ITパスポートは文系でも合格できる? 就活で有利になる?
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ITパスポートを取得したい方の中には、「自分は文系だから難しいかも」「理系が苦手だとITもわからないかもしれない」などの不安を感じている方もいるでしょう。
ITというと理系のイメージがあるため、文系だと受験に踏み出せないというケースも珍しくありません。
本コラムでは、文系に不安を抱いてる方に向けて、ITパスポートは文系でも合格できるのかどうかについて詳しく解説します。
文系学生がITパスポートを就職活動で活かす方法などにも触れるため、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
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文系でもITパスポートは合格できる?
ITパスポート試験は、文系でも問題なく合格できる試験です。
ITと聞くと理系をイメージしやすいですが、ITパスポートはITの基礎知識を問われる試験です。
対象者はITを利活用するすべての社会人、これから社会人となる学生と示されているため、出題される問題もそれほど難しくありません。
理系・文系関係なく、今までITにかかわった経験がない初心者でも、しっかり勉強すれば十分合格できる資格になります。
実際、令和5年度の応募者データによると、ITパスポート試験に応募した社会人の82%が非IT系企業です。
また、令和5年度のITパスポート試験の合格率は、50.3%(※出典:【ITパスポート試験】統計情報)。
ITパスポート試験の合格率は例年約50%であり、約2人に1人は合格できています。
国家試験の中でも難易度が低い試験といえるでしょう。
なお、試験範囲には経営やマーケティングに関する問題など、ビジネス系の基礎的知識も含まれています。
そのため、文系であっても、すでに働いている社会人の方であれば、日常の業務ですでに知っている知識の問題が出題される可能性があります。
文系の方も、「自分はIT系の試験には合格できないだろう」と考えずに、ぜひITパスポート試験に挑戦してみましょう。
ITパスポートは文系学生の就活で有利になる?活かす方法は?
文系の学生にとってITパスポートの取得は、就職活動を有利にする手段になります。
近年、ITパスポートを新卒採用の評価対象にする企業や、取得を推奨する企業が増加しています。
また、業界や職種にかかわらずDX化(デジタル・トランスフォーメーション化)も進んでいるため、IT知識をもつ人材の需要は高い状況です。
ここでは、就職活動でITパスポートをより活かす方法を紹介します。
- ITパスポートを活かした具体的な自己PRをする
- ほかの資格と合わせてアピール力を高める
- ITへの関心や向上心をアピールする
ITパスポートを活かした具体的な自己PRをする
ITパスポートを就職活動で活かすためには、得た知識をどのように業務に活かすのか具体的にアピールできるようにしましょう。
ITパスポートは情報処理技術者試験の中でも、難易度がもっとも低いレベル1の試験になります。
そのため、ITパスポートを取得しただけでは、就職活動でのアピール力に欠けてしまうでしょう。
希望先の企業で、どのような業務に活かせるのか自分から話せると自己PRに繋がります。
さらに、ITパスポートの知識を得ている自分を採用するメリットは何かまで、しっかり話せるように準備しておくと、資格を最大限アピールできるでしょう。
ほかの資格と合わせてアピール力を高める
ITパスポート試験は、ほかの資格と合わせるとアピール力が高められます。
ほかの資格の知識に加えて、ITの基礎知識を持っていれば、就職先や携われる業務の幅が広がるでしょう。
企業側も、資格を持っていない人材よりも、さまざまな資格を得て知識や技術を持っている人材に魅力を感じやすいです。
以下、ITパスポートとのダブルライセンスにおすすめな資格の例です。
事務職などを希望する方 | ・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) ・簿記 |
エンジニアやIT系企業への就職を目指している方 | ・基本情報技術者試験 ・情報処理セキュリティマネジメント試験 |
事務職は、通常パソコンを使用して業務を行います。
ITパスポートでは、情報セキュリティなど情報の扱い方などの知識も得られるため、事務処理などの業務に役立てることができます。
MOSや簿記などと一緒にITパスポートも取得しておくと、就職活動の大きな武器になるでしょう。MOSや簿記との比較を下記コラムでも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
参考コラム:ITパスポートとMOSって何が違う? どっちを取るべき?難易度も比較
参考コラム:ITパスポートと簿記3級はどっちが難しい? 就職におすすめなのは?
