ITパスポート試験のバウチャーとは?メリットや使い方など詳しく解説!
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ITパスポート試験には通常の申し込みのほかに、「バウチャー」を利用して受験する方法もあります。
団体受験の場合に購入されることが多いバウチャーは非常に便利なものですが、注意すべき点も。
「どうやって申し込めばいいの?」と詳しい情報を探している方もいるでしょう。
当コラムでは、ITパスポート試験のバウチャー申し込みについて、概要やメリットなどを解説します。
バウチャー受験を検討している方はぜひ参考にしてください。
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ITパスポート試験のバウチャーとは?
ITパスポート試験のバウチャーとは、ITパスポート試験の受検申込に利用できる前売り式の電子チケットです。
1〜9,999枚まで一括で購入することができ、学校・企業などで大人数が一度に受験したい場合に便利。
理由を問わず購入後の返金や譲渡はできないため、一括購入の際は必要枚数などを事前にしっかり確認しましょう。
代金は1枚7,500円です。
購入から1年間受験申し込みに使用できるため、具体的な受験日が決まっていない段階でも人数が確定していれば購入できます。
なお、2026年4月27日以降のITパスポート試験の実施が一時休止にすることに伴い、バウチャーチケットの購入申し込みは2025年11月30日で一時停止となります。
2025年4月26日以降に発行されたバウチャーチケットの有効期限は、どの期間に購入しても一律2026年4月26日までとなるため、購入の際は注意しましょう。
参考:2025年4月26日以降に発行するバウチャーチケットに関する重要なお知らせ
また、バウチャーチケットの購入者には受験者の詳細な成績が提供されます。
団体受験の際に個人の成績が管理しやすいなどのメリットはありますが、購入者側は受験者側のプライバシー管理に十分配慮する必要があるでしょう。
ITパスポート試験のバウチャーのメリット
ITパスポート試験のバウチャーチケットを利用するメリットとしては、主に以下のような点が挙げられます。
- 9,999名分まで一括購入できるため、各人の支払い手続きが不要
- 購入者は受験者の成績を閲覧できるため、受験状況の把握や成績管理に便利
- 電子チケットのため紛失の心配がない
特に、人数分の一括購入ができることで手続きを簡潔にできるメリットは大きいでしょう。
受験者全員の足並みが揃わない・購入忘れなどのトラブルは、バウチャー受験では起こりません。
また、ITパスポート試験をバウチャーチケットで受験した場合、バウチャーチケットの購入者は各受験者の受験状況や成績を閲覧できます。
メンバーの学習進捗や成績を管理しやすく、状況に応じた指導などを行いやすい点はメリットです。
電子チケットならではのメリットとして、紛失の心配がないことも挙げられます。
総合的に、複数の受験者をスムーズに管理しやすい点がITパスポート試験をバウチャー受験する最大のメリットといえるでしょう。
ITパスポート試験のバウチャーの購入・使い方
ここでは、次にITパスポート試験のバウチャーチケットの購入方法・使い方について解説します。
- 購入者IDの登録・ログイン
- バウチャーチケットの申し込み・購入
- バウチャーチケットを使って受験申込
- バウチャーの申込状況・成績情報の確認
購入者IDの登録・ログイン
ITパスポート試験をバウチャーチケットで受験する際は、まず公式サイトで「購入者ID」の登録とログインを行います。
すでに利用者として登録している場合も、「利用者ID」とは別にバウチャー購入用のID登録が必要です。
購入者IDには有効期限があり、最後にバウチャーが発行されてから2年間有効。
ID登録をしただけでバウチャー自体の購入は行わなかった場合は、1年で失効します。
購入者IDでログインすると、バウチャーの購入申し込みだけでなく領収書のダウンロードやチケット利用の状況確認なども可能です。
なお、購入者IDの登録には有効なメールアドレスが必要です。
購入情報などの重要なメールが送信されるため、受信環境は事前に準備しておきましょう。
バウチャーチケットの申し込み・購入
購入者IDの登録とログインが完了したら、人数分のバウチャーチケットを申し込みます。
一度に申し込める枚数は1〜9,999枚で、1枚単位で購入が可能です。
バウチャー購入後の払い戻しや換金、再発行はできません。
必要枚数を間違えてしまった場合もキャンセルなどはできないため、申し込み内容は事前に要チェックしましょう。
購入可能枚数の上限が9,999枚と大きいため、枚数の誤入力にも注意してください。
バウチャー購入は、購入者IDの取得者によって行われたとみなされます。
ID取得者と購入申込者が別という場合でも、受験料の請求はID取得者に対して行われることもご留意ください。
バウチャーチケットを使って受験申込
バウチャーチケットが購入できたら、購入者はバウチャーを使用する受験者本人に「購入者ID」と「チケット番号」を提示します。
受験者は受け取ったチケット番号によって受験を申し込み、バウチャーで決済を行いましょう。
なお、購入者は受験者にチケット情報を渡す際に「成績情報を購入者が参照できる」ことを知らせる必要があります。
受験者が成績の閲覧に承諾しない場合はバウチャーチケットでの受験はできないため、事前にしっかり説明を行いましょう。
受験申し込み後、受験者は試験当日までに利用者マイページから「確認票」のダウンロードと印刷を行います。
確認票には受験当日に必要な「受験番号」「利用者ID」「確認コード」が記載されているため、必要書類として忘れずに印刷するようにしてください。
印刷できない場合は、受験番号などを別紙に控えて会場に持参することも可能です。
また、受験当日には顔写真つきの本人確認書類が必要です。
バウチャー受験・それ以外を問わず「受験票」と「本人確認書類」は必ず必要になるため、スムーズな受験のために事前準備は欠かさず行いましょう。
バウチャーの申込状況・成績情報の確認
バウチャーチケットの購入者は、バウチャーの申し込み状況や受験生ごとの成績情報を閲覧することができます。
メンバーごとに個別受験する場合はチケットごとの利用状況や申し込み期限を確認し、必要に応じて受験を促すといった措置を行うとよいでしょう。
科目ごとの詳細な正答率もわかるため、個別に指導する際の参考として役立てられます。
残念ながら不合格だったという場合も、得点できなかった部分を分析することで次に活かすなどの工夫を取り入れてさらなる学習の深化に繋げられればベストです。
ITパスポート試験のバウチャーの有効期限はいつまで?
