1級建築施工管理技士の第一次検定を徹底解説!試験内容や勉強方法、応用問題の対策も解説!
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります

1級建築施工管理技士の資格を取得するには、まず第一次検定に合格する必要があります。
しかし、これから受験する方は、「どんな試験なの?」「試験内容は?合格率は?受験資格は?」といったさまざまな疑問を抱えているのではないでしょうか。
当コラムでは、1級建築施工管理技士の第一次検定について、試験内容や合格率などの概要や最難関といわれる応用問題への対策まで詳しく解説。
おすすめの勉強方法も開設するので、ぜひ参考にしてください。
建築施工管理技士試験の合格を
目指している方へ
- 自分に合う教材を見つけたい
- 無料で試験勉強をはじめてみたい
アガルートの建築施工管理技士試験講座を
無料体験してみませんか?


最短合格法特別動画プレゼント!
実際に勉強できる!建築施工管理技士試験のフルカラーテキスト
1分で簡単!無料
▶資料請求して特典を受け取る目次
1級建築施工管理技士の第一次検定とは?
1級建築施工管理技士試験には「第一次検定」と「第二次検定」があり、それぞれ独立した試験として実施されています。
第一次検定に合格すると1級建築施工管理技士補、第二次検定に合格すると1級建築施工管理技士の国家資格を取得可能です。
第一次検定の試験内容
1級建築施工管理技士の第一次検定は、マークシートを用いた選択式です。
全72問に対して必要解答数は60問、うち31問が必須解答となります。
下記表は、最新の令和6年(2024年)に実施された第一次検定の試験内容をまとめたものです。
出題分野 | 総問題数 | 必須 | 選択 | 解答形式 |
建築学一般 | 15問 | 6問 | 6問/9問中 | 四肢択一 |
施工共通 | 5問 | 5問 | – | |
躯体工事 | 10問 | – | 8問/10問中 | |
仕上げ工事 | 10問 | – | 7問/10問中 | |
施工管理法 | 10問 | 10問 | – | |
法規 | 12問 | – | 8問/12問中 | |
施工管理法(応用能力問題) | 10問 | 10問 | – | 五肢択一 |
前回は「必要解答数の60%以上」かつ「応用能力問題の60%以上」の合格基準が設定されていました。
第一次検定の合格率
令和6年に実施された第一次検定の合格率は36.2%でした。
下記表は、直近6年の1級建築施工管理技士の第一次検定の合格率をまとめたものです。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和6年(2024年) | 37,651 | 13,624 | 36.2% |
令和5年(2023年) | 24,078 | 10,017 | 41.6% |
令和4年(2022年) | 27,253 | 12,755 | 46.8% |
令和3年(2021年) | 22,277 | 8,025 | 36.0% |
令和2年(2020年) | 22,742 | 11,619 | 51.1% |
令和1年(2019年) | 25,392 | 10,837 | 42.7% |
直近のデータでは、合格率が36〜50%ほどを推移しています。
令和6年は例年よりも受験者数が多かった一方、合格率は36.2%とやや低めの結果でした。
第一次検定の試験日程
令和7年の第一次検定の試験日程は以下のとおりです。
申請受付期間 | 2025年2月14日(金)〜2月28日(金) ※新規受験者は~4月7日(月) |
試験日 | 2025年7月20日(日) |
合格発表日 | 2025年8月22日(金) |
第一次検定は例年7月頃に実施され、8月頃に合格発表されています。
第一次検定の受験資格
第一次検定の受験資格は、試験を実施する年に「満19歳以上」となることです。
高校卒業後の社会人や大学生など、若い層でも受験できる試験となっています。
1級建築施工管理技士の応用問題の対策
第一次検定の応用問題は「10問中6問以上正解」の合格基準が定められており、1級建築施工管理技士の検定において難関のひとつとされています。
決まった対策はありませんが、直近で頻出している「数値を問われる問題」は徹底的に対策しておきましょう。
