例年の合格率は50%ともいわれ、「簡単」と評価されることも多いITパスポート試験。

挑戦したものの不合格となってしまい、「やばい」と落ち込んでいる方もいるかもしれません。

当コラムでは、ITパスポート試験に落ちる原因や不合格後にすべきことなどを詳しく解説します。

再受験のための手続きや合格するための勉強法なども併せて解説。ぜひ参考にしてください。

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ITパスポート試験は難しすぎる?落ちる原因とは?

ここでは、ITパスポート試験に落ちる主な原因について、以下の内容で解説します。

  • 簡単だと思い込んでいる
  • 試験時間が足りなかった
  • 勉強時間が足りていない
  • 内容を理解していない
  • 効率的に勉強できていない

簡単だと思い込んでいる

ITパスポート試験を簡単だと思い込んでいると、落ちる可能性が高くなります。

ITパスポートは情報処理技術者試験群の中では難易度がもっとも低く位置付けられているため、「簡単に合格できる」と言われることもあります。

しかし、ネットや他人の感想を鵜呑みにすることは危険です。

ITパスポート試験は出題される知識範囲が広く、中には法務やマーケティングに関する専門用語も含まれます。

しっかり対策を行えば合格は難しくありませんが、何もせずに合格できるほど簡単な試験ではないことは念頭に置いておきましょう。

「勉強しなくても合格できる」などと油断して対策を怠ることは論外です。

試験時間が足りなかった

本番の試験時間が足りず、問題を最後まで解けなかった場合はITパスポート試験に落ちてしまう可能性があります。

ITパスポート試験は、100問の出題に対して試験時間120分で実施されます。

1問あたりにかけられる時間は単純計算で1分少々。

時間配分を間違えれば簡単にタイムオーバーになってしまいます。

試験時の時間の感覚を掴むためには、本番を想定した制限時間を学習段階から取り入れることが効果的です。

過去問題を活用し、「120分で100問」で繰り返し練習してみましょう。

勉強時間が足りていない

ITパスポート試験に落ちた場合、勉強時間が足りていなかった可能性があります。

ITパスポートは、広範囲の知識が問われる試験です。

IT技術の知識だけでなく、ITをビジネスに活かすための知識やITにまつわる法務の知識もカバーしなくてはなりません。

特に初学者の場合は、聞きなじみのない用語の暗記や理解など、インプットだけでもかなりの時間がかかるはず。

ネットやSNSには「短期間で合格した」という報告も上がっていますが、得意科目や理解度、学習スタイルによって必要な学習時間は変わります。

人とペースが違うからといって焦らず、必要な学習はしっかりと時間を取って行いましょう。

内容を理解していない

知識の「内容」を理解できていないと、ITパスポート試験に落ちる可能性があります。

特に、「丸暗記」しがちな方は要注意。

テキストや過去問題の正答をそのまま暗記するだけで内容の理解をきちんと深めないままでは、別の角度から問われた時に答えられません。

さらに、似た言葉が出てきた時に混同してしまう可能性もあります。

用語はひとつひとつ意味や周辺知識などをしっかり学習し、理解を深めておくことが重要です。

表面的な暗記では対応しきれない応用的な出題も、理解レベルが高ければ問題なく対処できるでしょう。

効率的に勉強できていない

効率的に勉強ができていない人はITパスポート試験に落ちる可能性があります。

ITパスポートは、100問という問題数に対して試験範囲が非常に広い試験です。

知識をしっかり身につけることは重要ですが、だからといって手当たり次第にまんべんなく記憶しても、インプットに時間を取られるばかり。

問題に取り組むなどのアウトプットが不足し、試験対策としては非効率的なものにならざるを得ないでしょう。

効率よく効果的な試験対策を行うためには、幅広い出題範囲の要点や出題傾向を押さえる必要があります。

最近では無料の学習支援サイトも運営されているため、教材のひとつとして役立てましょう。

勉強サイトや勉強方法について紹介している、下記コラムもぜひ参考にしてみてください。

ITパスポート試験に落ちたらやばい?恥ずかしい? 

もしITパスポート試験に落ちてしまっても、「やばい」「恥ずかしい」と自分を責める必要はありません。

ITパスポート試験の合格率は例年50%ほどです。

他の難関資格と比較すると簡単に思えるかもしれませんが、それでも合格率は2分の1。受験者の半分は不合格の計算です。

また、50%の合格者には再受験者も含まれます。初回受験の合格者のみの統計であれば、合格率はさらに下がるでしょう。

ストレート合格できなかったからといって「全然ダメだった」などと落ち込みすぎるべきではありません。

また、ITパスポート試験に限らず受験者のもともとの知識や経験は試験難易度を左右するものです。

最初からある程度IT関連の知識や社会人経験を持っている人にとっては簡単な問題も、初学者にとっては難しいと感じられる可能性は高いでしょう。

ITパスポート試験はITをビジネスシーンで活かすための知識も問われるため、特に学生の受験者にとっては難易度が高いはず。

令和5年度の統計情報によると、社会人の合格率53%に対して、大学生の合格率は47.2%、高校生の合格率は24.4%です。

仮に不合格だったとしても諦めず、学習を継続する気持ちをもつことこそが合格への一番の近道となるでしょう。

ただし、2回、3回と不合格が続くようであれば、学習方法などに改善の余地がある可能性が高いです。

教材を変える・通信講座を頼るなど、対策をしっかり検討した方がよいでしょう。

ITパスポート試験に落ちたら再受験はいつからできる?同じ問題は出る? 

