1級建築施工管理技士の第二次検定を徹底攻略!対策や勉強方法まとめ!
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1級建築施工管理技士の第二次検定の難易度の高さや経験記述の対策について、お悩みの方は多いのではないでしょうか。
このコラムでは第二次検定の出題内容や合格率、試験日程、受験資格など幅広く解説します。
効果的な対策や独学で合格できるかにも触れたため、第二次検定に対する不安のある方はぜひ最後までご覧ください。
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1級建築施工管理技士の第二次検定とは?
1級建築施工管理技士の試験には「第一次検定」と「第二次検定」があります。
第一次検定に合格すると1級建築施工管理技士補、第二次検定に合格すると1級建築施工管理技士の国家資格を取得することが可能です。
ここからは、より詳しく第二次検定の概要を見ていきましょう。
第二次検定の出題内容
第二次検定の出題内容は次の通りです。
出題区分 | 出題数 | 出題形式 |
施工経験記述 | 1 | 記述 |
仮設工事・災害防止関係 | 1 | 記述 |
施工管理 | 1 | 記述 |
仕上げ施工 | 1 | 記述 |
躯体施工 | 1 | 五肢一択(マークシート) |
法規関係 | 1 | 五肢一択(マークシート) |
6問すべて必須問題で、特に経験記述は合否を左右する重要な問題となります。
第二次検定の合格率
2024年の第二次検定の合格率は40.8%でした。
下表は過去6年間の受験者数・合格者数・合格率です。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2024(令和6)年 | 14,816 | 6,042 | 40.8% |
2023(令和5)年 | 14,391 | 6,544 | 45.5% |
2022(令和4)年 | 13,010 | 5,878 | 45.2% |
2021(令和3)年 | 12,813 | 6,708 | 52.4% |
2020(令和2)年 | 16,946 | 6,898 | 40.7% |
2019(令和元)年 | 15,876 | 7,378 | 46.5% |
直近6年間の合格率は40%〜52%付近を推移しており、2024年の結果は例年より「低め」と言えます。
第二次検定の試験日程
直近の第二次検定は、2025年(令和7年)10月19日(日)に実施予定です。
申込期間、試験日、合格発表日は以下の通り。
日程 | |
申込期間 | 2025年2月14日(金)~2月28日(金) |
試験日 | 2025年10月19日(日) |
合格発表日 | 2026年1月 9日(金) |
第二次検定は例年10月ごろに実施され、1月ごろに合格発表されています。
第二次検定の受験資格
1級建築施工管理技士の第二次検定の受検資格は次の通り。
区分 | 受検資格 |
1級第一次検定合格者 | ・実務経験5年以上・特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上・監理技術者補佐としての実務経験1年以上 |
2級第二次検定合格者 | ・実務経験5年以上・特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上 |
1級第一次検定受検予定、および2級第二次検定合格者 | ・実務経験5年以上・特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上 |
一級建築士試験合格者 | ・実務経験5年以上・特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上 |
特定実務経験とは、建設業法が適用される請負金額4,500万円(建築一式工事は7,000万円)以上の建設工事において、監理技術者・主任技術者の指導の下で行った施工管理の実務経験を指します。
また、特定実務経験には自身が監理技術者若しくは主任技術者として行った施工管理の実務経験も含まれます。
監理技術者補佐とは、建設業法第26条第3項に定める監理技術者を補佐する者のことです。
以上から、1級建築施工管理技士の第二次検定を受験するには、長期の実務経験もしくは階級の高い立場での経験が求められるといえるでしょう。
1級建築施工管理技士の第二次検定の対策
1級建築施工管理技士の第二次検定は、以下の分野ごとに対策することが重要です。
- 施工経験記述
- 安全管理
- 施工管理
- 仕上工事
- 躯体工事
- 法規
施工経験記述
施工経験記述の対策は、事前作成と反復練習を行い「本試験で書けるようになる」まで暗記することです。
例年、施工経験記述は「工程管理」「品質管理」「建設による副産物への対策」のいずれかが出題されるため、自身の施工経験をもとに記述できるよう練習しましょう。
特に工事概要は、指導的実務経験や工事規模、建築物の正式名称や住所を正確に記述する必要があります。
