【2024年合格】公務員試験の行政法対策おすすめ参考書・問題集4選
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本記事では、公務員試験のおすすめの行政法参考書と問題集を紹介します。
「公務員試験の行政法対策にはどんな参考書や問題集を使うのがいいの?」と悩んでいませんか?
試験範囲の広い公務員試験に合格するためにも、良いテキストを使って効率よく学習したいですよね。
行政法の勉強方法についても解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
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公務員試験に出る行政法とは?
行政法は「行政に関する法律をまとめた物の総称」です。公務員試験においては専門科目のひとつで、同じ法律科目の憲法・民法と並んで出題数も多く重要度の高い科目です。
職種にもよりますが、大体40問中5問ほど出題されます。
問題形式は一般的に五肢択一式です。選択肢から妥当なもの1つを選ぶ形式が中心ですが、国家公務員試験では複数の組み合わせから妥当なものを選ぶ問題もあります。
東京都庁では記述式となるため、行政法を選択する場合は周到な学習が必要です。
行政法は大きく以下の3つの分野に分けられます。
- 組織法:行政の組織に関する分野 例)国家行政組織法、内閣法、地方自治法
- 作用法:行政の活動に関する分野 例)行政手続法、行政代執行法、個人情報保護法
- 救済法:行政の活動によって被害を被った国民を救済する方法に関する分野
例)行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法
公務員試験では特に③の救済法に関わる分野の問題が多く出題されます。具体的に言うと行政事件訴訟、国家賠償法などに関する問題です。
職種によって出題傾向も異なり、地方上級試験では地方自治が頻出テーマである一方、国家公務員ではほとんど出題されません。
行政法のおすすめ参考書・テキスト2選
本章では、公務員試験の行政法を勉強するうえでおすすめの参考書・テキストを紹介します。
『寺本康之の行政法ザ・ベスト ハイパー』
「ザ・ベスト」は、わかりやすく噛み砕いた解説が人気の公務員試験対策シリーズです。
行政法編は図も豊富で理解がしやすく、各テーマの重要度や各判例の頻出度も記載されているため、一目で重要項目の確認ができます。
テキストではありますが、理解度チェックができる一問一答や過去問も掲載されています。
2020年発売の旧版「寺本康之の行政学ザ・ベスト プラス」に対応した無料講義動画もYouTube上で視聴可能ですので、学習の際参考にしてみるといいでしょう。
『伊藤塾の公務員試験「行政法」の点数が面白いほどとれる本』
法律をこれまで学んだことがない初学者向けの行政法参考書。
公務員試験の合格ラインである7割得点を目標につくられた参考書であるため、必須のテーマや内容のみをカバーしています。
「初めて見る問題でも解けるようになる応用力をつけるためには、暗記よりも内容理解が必要」という考えのもと書かれており、非常にわかりやすいつくりになっています。
オールカラーでイラスト付きなので見やすく読み進めやすいです。
行政法のおすすめ問題集2選
つづいて、行政法のおすすめ問題集を2冊紹介します。
『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ7 行政法』
公務員試験対策定番の過去問題集、通称「スー過去」は行政法の対策にもおすすめです。
人気の理由は問題集でありながら各テーマの要点がよくまとまっている点、各選択肢についての解説が細かい点などにあります。
また圧倒的問題数を誇り、国家総合職・一般職・専門職や地方上級、市役所など幅広い試験を網羅している点もあげられるでしょう。
過去15年の出題傾向を分析し、テーマごと、職種別に出題頻度も記載されているので受験先に対応した対策がしやすくなっています。
『2024-2025年合格目標 公務員試験 本気で合格!過去問解きまくり! 【12】行政法』
スー過去と並んで人気の「解きまくり!」シリーズの行政法編も、やはりおすすめです。
「解きまくり!」シリーズの特徴は、毎年改訂版が発売されるため、前年の公務員試験に実際に出題された最新の過去問が収録されている点にあります。
また「解きまくり!」を使ったおすすめの学習方法を目標正答率別に紹介していたり、「基本をおさえた必修問題」から「応用レベルの実践問題」へレベルアップするつくりになっていたりと、迷える学習者を導いてくれる親切な構成になっています。
行政法を勉強するポイント
ここまで行政法を勉強するうえで、おすすめの参考書と問題集を紹介してきました。それでは具体的に、どのように行政法の学習を進めていけばいいのでしょうか。
学習をはじめるタイミングは、憲法の学習の後がいいでしょう。行政法は、ある程度法律の素養を身につけてから取り組んだ方が、理解がしやすいからです。
行政法は効率よく学習するためにも過去問題集から始めましょう。
過去問を見ることで実際にどんな問題が出題されるか、どんな点に注意して学習していくべきかがわかるからです。
その際、受験先の出題傾向を確認・意識しながら取り組むことも大切です。
まずは問題を解こうとするのではなく、過去問に載っている各選択肢を正文化していきましょう。
各選択肢の誤り部分に正答を書いていくことで、問題文の着目すべき点がわかりますし、正しい答えも覚えられます。
この時、赤やオレンジのペンで書き込みを行うと、後ほど赤シートを使った学習がしやすくなるのでおすすめです。
参考書は、問題集を解いていてわからない部分や詳しい解説が必要な際に使用しましょう。
公務員試験のなかで、行政法は比較的難易度が低く得点源にしやすい科目です。
学習開始当初は難しく感じるかもしれませんが、学習をすればきちんとその分得点に結びつきますので、問題集を周回して攻略しましょう。
公務員を目指している方へ
今回は公務員試験の行政法対策でおすすめの参考書・問題集、そして勉強方法を紹介しました。
行政法は出題数も多く、絶対に攻略しておきたい科目のひとつです。法律用語が多く、始めのうちは難しいと感じるかもしれませんが、学習を続けていくことで得点源になっていくはずです。
行政法の学習は憲法の学習後に始めましょう。
受験先の出題傾向を確認しながら過去問を中心に学習をしていきます。参考書は補助的に使用するのがおすすめです。
アガルートアカデミーでは公務員を目指している方へ無料の受講相談やパンフレット配布を行なっています。
独学で煮詰まっている方、効率よく学習したい方は是非ご活用ください。
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