公務員試験の勉強時間とは?区分や試験別の勉強時間と始めるタイミング
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「公務員試験の合格にはどのくらいの勉強時間が必要?」などと考えていますか。
公務員試験の合格に必要な時間は、学習方法や受験先によっても異なります。
また、公務員試験対策を効率的に行うためには、一次試験の日程から逆算して学習計画を立てることが重要です。
そのため「志望先に合格するためには何時間勉強が必要か」を適切に理解して学習計画に反映させましょう。
この記事は、公務員試験の合格に必要な勉強時間や試験対策を始めるタイミング、おすすめの勉強方法などを解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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公務員試験合格に必要な勉強時間は300〜1500時間程度
公務員試験合格に必要な勉強時間は300〜1,500時間程度と幅広いです。これは、受験する職種や区分によって必要な勉強時間が変わるためです。
受験先の状況を踏まえて勉強時間を算出し、1日の勉強時間や対策を始めるタイミングなどを判断しましょう。
ただし上記の時間はあくまでも目安であり、目安以下の勉強時間で合格できる人や、目安以上勉強しても不合格になる人が存在する点に留意してください。
公務員試験の勉強時間は1日何時間必要?
公務員試験の合格に必要な1日の勉強時間は、トータルで必要な勉強時間と、試験までの残り期間によって変わります。
例えば、大卒程度の国家公務員一般職に合格するためには1,000時間程度の学習が必要です。試験本番まで約1年間残っていると仮定すると、1日3時間程度の学習で1,000時間を達成できます。
一方で試験までの残り期間が半年しかない場合は、1日5〜6時間の学習が必要です。
合格に必要なトータルの勉強時間と、試験までの残り期間から逆算して、一日の勉強時間を算出しましょう。
必要な勉強期間は何ヶ月?
公務員試験の合格に必要な勉強期間は、合格に必要なトータルの勉強時間と、1日に確保できる勉強時間によって変わります。
例えば、合格に1,000時間程度の学習が必要な大卒程度の国家一般職を受験するとします。
また「平日2時間」「週末5時間」の勉強時間を確保できると仮定すると、約12か月で達成できる計算です。
もちろん1日あたりの勉強時間を増やせば、それだけ期間を短縮できます。
【種類別】公務員試験対策に必要な勉強時間
ここでは、種類別で公務員試験の合格に必要な勉強時間を解説します。
試験種によって必要な時間は大きく異なるため、必ず事前に確認してください。
ただし、ここで紹介する勉強時間はあくまでも目安であり、目安時間勉強しても落ちる人や、目安時間未満の勉強で合格する人もいる点に留意してください。
国家公務員・国税専門官の勉強時間
国家公務員一般職や国税専門官の勉強時間は800〜1,200時間です。
教養試験と専門試験の両方が課されて、地方上級よりも問題の難易度が高めであるため、長めの勉強時間を要する傾向にあります。
また、国税専門官の志望度が高い場合は、会計学や専門記述試験の対策も必要となるため、勉強時間を多めに見積もることをおすすめします。
地方公務員の勉強時間
都道府県庁や政令指定都市、東京特別区などを受験する場合も800〜1,200時間程度の対策が必要です。
試験の難易度自体は国家一般職よりも低い傾向にありますが、倍率は地方上級や政令指定都市の方が高いケースも多いため、勉強時間は大きく異なりません。
市役所・教養のみの勉強時間
教養試験やSPIだけで受験できる自治体については、300時間程度の対策を要します。
ただし、教養試験やSPIのみで受験できる自治体については、複数回の面接試験など筆記試験以外が重視される自治体も多いです。
そのため筆記試験対策だけでなく、入念な面接試験対策も必要となる点に留意してください。
警察官・消防士の勉強時間
警察官や消防士などの公安職の合格に必要な勉強時間は300時間程度です。
ただし、公安職の採用試験では体力検査も実施されるため、試験対策をしながら体力作りを行う必要があります。
なお、国家公務員である警察庁を志望する場合は専門試験が実施されるため、800〜1,200時間程度の対策が必要となります。
実際に公務員試験に合格した人の勉強時間【目安】
筆者は独学で以下の公務員試験に合格しています。
- 国家一般職
- 国家専門職(国税専門官)
- 地方上級(地元都道府県庁)
- 東京特別区