事前にテンプレートを用意し、上司や試験経験者に添削してもらうことで、客観的な視点で文章をチェックしてもらいましょう。
通信講座、予備校の添削サービスを活用するのもおすすめです。
独学だと内容の偏りやミスに気づきにくいため、他者の意見を取り入れることを意識してみてください。
安全管理
安全管理の対策は、過去問を繰り返し解き、記述形式に慣れることになります。
現場での安全管理や関連法規の知識を問われるため、共通項目を暗記し、違いを理解しながら第一次検定で学んだ「仮設・安全管理に関する内容」を文章で書けるようにしましょう。
なお安全管理の記述では、「〜に留意する」といった現在形で書くのがポイント。
足場の種類と適用範囲、クレーンの安全装置、労働災害防止対策などが出題されるため、それぞれの項目を確実におさえる必要があります。
普段から業務で工事計画や安全管理に携わっている人にとっては取り組みやすい内容ですが、経験がない場合は安全規則や関連法規を重点的に学んでください。
施工管理
施工管理では、工程管理・品質管理・原価管理など、施工管理全般の知識が問われます。
基礎を理解するとともに、実践的な問題に取り組むことが重要です。
工程管理ではバーチャート工程表や、近年頻出されるネットワーク工程表の作成方法を確実に理解しておいてください。
また第一次検定で出題される「フリーフロート」や「クリティカルパス」などの用語を正確に覚えることも大切です。
品質管理では、品質管理図の読み取り方や品質検査の手法をしっかり習得しましょう。
原価管理ではコスト計画や管理手法の理解を確実に。
加えて、施工計画の立て方や工程表の構成、各種管理図表の味方についても確実に押さえておきましょう。
仕上工事
仕上げ工事は、内外装の仕上げ材料の特性、施工方法、施工上の留意点などが問われます。
対策は、過去問を解きつつ第一次検定の復習も並行して行うこと。
タイル工事・塗装工事・石工事・金属工事などの知識を固めておくことが重要です。
仕上げ材料の選定・下地処理・施工手順といったポイントをおさえておきましょう。
躯体工事
躯体工事の問題は毎年形式が変わるため、過去10年分程の問題を解いて傾向をつかみましょう。
土木・鉄筋コンクリート・鉄骨といった躯体に関する問題が出題され、特に「鉄筋」「コンクリート」に関しては第一次検定の知識を活かすことが可能です。
躯体工事やゼネコンの経験者にとっては取り組みやすい区分ですが、実務経験が少ない方は難しく感じるかもしれません。
法規
法規の区分では、建築基準法、建設業法、労働安全衛生法といった建築関連法規に関する深い理解が求められます。
法律の目的・規定・罰則規定などを正確に覚え、条文の細かい言い回しや法律間の関連性を確実におさえましょう。
穴埋め問題は条文の特定の箇所を問われる問題が出題されるため、条文の細部まで理解し暗記することが重要です。
1級建築施工管理技士の第二次検定は独学できる?
1級建築施工管理技士の第二次検定を独学で合格することは非常に難しいです。
理由として、第二次検定の近年の合格率は40%〜52%とあまり高くないことがあげられます。
また第二次検定の合否を左右する経験記述は、独学での対策が難しい分野です。
論理的な構成・内容が求められますが、独学では質問ができず客観的なアドバイスもないため、合格ラインを超えるのは簡単ではありません。
通信講座で勉強するのがおすすめ!
1級建築施工管理技士の第二次検定対策を効率的に行うなら通信講座がおすすめです。
通信講座には以下のメリットがあります。
- 体系的な学習
基礎から応用まで、体系的に学習できるカリキュラムで学べる - 質問制度
疑問点があれば講師やスタッフに質問ができる - 柔軟な学習スケジュール
仕事や家事、育児と両立しながら、自分のペースで学習できる - 繰り返し復習可能
テキストや動画を何度でも見直せるため、知識を確実に習得できる - 幅広い学習範囲を短期間で学習
1級建築施工管理技士の広範な試験範囲を頻出事項に絞って短期間で学べる - 経験記述の添削
専任講師による添削を受けられるため、自分の記述力のレベルを客観的に把握し、改善できる
先述のとおり1級建築施工管理技士の第二次検定は、独学で合格することの難しい試験です。
特に経験記述は対策しにくいため、通信講座を利用して講師による添削指導を受けましょう。
まとめ
1級建築施工管理技士の第二次検定は、近年の合格率が40%〜52%と難易度が高く、独学での合格は非常に難しいです。
特に、施工経験記述では論理的な構成と実務経験に基づく具体的な内容が求められるため、独学では十分な対策をしにくくなります。
また1級建築施工管理技士の第二次検定の出題範囲は非常に広いため、網羅的かつ重点を絞った学習が必要です。
効率的に学び、最短で合格を目指したい方は、講師のサポートを受けながら学べる建築施工管理技士講座をチェックしてみてください。
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