者の方が、県に何を求めているのか、それを掴むために私の長所でもある、聞く力を活かしたいと考えます。
面接官A:○○さんの短所があれば教えてください。
私:慎重なところです。仕事を進める際に、あらゆる選択肢、リスクを洗い出してから動き出す傾向があるが、もっと早い対応を優先するべき場面もあったと反省しています。今は仕事を進めるにあたって、行動と熟考のバランを取ることを意識しています。
面接官B:改めて宮崎県を志望した動機を教えてください。
私:大学時代を過ごした地であり、4年間宮崎に住んで宮崎を好きになった。社会人になり、様々な地域に赴任したが、自分にとっては宮崎が一番落ち着けると感じた。宮崎はスギの素材生産量が全国一位であり、木材需要が回復傾向にある日本において、国産材供給基地として重要な位置にあること。以上の理由から宮崎県を志望しました。
面接官B:なぜ公務員になりたいと考えたのですか?
私:県の林業職は、森林の整備から木材利用拡大の推進といった広く林業に携わることが出来るのが県職員の林業職であります。それら業務を通して、宮崎県や県民の皆様に貢献したいと考えたためです。
面接官B:現在は、民間企業でお勤めですが、退職することに関しては大丈夫ですか?
私:はい。退職に際しては、早めに退職の意を伝え、引継ぎもしっかり行い、円満に退職できるように努めます。
面接官A:それでは面接は以上になります。お疲れ様でした。
私:ありがとうございました。
2回目の面接
私:ノックし入室。入室後一礼し、中央にある椅子に着席。
受験番号○○○○、○○○○です。本日はよろしくお願いいたします。
面接官A:それでは、まず志望動機を教えて下さい。
私:前職では木材チップの向上需給を経験し、現職では高速道路区域の山林において調査を行うことがあります。しかし、いずれの業務も大学で専攻した林学を専門とするものではありませんでした。そんな中、自分の将来を改めて考えた時、大学で専攻した林学を専門とする仕事に第二のふるさとである宮崎県で従事したいと考え志望しました。
面接官A:宮崎は第二のふるさととのことですが、宮崎の良いところはどこですか。
私:食べ物もおいしく、実家に帰ってきたような安心感が宮崎にはあります。
面接官A:これまでに林業との繋がりはありましたか?
私:前職では木材チップの購買を行っており、森林組合やチップ業者の方とお話しする機会がありました。
面接官A:日本の林業が抱える問題はなにがあると思いますか?
私:一番は担い手不足です。これまで、担い手がおらず、廃業する業者も目にしてきました。豊かな森林を次世代に継承するためには、担い手の確保が重要と考えております。
面接官B:担いの手確保が重要と仰いましたが、それを解決するためにどのような施策を取るべきでしょうか。
私:林業の労働災害を減らす取り組みが有効であると考えます。林業は全産業の中でも突出して労働災害、そして死傷者数が多いです。林業に関心がある若者も、労働災害が多いため、林業に踏み出せないこともあるかもしれません。そのため、労働災害を減らす取り組みが重要がと思います。
面接官B:大学で林学部を選んだ理由を教えてください。
私:小さい頃から家族と山登りをすることが好きでした。山などの自然に触れ合う中でそれらについて学びたいと思うようになり、林学部を選びました。
面接官B:大学で木本植物学ゼミを選んだ理由をお聞かせください。
私:木はとても大きな物体ですが、それを顕微鏡を使って細胞単位で分析することに面白みを感じ、このゼミを選びました。
面接官C:今一度宮崎県を受験した理由についてお聞かせください。
私:大学時代を過ごした地であり、4年間宮崎に住んで宮崎を好きになった。社会人になり、様々な地域に赴任したが、自分にとっては宮崎が一番落ち着けると感じた。宮崎はスギの素材生産量が全国一位であり、木材需要が回復傾向にある日本において、国産材供給基地として重要な位置にあること。以上の理由から宮崎県を志望しました。
面接官C:大学時代を過ごしたこと以外には、宮崎県との繋がりはないのでしょうか。
私:ありません。
面接官C:大学時代を過ごしたこと以外に、宮崎県を選んだ理由をお聞かせください。
私:宮崎はスギの素材生産量が全国一位であり、木材需要が回復傾向にある日本において、国産材供給基地として重要な位置にあることです。
面接官D:併願先として、鹿児島県庁も受けられるようですが、どちらの方が志望度が高いですか。
私:宮崎県の方が志望度が高いです。
面接官D:それはなぜですか。鹿児島県は地元だと思いますが。
私:これまで様々な地で仕事をしてきた中で、宮崎県が自分にとって風土が合うと感じたからです。
面接官D:鹿児島県でなくても良いのですが?
私:はい。鹿児島県にこだわりはありません。
面接官E:鹿児島県と宮崎県の林業を比較した時のそれぞれの特徴について教えてください。
私:併願先の鹿児島県については、まだ勉強が進んでおりません。そのため、鹿児島県の林業の特徴についても勉強ができておりません。申し訳ございません。
面接官E:民間で働く中で、役所の体制のここは古い、遅いと感じる点はありますか。
私:役所の方と仕事をしたことがないのであまりわからないのですが、民間企業はリモートワークの導入や電子決済の推進などへの取り組みが非常に速いと感じます。その点が役所と異なる点と思います。
面接官E:それでは面接は以上になります。お疲れ様でした。
私:ありがとうございました。
面接を終えての印象
面接の冒頭に、アイスブレイクの質問があったため、リラックスして面接に臨むことができました。新型コロナウイルス対策のため、私の前にパーテーションが置かれていましたが、そのパーテーションがあるため、面接官の声が少し聞き取りづらかったため、とにかく面接官の質問をきちんと聞き取ることを意識ました。 今回の受験では、出身県ではない県庁を受験しました。そのため、なぜこの県なのかという質問は角度も変えながら何度も聞かれました。もっと深い理由まで考えておくべきだったと感じました。
模擬面接と比べて実際はどうだったか
模擬面接は行いませんでした。その代わりに、自分で想定される質問とそれに対する答えを用意し、面接に臨みました。今回は林業職を受験しましたが、想定していたより、林業に関する質問が多い印象でした。特に「鹿児島県と宮崎県の林業を比較した時のそれぞれの特徴を教えてください」という質問は全く想定しておらず、質問されたときはとても焦りました。その場でも全く答えがでそうになかったので、正直に分かりませんと答えましたが、分からないなりに、「このような特徴があると思う」と答えるべきだったかなと終わってから反省しました。
他の受験生の印象
面接は個人面接でしたし、控室で他受験生と顔を合わせることもありませんでした。
そのため、他受験生の印象はありません。
受験生へのアドバイス
当たり前のことではありますが、相手の目を見て、堂々と、落ち着いて受け答えをするということが大事だと思います。自分の意見を話すときも、あまり話しすぎると何を話しているかわからなくなる恐れもあるので、端的に話すことも重要だと思います。 新型コロナウイルス対策のため、私の前にパーテーションが置かれていましたが、そのパーテーションがあるため、面接官の声が少し聞き取りづらかったのは想定外でした。幸い私は全ての質問を聞き取ることが出来ましたが、聞き取れない場合、申し出ることも大事だと思います。
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