そして、勉強時間の合計は1,800時間程度でした。
大学3年生の春から対策を始め、ほぼ毎日4〜6時間の学習をしていました。
しかし勉強時間が1,200時間を超したあたりで、過去問はほぼすべて解けていたため、やはり合格に必要な時間は「800〜1,200時間程度」と考えられるでしょう。
【状況別】公務員試験の勉強時間と勉強を始める時期
大学生、社会人、高校生別に公務員試験合格に必要な勉強時間と勉強を始める時期について解説します。
大学生の勉強時間と始めるタイミング
大学生が国家公務員一般職や専門職を受験する場合、800〜1,200時間ほどの対策が必要です。
タイミングとしては、約1年前や大学3年生の春から対策を始める方が多いです。
ただし、単位を取り終えていて1日の勉強時間を多めに取れる人は、もう少し遅くても間に合う可能性があります。
一方で「アルバイトやサークルで忙しい」などの理由から時間を取れない場合、早い段階から対策を始める必要があります。
社会人の勉強時間と始めるタイミング
社会人が公務員試験に合格するために必要な勉強時間は概ね以下の通りです。
- 専門試験が課される大卒程度試験を受験する場合:1,000時間程度
- 教養試験のみで受けられる中途/社会人採用を受ける場合:300時間程度
社会人は平日の勉強時間をなかなか取れない方も多いため、平日と休日で分けて考えて「何か月で目安の勉強時間を達成できるか」を判断しましょう。
高卒向け(初級)の勉強時間と始めるタイミング
教養試験やSPIだけで受験できる高卒程度の地方公務員を目指す場合、300時間程度の対策が必要です。
放課後や夜、週末に確保できる勉強時間から逆算して対策を始めるタイミングを判断しましょう。
「平日2時間」「土日5時間」の学習ができる場合は、3〜4か月で達成できる計算です。
また、国家公務員一般職を受ける場合、専門試験こそ課されないものの、試験の難易度は上がる傾向にあるため、目安の勉強時間を少々上乗せして考える必要があります。
2024年12月から公務員試験を始めて合格できる?
2024年12月から公務員試験勉強を始める場合、2025年に実施される試験の区分によっては独学合格できると考えられます。
国家総合職試験や国家一般職など国家公務員試験の場合、今すぐに公務員試験対策を行わなければ合格は難しいです。国家公務員の試験は3月から4月に実施されます。試験日までの勉強期間は約4ヵ月のため、今から試験勉強を始めましょう。
国家公務員試験の難易度は他の公務員試験より高い傾向にあるため、2026年合格目標を視野に入れることもおすすめします。
地方上級の場合、勉強時間を十分に確保できるため、今から地道に勉強することで合格できるでしょう。
自治体や区分によって試験日が異なりますが4月から6月に試験が実施されます。そのため、12月から試験対策を行う場合、試験までの勉強期間は約4ヵ月~5ヵ月です。
市役所の場合、試験日までの勉強期間と、勉強期間が十分に確保することができるため、他の受験者と差をつけることができます。
個人差はありますが時間は十分にあるため、独学で合格することもできると考えられます。
短期間で効率よく試験対策を行う場合は、公務員試験対策の通信講座利用をおすすめします。
今から公務員試験対策するのは遅い?出遅れたらどうする?
「公務員試験対策で出遅れたけれど今からでも間に合う?」と悩んでいる方も多いです。
上記では公務員試験に向けて対策を始めるタイミングを紹介しましたが、始める時期が多少遅れても、工夫して対策できれば十分に間に合う可能性があります。
大学4年から勉強を開始しても間に合う?
大学4年生が6月の国家一般職や地方上級試験を目指す場合、勉強時間が足りない可能性があります。
例えば大学4年生の4月から対策を始めて、6月の試験に臨む場合、1日8時間勉強しても500時間程度しか確保できない計算です。
目安の時間より学習が足りないため、周りと同じ対策をしても不合格になる可能性が高いです。
「捨て科目を作る」「頻出問題だけを見極めて学習」などの工夫をして、いかに効率よく得点を稼げるようになるかが重要となります。
大学3年の秋から勉強を開始しても間に合う?
大学3年生の秋から対策を始めて、翌年6月の国家一般職や地方上級試験の合格を目指す場合、対策は十分に間に合います。
例えば、10月から対策を始めて6月の試験を受ける場合、1日4〜5時間の学習で1,000時間を達成できます。
また、半年程度で合格を目指せる「速習カリキュラム」を提供している公務員予備校や通信講座も多いため、決して遅いということはありません。
大学3年の冬から勉強を開始しても間に合う?
