【2024年】公務員試験の憲法おすすめのテキスト・参考書・問題集5選
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公務員試験の専門科目において、憲法・民法・行政法・経済学といった、出題数の多い科目は是が非でも得意としたいですよね。
この記事では、得点源にすべき「憲法」の対策に役立つおすすめの「参考書」や「問題集」をご紹介していきます。
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公務員試験に出る憲法とは?
公務員試験において「憲法」を得点源にするべき理由は2つあります。
2つの理由について解説します。
他科目との関連性
1つ目は、「他科目との関連性」です。
例えば同じ専門科目の「行政法」は「憲法」と「民法」の応用となるため、先に「憲法」の知識があった方が理解がしやすいです。
また、教養科目の「政治」では、「憲法」と同じ範囲である「基本的人権」「統治機構」からの出題が多く、「憲法」の対策がそのまま「政治」の対策になると言っても過言ではありません。
範囲が狭く対策がしやすい
2つ目は「範囲が狭く、対策がしやすい」という点。
学習量の多い法律科目の中では「憲法」は条文も少なめで、かつ、範囲が狭いため学習しやすい科目となります。
狭く深く学習することが必要となりますが、その分、同じ分野の過去問も豊富にあるため対策がしやすいです。
つまり、公務員試験に出る「憲法」とは他科目との関連性も高く、かつ、対策がしやすいという点で、捨てるにはもったいない科目と言えるでしょう。
憲法のおすすめ参考書3選
それでは、実際に「憲法」の学習をしていくうえで、おすすめの参考書を3冊ご紹介していきます。
「憲法」の参考書を選ぶ上でのポイントは3つあります。
- 初学者かどうか
- 独学かどうか
- 目的は基礎固めか、得点力アップか
この3つのポイントで整理をしながら、どの参考書が自分に合うかを選んで頂ければと思います。
『寺本康之の憲法ザ・ベスト ハイパー』
特徴は図解が多く、かみ砕いた表現で初心者に分かりやすく解説されているところです。
またYouTubeに参考書とリンクした出版社公式の講義動画があるため、予備校などに通っておらず、参考書だけで理解できるか不安だな…という独学で公務員を目指している方には非常におすすめとなっています。
内容は初心者でもとっつきやすく作られていますが、判例も多く紹介されており、比較的網羅性があります。
さらに、テーマごとに確認テストもあるため理解度チェックとしても使える有能な参考書となっています。
▼こんな人におすすめ
- 初学者
- 独学基礎固め、
- 得点力アップどちらにも使える
『伊藤塾の公務員試験「憲法」の点数が面白いほどとれる本』
特徴は優先度が高い単元に絞って、試験によく出るところを効率よく学習できるところです。
網羅性はないですが、頻出部分を丁寧に分かりやすく説明してくれるため、学習時間があまりとれない方や、憲法の授業を受けているが苦手意識がある方の理解を深めるのには最適です。
▼こんな人におすすめ
- 初学者
- 予備校に通っているが憲法が苦手
- 基礎固め
『公務員試験 ココで差がつく! 必修判例 第2版』
特徴は憲法を学習する上で非常に重要な判例に特化した内容であるところです。
試験に頻出の難易度が高い問題にも対応しており、判例の流れも分かりやすく説明されています。
基礎固め+αという使い方、憲法でもう一歩得点を伸ばしたい、という方に非常におすすめな1冊です。
▼こんな人におすすめ
- 学習経験ありの方
- 予備校に通っている、独学でも憲法に苦手意識がない
- 得点力アップ
憲法のおすすめ問題集2選
「憲法」の知識がある程度ついてきたら、あとは実践あるのみです。
ここから、おすすめの問題集を2冊ご紹介していきます。
「憲法」の問題集を選ぶ上でのポイントは2つ。
- 憲法の問題集や参考書を持っているか
- 実践的に使いたいか、知識定着として使いたいか
この2つのポイントを整理して、自分にとってベストな問題集を選んでいきましょう。
『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ7 憲法』
特徴は過去問の掲載問題数が非常に多く解説が充実しており、テキスト兼用でも使用ができるところです。
スーパー過去問1冊を3回転以上やり込めば7割の点数はとれると言っても過言ではないほどの良書です。
過去の出題データなどの掲載もあり、あれもこれもと沢山参考書や問題集を持ちたくない方は、この1冊をボロボロになるほど使い込みましょう。
▼こんな人におすすめ
- 憲法の問題集や参考書を持っていない、参考書を買いたくない
- 実践的に使いたい、本番レベルの問題にチャレンジしたい
『公務員試験 集中講義! 憲法の過去問』
特徴は問題数が多すぎず、重要ポイントのみを押さえて、さくさくと問題をこなせるところです。
内容としても比較的簡単な問題を取り扱っており、まさに演習にもってこいといった問題集となっています。
手軽に効率よく問題が解けるのはメリットですが、解説はあっさりしているため、この1冊だけで対策するには少々心許ないかも…。
スーパー過去問だと少し難しく感じる方や、実践問題に移る前の知識定着として使うにはちょうど良い1冊です。
▼こんな人におすすめ
- 憲法の参考書や問題集を何かしら持っている
- 知識定着として使いたい、演習問題集を探している
【動画解説】憲法の参考書おすすめ5選と選び方を解説!
憲法を勉強するポイント
「憲法」に限らずですが、公務員試験の勉強を行う上で非常に大切なポイントがあります。
それは完璧を求めないこと。
公務員試験は出題科目が多く、出題範囲も広いです。しかし、筆記試験に合格する為には満点をとる必要はありません。
これは「憲法」の学習にもいえます。
専門科目である「憲法」を完璧に理解し、暗記するには時間がかかります。
「憲法」の勉強は、いかに効率よく理解を深めるかが重要なのです。
そんな「憲法」の対策としておすすめの勉強法があります。
それは、過去問ベースの勉強法です。
具体的な進め方は以下のようになります。
- 過去問題集を全問解く(答えを見ず、しっかりと考えて解く)
- 正解、不正解に限らず解説を全て読む(全選択肢の解説を読む)
- 不正解の問題と、正解でも自分の考えと異なっていた場合や勘で正解してしまった問題はチェック
- チェックをつけた問題のみ再度解く
この2~4をチェック問題がなくなるまで、ひたすら繰り返していく。
大事なのは、実践=過去問演習です。
では、参考書はいつ使うの?と思われた方もいるでしょう。
過去問をやり込んでいくと、自分の苦手な単元や問題が必ずでてきます。
苦手が浮き彫りになってきた時(過去問2、3週目終了頃)に、苦手な部分の知識を参考書で補っていく。
これが、最も効率よく「憲法」を得点源にしていく勉強法となります。
公務員を目指している方へ
公務員試験の対策に悩む人は多いです。特に専門科目は内容も難しく勉強量も多いため、どんな勉強法が良いのか、どんな参考書や問題集を選ぶのが良いのか、迷ってしまいますよね。
受験先に専門科目がある方にとって「憲法」は、是非最初に勉強を開始し、得点源にして頂きたいと思います。
そして、他の法律科目や教養政治などの基礎知識としても役立てていきましょう!
公務員試験の合格までの道のりは長いです。
筆記試験を突破しても、内定までには論文や面接などの対策も必要となってきます。
アガルートでは、公務員試験合格を目指す方へのサポートを行っています。
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