ここでは、ITパスポート試験の再受験について、以下の内容で解説します。

  • ITパスポート試験の再受験はいつから可能か
  • ITパスポート試験の受験回数
  • ITパスポート試験の再受験料
  • ITパスポート試験の再受験で同じ問題は出るのか

ITパスポート試験の再受験はいつから可能か

ITパスポート試験の再受験は、受験日の翌日以降から申し込み可能です。

複数回の試験を同時に申し込むことはできません。

ITパスポート試験はCTB方式で実施され、試験会場も全国にあるため、希望の日時に空席があればいつでも受験できます。

不合格だった場合は次の受験日を決め、計画的に対策と学習を進めましょう。

予約できる受験日は支払い方法によって変わります。

コンビニ払いの場合、受験日は申し込み日の5日後以降となります。

参考:【ITパスポート試験】受験申込手順

ITパスポート試験の受験回数

ITパスポート試験の受験回数に制限はありません。

再受験による受験料の減額措置などはありませんが、希望すれば何度でも受験できます。

ITパスポート試験の結果では分野別の詳細な得点も確認できます。

不合格だった場合は点数から補強すべき分野を分析し、次回試験に備えましょう。

ITパスポート試験の再受験料

ITパスポート試験の再受験料は、初回の受験時と同様に税込で7,500円です。

割引制度などは特に実施されていません。

一度支払った受験料は理由にかかわらず返還措置は取られないため、受験日や会場に間違いがないかをしっかり確認のうえ申し込むようにしましょう。

ITパスポート試験の再受験で同じ問題は出るのか

ITパスポート試験ではランダムで問題が選定されるため、過去の試験とすべてがまったく同じ問題で出題されることはありません。

過去問題の解答を暗記する・前回の問題を対策するといった勉強だけでは合格は難しいでしょう。

問題自体は毎回変わりますが、類似の問題は出題されます。

過去問題は似た問題への対策に活用するに留め、用語や知識はどのような出題形式でも対応できるようしっかり学習を深めましょう。

ITパスポート試験に合格する方法は?

ここでは、ITパスポート試験に合格する方法について、以下の内容で解説します。

  • アウトプットを重視する
  • 過去問を繰り返す
  • 苦手分野を克服する
  • 効率的な勉強法を取り入れる

アウトプットを重視する

学習時には、問題演習に取り組むなどのアウトプットを重視しましょう。

ITパスポート試験はカバーすべき知識の範囲が広いため、つい知識をつけようとインプットに時間をかけてしまいがちです。

しかし、問題演習による実践的なアウトプットは、苦手分野の明確化に最適。

ひたすらインプットするだけではわからなかった知識不足な部分も自覚できます。

効率的に学習を進めるためには必須の過程といえるでしょう。

過去問を繰り返す

過去問題に繰り返し取り組むことは効果的な学習方法です。

ITパスポート試験は、学習すべき範囲は広めですが出題傾向はある程度決まっています。

過去問題を教材として利用することで試験の出題傾向が掴めるだけでなく、間違えやすい問題など自分の弱点も把握できます。

過去問題演習は、最低でも3年分の問題に取り組んでみましょう。

過去問題を使った学習についてより詳しく知りたい場合は、下記コラムを参考にしてください。

参考コラム:ITパスポートの過去問は何年分解けば合格できる?過去問からは出ないって本当?

苦手分野を克服する

より効果的な学習のため、苦手分野を積極的に克服しましょう。

ITパスポート試験に合格するためには、総合評価点だけでなく、分野ごとの合格基準も満たす必要があります。

バランスよく得点して合格を勝ち取るためには、苦手分野の学習が欠かせません。

得意分野を強化することも大切ですが、苦手分野を放置したために失点することのないよう、対策はしっかりと行いましょう。

効率的な勉強法を取り入れる

学習には効率的な勉強法を取り入れましょう。特に、仕事や学業が多忙などでまとまった学習時間の確保が難しい場合は、通信講座やオンライン教材などの活用がおすすめです。

通信講座やオンライン教材には隙間時間を使って学習を進められる工夫が盛り込まれています。

講義動画やテキストを活用すれば少しずつでも着実に知識を深め、無理なく合格を目指せるでしょう。

次回試験こそ絶対に合格したいと思うのであれば、アガルートの「ITパスポート試験」講座がおすすめです。

短時間で知識を身につける画期的なカリキュラムで、効率よく学習を進められるでしょう。

まとめ

当コラムでは、ITパスポート試験に落ちてしまった場合の対処について、以下の内容で解説しました。

  • ITパスポート試験は簡単と言われることもあるが、試験範囲が広く専門用語も多いため、油断して合格できる試験ではない。
  • 特に初学者や学生には難易度が高く感じられる可能性が高く、不合格だったとしても「やばい」「恥ずかしい」などと落ち込む必要はない。
  • 再受験の申し込みは翌日以降から可能。受験料は初回と変わらず7,500円(税込)。
  • 合格には知識のアウトプットや苦手の克服などが重要。効率よく勉強するのであれば、通信講座などを利用するとよい。

ITパスポート試験は問われる知識の範囲が広く、合格にはしっかりとした対策が必要です。

不合格だった場合により効率の良い学習方法を試すのであれば、アガルートのITパスポート試験講座を検討してみてください。

膨大な試験範囲を最短で身につけ、自信をもって再受験に臨めるでしょう。

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