介護福祉士になるには、介護福祉士国家試験に合格する必要があります。

学習が進んでくると、腕試しに模擬試験を受けてみたいとお考えの方も多いでしょう。

このコラムでは、介護福祉士試験のおすすめ模試4選に加えて、無料で受験できる模試も紹介します。

是非参考にしてみてください。

【2024年度】介護福祉士の模擬試験おすすめ4選

介護福祉士のおすすめ模擬試験は以下の4つです。

ここでは、回数・価格・日程（期間）などを一覧にまとめました。※会社名をクリックすると、各詳細にジャンプできます。

会社名	回数	価格（税込）	受験場所	日程／期間
中央法規	全2回	5,500円／回 第1回・第2回セット：9,900円	自宅	2024年6月中旬～2025年1月6日 ※回答受付期間
三幸福祉カレッジ	全1回	会場：18,700円 自宅：15,400円	会場 自宅	2024年11月～12月 ※会場受験の場合
未来ケアカレッジ	全1回	8,250円 ※2024年8月31日までの申込で7,370円	会場 自宅	2024年12月下旬 ※会場受験の場合
資格の大原	全1回	6,300円	会場 自宅	2024年12月15日 ※会場受験の場合

ここからは、それぞれの模試について詳しく紹介していきます。

中央法規

中央法規の介護福祉士模擬試験には、これまで延べ40万人が受験している実績があります。

第1回、第2回に分けて実施されており、いずれも国家試験レベルの難易度となっています。両方を受けることで、実力固めがより確実となることでしょう。

第1回のみ、第2回のみの受験も可能ですが、セットでの申し込みで割引が適用されます。

■ 2024年度介護福祉士全国統一模擬試験

• 回数：全2回
• 価格
  5,500円／回
  第1回・第2回セット：9,900円
• 受験場所：自宅
• 期間：2024年6月中旬～2025年1月6日
  ※回答マークシート受付期間

三幸福祉カレッジ

三幸福祉カレッジの介護福祉士模擬試験は、会場受験と自宅受験から、自身に合った方法を選べます。

解答分析とコメントがついてくるほか、科目ごとの点数もわかるので、苦手分野の把握と対策の指針にできるのも嬉しいポイントです。

また、全国の受験者の中での順位がわかるので、今の自分の実力を知ることができます。

■ 全国統一模擬試験 会場模試・自宅模試

• 回数：全1回
• 価格
  会場：18,700円
  自宅：15,400円
• 受験場所：会場・自宅
• 日程：2024年11月～12月
  ※会場受験の場合

未来ケアカレッジ

未来ケアカレッジの介護福祉士模擬試験は、実際の試験と同じ時間帯・形式で、本番の雰囲気を疑似体験することができます。

採点は模試受験の直後に実施するので、自分の実力をすぐに把握することが可能です。

また、試験問題の解説も付くので、試験後の復習も効率的に行えます。

会場模試が難しい場合は、自宅模試も選択可能です。

■ 介護福祉士筆記試験対策講座 公開模試コース

• 回数：全1回
• 価格：8,250円
  ※2024年8月31日までの申込で7,370円
• 受験場所：会場・自宅
• 日程：2024年12月下旬
  ※会場受験の場合

資格の大原

資格の大原の介護福祉士模擬試験は、学習経験者や独学者の方の学習の総仕上げにおすすめです。

本試験レベルの問題を演習することで、時間配分や解答テクニックを身につけながら実力判定を行うことができます。

受験場所は会場と自宅から選択可能。試験直前の最後の力試しとして、活用しましょう。

■ 2025年1月受験対策 全国統一公開模擬試験

• 回数：全1回
• 価格：6,300円
• 受験場所：会場・自宅
• 期間：2024年12月15日
  ※会場受験の場合

無料で受験できる介護福祉士の模擬試験

資格の大原では、無料で受験可能な「介護福祉士無料実力診断模試」を開催しています。

大原オリジナルの模擬問題で、現時点の実力を無料で診断してくれます。

Zoomを用いたオンライン模試なので、自宅から気軽に受験が可能。

受験者は、学習方法のアドバイスも受けられます。受験に対して不安を感じている人は、ぜひ活用してみましょう。

■ 介護福祉士無料実力診断模試

• 受験場所：自宅
• 日程：
  2024年7月27日（土）11:00～13:00　※予約受付は7月26日（金）12:00まで
  2024年10月5日（土）11:00～13:00　※予約受付は10月4日（金）12:00まで

介護福祉士模試を受けるべき時期は？

介護福祉士試験は毎年、1月下旬に開催されます。

その1〜3ヶ月前には総仕上げの学習をしておくことが望ましいことから、模試を受けるのは10～12月頃が適しています。

模擬試験までには、全分野の学習を一通り済ませておくよう心がけましょう。この時点では多少、苦手と感じる部分があっても心配ありません。

そして10〜12月頃に、本番を想定して模試を受けます。自宅受験の場合にも、必ず本番に近い環境で臨むよう心掛けましょう。

模試の結果は、学習の進捗を確認する重要な目安となります。

介護福祉士試験の合格ラインは、正答率60％前後とされています。そのため、模試の正答率が60％以上であれば、現状の学習進捗で問題ないということになるでしょう。

もし正答率が低かった場合には、勉強時間や学習計画を見直すべきです。

模試の受験には、本試験の予行練習ができること、自分の苦手分野を知ることなど、さまざまなメリットがあります。

模擬試験を上手に活用して、介護福祉士試験の合格を目指しましょう。