大学3年生の冬から対策を始めて、6月の国家一般職や地方上級試験の合格を目指す場合、春休みの長期休暇を有効活用できれば試験に間に合う可能性があります。
仮に大学3年生の1月から対策を始める場合、1,000時間を達成するためには1日6〜7時間の勉強が必要です。
大学に通いながらこの勉強時間を確保することは難しいため、2か月の春休みを使って時間を確保しましょう。
2月から4月上旬の春休みの間に毎日10時間勉強できれば、それだけで600時間の学習が可能です。
あとは1月・4月・5月の3か月で1日4〜5時間勉強すれば、1,000時間の勉強時間を確保できます。
また、予備校や通信講座の速習カリキュラムなどを活用して効率よく対策を行えれば、合計800時間程度の対策でも合格できる可能性があるため、十分に間に合う計算といえるでしょう。
公務員試験に合格するための5つの勉強法
上記では、公務員試験の合格に必要な時間を紹介しましたが、効率的に学習を進められれば知識の習得が速まり、必要な勉強時間は圧縮されます。
ここでは、公務員試験に合格するための5つの勉強法を解説しているため、ぜひ取り入れてください。
試験本番までの学習スケジュールを立てる
公務員試験は一次試験の日程から逆算してスケジュールを立てることが重要です。
まずは勉強時間の目安を把握して「1日何時間勉強すべきか」「何月から対策を始めるべきか」を判断しましょう。
また、公務員試験では多くの科目が課されるため、科目ごとの計画を立てることも重要です。
優先順位が高い数的処理や文章理解、憲法、民法、経済原論などから対策を始めましょう。
通信講座や予備校を活用すれば、学習スケジュールも立ててもらえます。
また、独学の場合は予備校のパンフレットなどを参考にして大まかにスケジュールを決めて、対策を進めながら調整していくことをおすすめします。
隙間時間を活用して勉強時間を作る
合格の目安となる勉強時間を確保するためにも、通勤時間や休憩時間などの隙間時間を有効に活用しましょう。
「1日3〜4時間の勉強なんて無理」と考える方もいますが、10分・15分といったスキマ時間でコツコツと学習を進めれば、十分に時間を確保できます。
また、数的処理のような思考力が必要な科目については、1日15分でも30分でも継続することが重要です。
時間がない日でも、隙間時間を使ってコツコツと対策できれば着実に力がつくため、合格は大きく近付くでしょう。
参考書と問題集を使ってインプットとアウトプットを行う
公務員試験対策は、インプットとアウトプットをバランスよく行うことが重要です。
アウトプットばかりでは、基本的な考え方が身につかず暗記の効率が低下し、応用的な問題にも対応できません。
一方でインプットばかりでは、自分が本当に理解しているかを確認できず、実際の試験でどのように出題されるかも把握できません。
そのため、参考書と問題集を使ってインプットとアウトプットを繰り返すことが重要です。
また「参考書を一周した後に問題集を一周」などではなく、単元ごとに小さく区分してインプット・アウトプットを行うことをおすすめします。
過去問から試験科目の出題傾向を把握する
試験対策を始める前に過去問に目を通して「どのような問題が出題されるのか」を確認しましょう。
また、各試験種で出題される問題の傾向も異なるため、志望先で出題されやすい論点、されにくい論点を確認してメリハリをもって対策を行うことをおすすめします。
予備校や通信講座を利用する場合は、当然出題の傾向を知ることができますが、市販の参考書でも職種ごとの頻出度に触れられているケースも多いため、参考にしてみてはいかがでしょうか。
すべての科目を満遍なく学習しようと思うと膨大な時間を要し、時間対効果も下がるため注意が必要です。
受験仲間を作りモチベーションを維持する
予備校や同じ学校内などで受験仲間を作り、モチベーションを維持することも大切です。
受験仲間がおらず一人で勉強を進める場合、学習開始当初のモチベーションが徐々に下がっていく可能性があります。
モチベーションが下がると勉強時間や集中力の低下につながり、途中で挫折してしまう原因にもなります。
一方で受験仲間がいてお互いに近況報告や情報交換をできれば、目標に向けてモチベーションの維持が可能となり、最後まで挫折せずに勉強を続けられるでしょう。
効率よく勉強して合格するならアガルートがおすすめ!
今回は公務員試験の合格に必要な勉強時間について解説しました。
公務員試験の勉強時間は受験する職種によっても異なりますが、大卒程度の国家一般職や地方上級の場合800〜1,200時間程度です。
長期的な学習を要するため、試験までの残り期間と1日に確保できる勉強時間から逆算して計画を立てましょう。
また、学習効率が上がれば、それだけ必要な勉強時間を短縮できます。
そのため、公務員予備校や通信講座を活用して効率的に対策を進めることをおすすめします。
特におすすめの方法は通信講座のアガルートの活用です。
通信講座のアガルートであれば、専門家による講義動画や回数無制限の模擬面接を自宅からでも受けることができます。
また学習サポーター制度やオンライン質問サービス、月1回のホームルームなどの充実したフォロー制度も魅力です。
デジタルブックでテキストを気軽に持ち歩け、講義音声のダウンロードも可能であるため、スキマ時間でも効率よく対策ができます。
公務員試験の合格実績が豊富で、目的に合わせたさまざまなカリキュラムが提供されているため、ぜひ検討してください。
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▶資料請求して特典を受け取るこの記事の執筆者 渡邉新太
大学現役時に以下の公務員試験に独学で合格。
・国家公務員一般職
・国税専門官
・東京特別区
・地方上級(地元県庁)
そして、公務員としての勤務を経た後に、フリーランスのWebライターとして独立。
現在は公務員時代の知識や経験を活かして、多くの方の人生の選択に役立てるよう日々奮闘しています。