特に「躯体工事」や「仕上げ工事」に関する分野では、数値を問われる問題が出されやすいです。
正しい数値を記憶しておかないと、五肢択一問題で紛らわしい数値を並べられたら対応できません。
本試験で過去の出題内容と同じものが問われた例もあるため、過去問を繰り返し解いて頻出の数値を覚えておくのもおすすめです。
第一次検定の出題範囲は広いですが「薄く広い」学習でなんとなく理解せず、細かな数値までしっかりと把握しましょう。
1級建築施工管理技士の第一次検定の勉強方法
1級建築施工管理技士の第一次検定のおすすめ勉強方法は以下のとおりです。
- 学習計画を立てる
- 知識を身につける
- 過去問題を繰り返し解く
学習計画を立てる
最初に学習計画を立てることは非常に重要です。
1級建築施工管理技士の第一次検定は出題範囲が広く、中でも応用問題では深いレベルでの知識を問われます。
試験日までの期間や自身の生活から余裕をもった計画を立てて、無理なく学習を進められるよう準備しましょう。
注意点として、計画を立ててもプラン通りに実行できなくては意味がありません。
特に独学では計画を守れず挫折する可能性が高いため、適度に休息を取ったり長い目で学習を進めたりと、学習ペースやモチベーションを維持する工夫をしてください。
知識を身につける
必要な知識は細かい数値もおろそかにせず、しっかり身につけましょう。
学習の順番や費やす時間はそれぞれの知識量や得意分野によりますが、配点の比重を考慮した場合、以下の優先順位で勉強するのがおすすめです。
- 建築学(必要回答数の33%)
- 施工管理法(必要回答数の33%)
- 法規(必要解答数の13%)
- 施工管理法・実地(正答率60%以上が必要)
1級建築施工管理技士の第一次検定は必要解答数の60%以上が合格基準となるため、高配点の科目を重点的に学ぶことが攻略のカギです。
特に建築学と施工管理法は出題範囲が広く、時間をかけて対策すべき科目といえるでしょう。
また、法規科目では過去問題にない最新の法改正が出題される可能性があります。
常に業界の最新情報に注意し、関連法の改正があった場合はしっかりと内容を確認しておいてください。
過去問題を繰り返し解く
ある程度の知識がついてきたら、過去問題を繰り返し解いてみましょう。
本試験で実際に出題された問題に挑戦することでより実践的に知識を試せるだけでなく、苦手分野の発見や頻出問題の把握などにも繋がります。
演習を通してよく問われる数値や語彙をしっかりと記憶すれば、択一問題で紛らわしい選択肢が提示されても対応できるはずです。
特に大切なのは、「自分が何を苦手としているか」を明確にすること。
苦手科目に学習時間を費やしたり同系統の問題を重点的に解いたりと、学習計画を最適化して試験に備えましょう。
まとめ
当コラムでは、1級建築施工管理技士の第一次検定について、以下の内容で解説しました。
- 第一次検定はマークシートの選択式で実施される
- 直近6年間の合格率は36〜50%ほど
- 例年7月頃に実施され、8月頃に合格発表がある
- 受験資格は、受験年度に満19歳以上になっていること
- 応用問題の対策は「数値」をしっかり押さえるのがおすすめ
- 過去問を繰り返し解いて苦手分野を明確にすることが大切
第一次検定の合格には「必要解答数の60%以上」かつ「応用能力問題の60%以上」の得点が必要なため、応用問題をいかに対策するかが重要です。
しかし応用能力問題は難易度が高く、深い知識や細かな知識の把握が求められます。
独学での対策に限界を感じるようであれば、アガルートの建築施工管理技士講座がおすすめ。
スキマ時間を活用して学習できるよう設計されているため、まとまった学習時間を取りにくい方でも、しっかりと知識を深めて本番に臨めるでしょう。
建築施工管理技士試験の合格を
目指している方へ
- 建築施工管理技士試験に合格できるか不安
- 勉強をどう進めて良いかわからない
- 勉強時間も費用も抑えたい
アガルートの建築施工管理技士試験講座を
無料体験してみませんか?


最短合格法特別動画プレゼント!
実際に勉強できる!建築施工管理技士試験のフルカラーテキスト
1分で簡単!無料
▶資料請求して特典を受け取る
追加購入不要!これだけで合格できるカリキュラム
充実のサポート体制だから安心
SATEラーニングシステムで学習状況が一目でわかる!