公務員のインターンに参加すべき?メリット・注意点・申込方法を紹介
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公務員を志望している方や受験先で迷っている方は、インターンシップへの参加がおすすめです。
インターンシップに参加することで仕事の内容を深く理解ができるだけでなく、試験でも有利に進む可能性があります。
今回は、インターンシップに参加するメリットや注意点、申し込み方法などを解説しているため、是非参考にしてください。
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公務員のインターンシップとは?
民間企業と同様に、公務員もインターンシップの受け入れを行っているケースがあります。
実際にインターンシップに参加することによって、公務員の仕事に関する理解が深まるきっかけとなるでしょう。
内容は開催する自治体や官庁によっても異なり、説明会といった1日の座学で終わるケースから、1週間程度を用いて実際の仕事を体験できるケースまでさまざまです。
実際に体験できる仕事には、来庁者の案内業務や書類の発送業務などが挙げられます。
開催時期は学生が長期休暇となる夏季や冬季が中心であり、それぞれの公官庁で開催されるケースが多いです。
開催時期や内容は各公官庁によっても異なるため、志望する公官庁の公式ページなどを確認しましょう。
インターンシップに参加するメリット
公務員のインターンシップに参加するとさまざまなメリットを受けることができます。
インターンシップの参加によって、後悔のない進路選択や公務員試験合格につながるため前向きに検討しましょう。
ここでは、具体的なメリットを4点解説します。
自身のイメージと実際の職場のギャップを埋めることができる
公務員のインターンシップに参加すると、パンフレットだけではわからない実際の公務員の仕事や実情を知ることができます。
実際の公務員の仕事がわかると、持っている理想やイメージとのギャップを埋めることが可能です。
その結果、自分が本当に公務員に向いているかを判断することができ、入庁してから後悔をしない選択ができるようになるでしょう。
面接カードや面接試験でアピールができる
公務員のインターンシップに参加することで、公務員への志望動機をより具体的にできます。
そのため、面接カードや人物試験でも、明確な記載・受け答えが可能となり、結果として高評価につながることが期待できます。
また、インターンシップに参加していることで、公務員試験への本気度が伝わり、面接官へ好印象を与える可能性もあるでしょう。
公務員試験に対するモチベーションが上がる
公務員のインターンシップへの参加は、公務員試験への刺激ともなります。
将来的に自分が働く可能性がある職場を体験することで、モチベーションは上がり、より熱を持って試験対策が可能となります。
関連記事:公務員試験とは?試験概要と勉強方法、倍率や難易度を解説
人脈形成ができる
公務員のインターンシップへの参加は、人脈形成にもつながります。
インターンシップで出会った方が試験官でないにしても、試験に関する相談や、公官庁の情報提供を受けられる可能性があります。
また、同じ志を持ったインターンシップ生同士でも情報交換が可能となるため、アドバンテージを持って公務員試験に臨むことができるでしょう。
インターンシップに参加すべき?行かないとどうなる?
公務員のインターンシップについて「インターンシップに参加しないと試験は不利になる?」「インターンシップに参加しなくても公務員試験には合格できる?」といった悩みも多いです。
インターンシップへの参加の有無が、試験内容や面接試験の評価に対して直接的な影響を与えることはありません。
そのため、インターンシップへの参加をしていなくても公務員試験に合格することは十分に可能です。
しかし上記でも解説した通り、インターンシップに参加すると志望動機が明確になり、人物試験のアドバンテージになる可能性があります。
その観点で考えるとインターンシップに参加することで公務員試験が有利になるともいえるでしょう。
そのため、既にインターンシップが終わっている場合はそれほど気にする必要はありません。
ですが、これから参加できる場合は積極的に参加するのがおすすめです。
インターンシップに参加する時の注意点
数多くのメリットを有する公務員のインターンシップですが、参加にあたって注意点が存在します。
ここでは具体的に4つ解説します。
希望する部署に必ず配属されているわけではない
公務員のインターンシップは、必ずしも希望する部署に配属されるとは限りません。
そのため、本当に体験したい仕事や得たい情報を得られない可能性もあるため注意が必要です。
それでも得られる情報や職場の空気感などは大きな参考情報となるため、希望してない部署であっても前向きに取り組みましょう。
募集人数に限りがある場合が多い
公務員のインターンシップは募集人数に限りがある場合が多いです。
申し込めば誰でも参加できるわけではないため注意しましょう。
選考を突破するためには、論文などの提出物に時間をかけて取り組む必要があります。
仮に選考を突破できなかった場合でも、公務員の仕事と向き合う良い機会になったとポジティブに考えましょう。
推薦状が必要になる場合もある
公務員のインターンシップに参加するためには、大学などの推薦状が必要になる場合もあります。
また、ほかにも提出書類を求められる場合も多いため、事前に公式ページで確認を行いましょう。
提出書類に論文などがある場合は、余裕を持って着手することが大切です。
各公官庁ごとにインターンシップのルールが違う
各公官庁ごとにインターンシップのルールは異なります。
そのため、それぞれの募集要項を必ず確認しましょう。
また、内容や開催期間もそれぞれ異なるため、自身が必要な情報を得られるかの確認も必須です。
インターンシップの志望動機
インターンシップの志望動機は「何故インターンシップに参加したいか」「参加してどうしたいか」を明確に記載することが大切です。
以下では例文を2つほど解説しているため、是非参考にしてください。
【例1】
私は大学で○○について学んでいます。 その中で(自治体名)が行っている(政策名)に興味を持ちました。 (政策名)は▼▼の観点から、これからの(自治体名)に重要な取り組みであると考えており、私が将来貢献したい分野でもあります。 そのため、インターンシップでは(政策名)のひとつである△△に実際に携わり、■■を得たいと思い応募しました。 |
【例2】
私は(志望先)が行った(政策名)によって、(志望先)の仕事に興味をもつようになりました。 特に(志望先)の仕事は○○や△△の観点からも社会に貢献していると知り、私が大学で学んでいる□□とも大きく影響していると感じています。 そのため、実際に仕事の現場や取組みを理解し、自分の考えを深めたいと思い(志望先)のインターンシップを志望しました。 |
インターンシップへの参加・申込方法
公務員のインターンシップに参加したいと思ったら、まずは開催状況の確認をしましょう。
希望する自治体の公式ページでの調査や、在籍する大学で募集を行っていないかの確認を行います。
そのあと、参加条件や募集要項を確認したうえで申し込みを行いましょう。多くの場合は申込書や誓約書を提出して手続きを行います。
また、参加条件として、推薦状や論文の提出が求められる場合もあるため、期日に余裕を持って取り組みましょう。
これらの提出物は募集が多い際の選考に使用されることもあります。
万が一不明点がある場合は、インターンシップを管理している課に連絡して、不明点を解決することが大切です。
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大学現役時に以下の公務員試験に独学で合格。
・国家公務員一般職
・国税専門官
・東京特別区
・地方上級(地元県庁)
そして、公務員としての勤務を経た後に、フリーランスのWebライターとして独立。
現在は公務員時代の知識や経験を活かして、多くの方の人生の選択に役立てるよう日々奮闘しています。