ITパスポート試験のバウチャーチケットの有効期限は、発行後1年間です。
購入後は有効期限の変更や延長はできないため、大まかにでも全員の受験予定が固まってから購入するとよいでしょう。
受験状況はチケットごとに管理できるため、購入後1年以内に受験する予定のあるメンバーの分は一括で購入できます。
先にチケットを購入しておき、自分のペースで十分に学習してから受験に臨める点で優れた制度といえるでしょう。
ただし、うっかり有効期限を過ぎてしまっても払い戻しはできません。
個別に受験する場合は全員でしっかりスケジュール管理を行い、バウチャーが無駄にならないよう気をつけてください。
ITパスポート試験のバウチャーの料金は?割引はある?
ITパスポート試験のバウチャーチケットの料金は、1枚7,500円。
ひとりあたりの受験料は個人申し込みと同額です。
また、実施機関による団体割引などは実施されていません。
バウチャー購入代金の支払いは銀行振込で行い、購入手続き後に口座番号や金額が記載されたメールが購入者宛てに届きます。
大人数での受験の場合は高額になる可能性もありますが、分割振込はやめましょう。
入金確認に時間がかかり、バウチャーの発行が遅くなる恐れがあります。
領収書や、企業や学校宛ての請求書を発行することも可能です。
請求書が必要な場合は情報処理推進機構公式サイトのお問合せフォームに購入者IDや購入金額などの必要事項を明記のうえ、問い合わせを行なってください。
ITパスポート試験のバウチャーの注意点
ITパスポート試験の受験にバウチャーチケットを使用する際の注意点は以下の3点です。
- 支払い後のチケット代金は返還されない
- 受験料改訂後の試験には利用することはできない
- 成績情報等がバウチャー購入者に提供される
支払い後のチケット代金は返還されない
ITパスポート試験のバウチャーチケットを購入した場合、支払い後のチケット代金は理由を問わず返還されません。
さらに、チケットの換金や払い戻し、再発行にも未対応。
一度発行したチケットは、何があってもキャンセル扱いにはできないため注意しましょう。
「購入時に枚数をご入力した」などのミスだけでなく、「予定していた枚数が必要なくなった」のようなトラブルも返金の理由とはみなされません。
ITパスポートのバウチャーチケットは1枚7,500円の費用がかかるため、購入手続き時は不備がないよう特に気をつけましょう。
受験料改訂後の試験には利用することはできない
ITパスポート試験の受験料に改訂があった場合、改訂前のバウチャーチケットで改訂後の試験を受験することはできません。
例えば、現在のバウチャーは1枚7,500円。
仮に今後の改訂によって受験料が8,000円に引き上げられた場合、現在発行されているチケットで受験できる範囲は「改訂前料金」で実施される試験のみとなります。
「改訂前料金」の期間内にバウチャーを利用できなかった場合も返金対応はされないため注意しましょう。
「空席がなかった」など事情があった場合も不可です。
成績情報等がバウチャー購入者に提供される
バウチャーチケットを使用して受験する場合、チケット購入者は受験者ごとに以下の情報を参照することができます。
- 受験番号
- 受験日
- 指名
- 評価点
- 合格証書番号
- 正答率
購入者は受験者に情報提供が行われる旨を説明する義務があり、受験者は成績情報が提供されることを承諾する必要があります。
受験者が申し込み時に情報提供に同意しない場合、バウチャーチケットによる受験はできません。
まとめ
当コラムでは、ITパスポート試験のバウチャーについて以下の内容で解説しました。
- ITパスポート試験のバウチャーとは、団体受験の際に使える電子チケットのことである。
- バウチャーを利用するメリットは、複数枚を一括購入できるため手続きが簡単な点や、各人の成績把握が可能な点などが挙げられる。
- バウチャーを購入する際は「購入者ID」を登録し、9,999枚まで1枚単位で申し込む。購入者は受験者にチケット番号などを伝え、受験者が受験申し込みを行う。
- ITパスポートのバウチャーは発行後1年間有効。
- ITパスポートのバウチャーは1枚7,500円。割引は実施されていない。
- ITパスポートをバウチャーで受験する際の注意点は、「チケット代金の返金は不可」「受験者の成績情報が購入者に提供される」。
- 受験料の改訂があった場合、改訂後の料金で実施される試験を改訂前に購入したチケットで受験することはできない。
ITパスポート試験のバウチャーは団体受験の際に非常に便利なものですが、購入・使用には注意点もあります。
特に、「理由を問わず返金対応はされない」点には要注意。
購入時のミスだけでなく不測の事態やトラブルの場合も考慮はされないため、受験が確定したメンバーのみ購入するといった工夫をするとよいでしょう。
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- ITパスポート試験に合格できるか不安
- 勉強をどう進めて良いかわからない
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