「公務員試験の人文科学って何?」
「人文科学を勉強する上での注意点は?」

とにかく科目数の多い公務員試験。
次から次へと登場する試験科目に混乱されてる方も多いのではないでしょうか。

本稿では、公務員試験の人文科学(世界史・日本史・地理・思想・文芸)について徹底解説いたします。
ぜひ参考にし、幅広い公務員試験の出題範囲について整理して、効率的な学習を始めてください!

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人文科学とは?

「一般教養」の中の「一般知識」の中の「人文科学」

「人文科学」は、一般知識の中の一分野です。

ほとんどの公務員試験の筆記試験では、教養択一試験が出題されます。
教養択一は、高校までに勉強した内容が出題され、大きく分けて「一般知能」と「一般知識」の2分野があります。
「一般知識」では公務員に必要な知識と教養を、「一般知能」では公務員に必要な事務処理能力が問われます。

教養択一試験試験科目科目の種類
一般知能数的処理判断推理 数的推理 資料解釈 空間把握
文章理解現代文 英文 古文(漢文)
一般知識人文科学世界史 日本史 地理 思想 文芸
自然科学数学 物理 化学 生物 地学
社会科学法律 政治 経済 社会
時事時事

「人文科学」は、高校までの日本史、世界史、地理、思想、文芸で勉強した内容です。

出題形式

単純正誤問題「次の記述のうち妥当なのはどれか。」
組合せ問題「表にある内容に対応する◯◯の組み合わせとして妥当なのはどれか。」
下線部正誤問題「文中の下線部の記述が妥当なものはどれか。」
資料問題「資料に関する以下の記述のうち妥当なのはどれか。」

いずれの科目も、出題形式のほとんどが「単純正誤問題」です。

他の出題形式であっても、問われる知識が変わることはありませんし、出題形式によって異なる対策を考える必要もありません。

人文科学の特徴

世界史、日本史、地理のいずれも、大学入試では一つの試験が実施され、勉強する量も膨大です。

ですが、公務員試験では、それが一般知識の1科目で、しかも出題数は1〜2問です。
なので、非常にコストパフォーマンスの悪い分野といえます。

もっとも、大学入試で、世界史・日本史・地理のどれかを勉強した方なら(特にセンター試験受験者)、忘れない程度に過去問で軽く復習すれば大丈夫です。

人文科学の対策

人文科学の出題数

試験区分一般知識(知識分野)
出題数
一般知識のうち人文科学の内容
国家一般職6問人文科学
国家専門職6問人文科学
裁判所事務官6問人文科学
東京特別区Ⅰ類12題
選択解答
人文科学(倫理・哲学、歴史及び地理)
東京都1類B16題必須解答人文科学(文化、歴史、地理)
地方上級全国型18問
選択解答
人文科学(日本史、世界史、地理)

日本史、世界史、地理は鉄板ですが、文芸または思想のどちらが出るかは職種と年度によります

人文科学の頻出分野

世界史の頻出分野

近現代史が中心で、アメリカ史・イギリス史・アジア史が頻出。中国歴代王朝・イスラム国家も時々出題されます。

日本史の頻出分野

近現代史が中心で、テーマ史が頻出です。

地理の頻出分野

自然と人間・世界の諸地域(地形、気候、土壌)が頻出です。

思想の頻出分野

西洋思想(近代思想)・東洋思想(日本の思想家)が頻出です。

文芸の頻出分野

地方上級や市役所で1問出題されるだけの割に、範囲が広くてつかみどころがないので、コストパフォーマンスが非常に悪い科目です。

世界史や日本史で勉強する文学・芸術史で対応する程度で十分です。

人文科学の難易度

全体的な難易度は、センター試験未満といったところです。

まれに難易度の高い問題も出題されますが、無視して大丈夫です。

公務員試験では、他の受験生が正答する問題を落とさないのが鉄則だからで、他の受験生も解けない問題を取りに行く必要はないからです。

時間配分・解答順

本番で、教養択一の1問あたりの平均解答時間は、3〜4分です。
ですが、出題数が圧倒的に多い一般知能は、解答に時間がかかる問題が多いのが通例です。

したがって、暗記中心で手間のかかる計算問題のない人文科学は、1〜2分で解答して時間の節約をすべきです。

余った時間を最大限、一般知能の解答時間に当てるためです。

本試験での解答順序には個人差があります。
試験開始早々の頭の働く間に数的処理に取り掛かるタイプ、先に一般知識で時間の節約をして残りの時間で目一杯一般知能を解答するタイプなど、どういった解答順序が自分にあうか、模擬試験などで検証しておくことをオススメします。

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この記事の著者

小林 美也子講師 (講師紹介はこちら


大手資格予備校・地方自治体・企業・教育機関等様々な場所で,長年にわたり公務員試験,宅建試験の受験指導,職員研修を行う。

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