また、エンジニアを目指している方は、ITパスポートの上位資格である基本情報技術者試験や情報処理セキュリティマネジメント試験がおすすめです。
特に基本情報技術者試験は、エンジニアの登竜門資格になります。
ITパスポートでIT知識の基礎を築いておけば、ワンランク上の試験にも合格しやすいでしょう。
ITパスポートと基本情報技術者の違いについて詳しく知りたい方は、下記コラムをご参照ください。
参考コラム:ITパスポートと基本情報技術者はどこが違う? 勉強時間や難易度など比較
ITへの関心や向上心をアピールする
ITパスポートを取得すれば、文系の方でもITへの関心があるアピールになります。
ITやビジネス、経営に関する基礎知識が身についている証明となるため、「社会人としてIT業界などで活躍したい」という向上心を伝えやすいです。
また、ITパスポートは情報処理技術者試験の入門的試験です。
ITパスポートを持っていれば、今後は上位資格を取得したい、ITのスキルアップを目指したいという意欲もアピールしやすいでしょう。
ITパスポートは文系でも独学で合格できる?
ITパスポートは比較的難易度が低い試験のため、文系の方でも独学での合格が可能です。
ただし、ITパスポート試験の試験範囲は大変広く、初心者は約150〜180時間の勉強が必要だといわれています。
難易度が低いとはいえ、文系・理系関係なく、全く勉強せずに受験してしまうと合格できないでしょう。
独学の勉強方法を知りたい方は、下記コラムで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
参考コラム:【初心者】ITパスポートは独学合格できる?独学合格する勉強方法を解説
なお、ITパスポートの合格基準は、総合評価点1000点満点中600点以上かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上となります。
そのため、幅広い分野の知識をバランスよく学習する必要があるでしょう。
苦手な分野であっても克服しなければなりません。
独学での勉強が難しい、効率良く勉強して勉強時間を短縮したいという方は、通信講座を活用した対策がおすすめです。
通信講座であればカリキュラムを利用でき、テキストや問題集などを自分で用意する必要はありません。
学習スケジュールも組まれているため、学校生活や仕事で忙しい方でも両立しやすいメリットがあります。
中でも、アガルートのITパスポート試験対策講座は、他社では一通り学ぶのに20時間以上かかる内容を出題傾向に則してポイントを抑えながら丁寧に解説することで、約9時間で学ぶことが可能です。
さらに、受講料は7,678円(税込)とリーズナブル。
試験合格で全額返金される合格特典もあるため、費用と勉強時間を抑えながら最短合格が目指せます。
まとめ
本コラムでは、文系でもITパスポートに合格できるのかどうかについて解説してきました。
以下、本コラムの要点です。
- ITパスポートは文系でも問題なく合格ができる試験
- ITパスポートの取得は文系学生の就活で有利になる方法のひとつ
- ITパスポートを就職活動で活かす方法は、資格を活かした具体的な自己PRをする、ほかの資格と合わせてアピール力を高める、ITへの関心や向上心をアピールするの3つ
- ITパスポートは文系でも独学で合格できる難易度だが、勉強しなければ合格することは難しい
- 独学が難しい、勉強時間を短縮したい場合は、講座の活用がおすすめ
IT化が進む現在、ITパスポートの知識はどのような業界・職種でも活かせるでしょう。
難易度もそれほど高くないため、社会人の方や就職活動を控えている学生の方はぜひ取得を目指しましょう。
仕事や学校と両立をしたい、短期間で合格したい方は、アガルートのITパスポート試験対策講座を活用して最短合格を叶えてください。
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