ITパスポートは、情報処理技術者試験の中でも難易度が低く、高校生も挑戦しやすい試験です。

しかし、「本当に高校生でも合格できるのか」「大学受験に有利に働くのか」など気になっている方は多いでしょう。

本コラムでは、ITパスポートは高校生でも独学で合格できるのかについて解説します。

高校生がITパスポートを取得するメリットや合格率についても紹介するため、興味がある方はぜひ参考にしてください。

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ITパスポートは高校生でも合格可能

ITパスポートは、高校生でも十分合格できる試験です。

試験を実施する独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開したデータによると、全体の平均合格率は約50%です。

※参照:ITパスポート試験 統計情報

ITパスポートの試験難易度はそれほど高くないといえるでしょう。

実際にITパスポート試験の最年少合格者は7歳です。

高校生より年齢が低い場合でも、しっかり勉強すれば合格は可能といえます。

また、ITパスポートに受験資格はありません。

誰でも受験可能であり、ITリテラシーが必要とされている近年、学生から社会人まで受験者層の幅が広い人気の国家資格となっています。

ITパスポート試験についてもっと知りたい場合は、下記コラムで試験内容や難易度について解説しています。ぜひご一読ください。

関連コラム:ITパスポートとは?試験内容・難易度・合格率・必要な勉強時間を簡単に解説

ITパスポートの高校生の合格率

令和5年度に実施されたITパスポートの高校生の合格率は、24.4%でした。

ITパスポートの合格率は例年約50%となっており、社会人に比べると高校生の合格率は低い傾向です。

次に、過去5年分(令和元年度〜令和5年度)の高校生の合格率と社会人の合格率を比較しました。

高校生の合格率社会人の合格率
令和5年度24.4%53.0%
令和4年度24.6%55.0%
令和3年度24.4%57.3%
令和2年度30.3%64.6%
令和元年度29.1%62.8%
平均26.5%58.5%
※参照:【ITパスポート試験】統計情報
※平均合格率は小数点第2位以下切り捨て

過去5年分のITパスポート試験の平均合格率は、高校生が26.5%でした。

対して、社会人の平均合格率は58.5%です。

社会人が10人中4〜5人合格している状況に対し、高校生は10人中2人しか合格できない状況となり、比較すると大きな差があります。

高校生の合格率が低い要因として考えられることは、ビジネスに関する専門用語になじみがない点があげられます。

出題分野であるストラテジ系やマネジメント系の問題では、ビジネスの知識や用語が多数出題されるため、普段の業務でかかわりのある社会人のほうがなじみがあり、有利でしょう。

しかし、ITパスポートは、情報処理技術者試験の中でもレベル1に分類される入門的試験です。

各分野の基礎知識が身につく内容となっており、専門性の高い知識は求められません。

高校生であっても正しい方法で勉強すれば、問題なく合格できます。

近年ITパスポートの受験者数が増加しており、市販のテキストや問題集、スマホのアプリなどの種類が豊富です。

さまざまな受験対策が可能になっているため、自分に合った勉強方法で合格を目指しましょう。

高校生がITパスポートを取得する3つのメリット

高校生がITパスポートを取得するメリットは、以下の3つです。

  • 大学入試で優遇される
  • 就職活動で有利になる
  • 入学金や学費の一部免除になる場合がある

大学入試で優遇される

ITパスポートを取得すると、大学入試で優遇されるケースがあります。

全国の多数の大学でITパスポートを高く評価しており、入試などで活用しています。

以下、活用内容と大学数の一覧です。

活用内容大学数
入試優遇226校
単位認定111校
シラバスの一部または全部を参考とした授業カリキュラムの策定80校
受験対策支援講座の実施138校
受験を推奨(受験料補助・合格者の表彰・奨学金などの支給)118校
※引用:【ITパスポート試験】高校生の方へ
※2017年11月〜2018年2月調べ

ITパスポートによる入試優遇を実施している大学は、226校あります。

主に情報系や技術系に特化した大学や、経済学部、経営学部、情報系の学部や学科において優遇される傾向です。

大学によっては、文学部や教育学部、法学部などでも入試優遇が受けられます。

高校生のうちにITパスポートを取得できれば、大学入試を有利に進めることが可能です。

就職活動で有利になる

高校生でITパスポートを取得すると、就職活動が有利になるメリットがあります。

ITパスポートは履歴書に書くことができる資格であり、ITの基礎知識があるアピール材料になります。

近年多くの業界でIT化が進んでおり、どの業種・職種でもITを活用しているため、IT知識をもつ人材の需要は高いです。

高校生でITパスポートをもっていれば、IT知識がある人材としてあらゆる業界で重宝されるでしょう。

さらに、ITパスポートは情報セキュリティや企業コンプライアンス、経営全般に関する知識など、ビジネスの幅広い知識が身につくため、取得するとできる業務の幅が広がります。

特にITパスポートは、パソコンをメインに業務を行う事務職などに活かせます。

高校卒業後に就職を考えている高校生や事務職やデスクワークなどの仕事に興味がある高校生にとって、ITパスポートは最適な資格です。

入学金や学費の一部免除になる場合がある

大学や専門学校によっては、ITパスポート取得で入学金や学費が一部免除などの制度を実施している場合があります。

特に情報系やビジネス系の学校では、ITパスポートの知識が活かせるため、制度を取り入れている可能性が高いです。

経済や情報系の学部や学科、専門学校に入学を考えている高校生は、一度調べてみましょう。

ITパスポートは高校生でも独学で合格できる?

ITパスポートは、高校生でも独学で合格できます。

人気の資格のため、書店で販売されている参考書や問題集の種類も豊富で、スマホ学習用のアプリやYouTube動画などもたくさんあります。

うまく活用すれば、コストを抑えながらITパスポート取得が叶うでしょう。

しかし、独学の場合、テキスト選びや試験の情報収集など自分一人で行わなければなりません。

さらに、必要な勉強時間は一般的に100〜180時間といわれているため、計画的にスケジュールを管理できる人やモチベーションを自分で維持できる人でないと、独学での合格は難しいです。

もし独学が自分に向いていないと感じたら、講座の利用を検討しましょう。

授業や部活などで忙しい高校生なら、スマホでも勉強ができる通信講座がおすすめです。

通信講座であれば、テキストやカリキュラムがすでに用意されているため、スムーズに学習が始められ、学校に通いながらでも自分の好きな時間に勉強ができます。

中でもアガルートのITパスポート試験対策講座は、デジタルテキストや動画講義で勉強できるため、スマホ一台でいつでもどこでも学習ができる環境が整っています。

また、講座料金は7,678円(税込)と通学制の講座よりも低コストです。

条件をクリアできれば全額返金される合格特典もあるため、高校生の方でも始めやすい通信講座になっています。

まとめ

本コラムでは、ITパスポートは高校生でも合格できるのかについて詳しく解説しました。

以下、コラムの要点です。

  • ITパスポートは高校生でも合格できる試験
  • 社会人と比べると高校生の合格率は低い傾向のため、合格するためにはしっかり勉強しなければならない
  • 高校生がITパスポートを取得すると、大学入試で優遇される、就職活動で有利になる、入学金や学費の一部免除になる場合があるなどのメリットが得られる
  • 高校生でも独学で合格を目指せるが、自分でテキスト選びやスケジュール管理などをしなければならない
  • 独学が難しい場合は、スマホでいつでもどこでも学習できる通信講座がおすすめ

ITパスポートは有効期限のない国家資格のため、高校生で取得できればずっと使える資格です。

情報系やビジネス系の進路を検討している高校生の方は、ぜひ挑戦してみましょう。

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