IT系の国家資格として注目を集めるITパスポート。

挑戦を検討しているものの、「どのくらいの難易度なのか具体的に知りたい」「偏差値でいうとどのくらいなのか気になる」という方もいるでしょう。

この記事では、独自の算出方法でITパスポートの合格難易度を偏差値化しました。

試験としての難しさがどのくらいなのかを測るとともに、資格の将来性や取得に向いている人の特徴なども詳しく解説します。

受験を検討している方はぜひ参考にしてください。

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ITパスポートの偏差値はどのくらい?難易度は?

大学偏差値試験
東京大学・京都大学68〜司法試験・予備試験
慶應大学・早稲田大学・上智大学65〜67不動産鑑定士・司法書士・弁理士
明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学60〜64土地家屋調査士・中小企業診断士・社労士・行政書士・技術士二次試験・通関士・マンション管理士・ケアマネジャー
日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学55〜56技術士一次試験・宅建・測量士・管理業務主任者・社会福祉士・インテリアコーディネーター
※上記は各資格試験の合格に必要とされる勉強時間を参考に、弊社が独自に振り分けた偏差値表です。

前提として資格試験の難易度を大学の偏差値で測ることはできないため、あくまで難易度の目安として参考にしてください。

ITパスポートの難易度を同じ条件で算出した結果、ランク外の「偏差値54以下」という結果になりました。

ITパスポートは経済産業省が認定する国家試験「情報処理技術者試験」の中では「入門試験」のような位置付けで、4段階ある難易度のうち、もっとも低いレベル1に分類されています。

例年の合格率も約50%と高めです。

IT関連の専門用語をたくさん暗記する必要はありますが、あくまで基礎知識を問われる試験であるため、油断せずに学習を深めれば合格するのは難しくないといえるでしょう。

ITパスポートの難易度や合格率についてもっと詳しく知りたい方は、下記のコラムを参考にしてください。

参考:ITパスポートの難易度は?合格率・合格基準を解説!初心者には難しいのか

ITパスポートの将来性や収入は?

社会のデジタル化が進む近年の状況において、ITパスポートは非常に将来性の高い資格といえます。

ただし、ITパスポートはあくまでIT関連の基礎知識を有することを証明するものであるため、資格単体で即収入アップやキャリアアップに直結するわけではありません。

専門性の高い試験でもないため、アーキテクトやサービスマネージャーのような上級ポストで活躍したいという場合は、ITパスポートの知識だけでは難しいでしょう。

しかし、ITパスポートではコンピュータの知識だけでなく、ネットリテラシーやマーケティングなど、法務・実務の知識も身につきます。

事務職・公務員・テクニカルサポートなど、IT面と実務面の知識が両方必要となる職種では非常に重宝される資格です。

責任感を持ってコンピュータを操作できる人材の証明になるため、採用時に合格者を優遇したり、職員・従業員のITパスポート取得を積極的に支援したりする企業や自治体も増えています。

ITパスポートを取得するメリットについてより詳しく知りたい方は下記コラムを参考にしてください。

参考:ITパスポートは転職に有利?取得するメリット・デメリットと資格を活かす方法を解説

ITパスポートの取得に向いてる人

  • 就職や転職の幅を広げたい人
  • 未経験からIT 資格を取得したい人
  • ITリテラシーを高めて仕事に活かしたい人

ITパスポートは、コンピュータを使う業務に携わる方であれば誰でも挑戦する価値のある資格です。

ITパスポートの取得を足がかりにさらに上位資格に挑戦して専門職に就く・高いネットリテラシーを有する人材として活躍するなど、キャリアを広げる一助となるでしょう。

就職や転職の幅を広げたい人

ITパスポートはITからビジネスに関わる知識までが身につけられるため、就職や転職の選択肢を広げたい人におすすめです。

マーケティングやネットリテラシー、コンプライアンスに関する知識などは特に汎用性が高く、各企業のマーケターや営業、広報など、多くのポジションで役立てることができるでしょう。

ITパスポートは国家資格でもあるため、取得しておくだけでも応募の際に強力なアピールポイントになります。

知識があることを積極的に押し出せば、未経験のポストだったとしても人事の目に留まりやすくなるはずです。

未経験からIT資格を取得したい人

ITパスポートは業界未経験でIT資格の取得を検討している人におすすめです。

関連資格の中では入門レベルに位置付けられるとともに、受験資格なども設けられていないため、IT初心者でも挑戦しやすい資格といえます。

IT業界でのキャリア形成を考えている方のファーストステップとしてはもちろん、「何か履歴書に書ける資格がほしい」という方にもおすすめです。

ITだけでなく経営や法務の知識を備えた人材の証明として、あらゆる企業や団体で通用するカードになるでしょう。

ITリテラシーを高めて仕事に活かしたい人

ITパスポートは、ITリテラシーの高さが求められる仕事を志望している人におすすめです。

近年は業界・職種を問わず業務のIT化が進み、コンピュータやネットワークの知識を備えた人材への需要は日々高まっています。

ITパスポートで身についた知識はデジタル端末やネットワークを使用する業務に広く役立てられるため、取得していればどの企業・団体においても重宝されるはずです。

WEBに関連した業種はもちろん、事務員・公務員・営業など、パソコン作業の正確さとITリテラシーの高さが両方求められる職業とは相性がいいでしょう。

特に、顧客情報を扱う部署やポジションを志望する場合、ITパスポートの合格者という実績は有利です。

近年は、情報漏えいのようなITリテラシーの低さが原因の不祥事が社会問題になりつつあります。

情報の取り扱いやネットワークについてしっかりと知識を身につけていることを証明してくれるITパスポートは、業務に対する「責任感」をも保証してくれるものといえるでしょう。

まとめ

この記事では、ITパスポートの偏差値について以下の内容で解説しました。

  • ITパスポートの偏差値を勉強時間から算出すると、54以下。関連試験の中では基礎レベルの試験のため、しっかり学習すれば合格は難しくない。
  • ITパスポートのみでIT系の専門職に就くことは難しいが、事務員・公務員・WEB関連職など多くの業種で役立つ。入試や採用で有利になることも。
  • パソコンやネットワークを使うすべての業務に活用できる。

ITパスポートは難易度はそれほど高くない一方、幅広い知識が身につく・国家資格である・採用で有利になるなど、たくさんのメリットがある資格です。

基礎学習をしっかり行えば誰にでも合格のチャンスがあります。

「IT」という名称だけで「難しそう」と敬遠するのは早計です。少しでも興味があるなら挑戦の価値は十分にある試験といえるでしょう。

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