60代でITパスポート試験に合格できる?取得する3つのメリットと合格するための対策方法
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ITパスポート試験は、ITの基礎知識を持っていることを証明できる国家試験です。
定年後の資格取得について、この資格への挑戦を考えている方もいらっしゃると思います。
しかし、「60代でITパスポート試験に合格できるのか?」「ITの知識が全くない状態からでもチャレンジできるのか?」など、気になる点は多くありますよね。
本コラムでは、60代でもITパスポート試験に合格できるのかを解説していきます。
また、60代でITパスポートを取得する3つのメリットと、合格するための対策についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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60代でITパスポート試験に合格できる?
結論から言うと、60代でもITパスポート試験に合格できます。
ITパスポート試験は広い年代の人が受験しており、令和5年度ITパスポート試験の年代別割合一覧を見ると、全体の29%が40代以上の受験者です。
年代 | 割合 |
---|---|
10代以下 | 9% |
20代 | 42% |
30代 | 20% |
40代以上 | 29% |
情報処理技術者試験統計資料によると、令和5年度(令和5年4月~令和6年3月)の60代(60~69歳)の受験者は3,805名で、合格者は2,122名でした。平均合格率は約55.7%。
年齢 | 累計受験者数 | 累計合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
60歳 | 1,122名 | 611名 | 54.5% |
61歳 | 762名 | 411名 | 53.9% |
62歳 | 632名 | 332名 | 52.5% |
63歳 | 470名 | 255名 | 54.3% |
64歳 | 369名 | 220名 | 59.6% |
65歳 | 201名 | 124名 | 61.7% |
66歳 | 91名 | 59名 | 64.8% |
67歳 | 59名 | 44名 | 74.6% |
68歳 | 53名 | 34名 | 64.2% |
69歳 | 46名 | 32名 | 69.6% |
合計(60代) | 3,805名 | 2,122名 | ー |
月平均(60代) | 380名 | 212名 | 55.7% |
※累計受験者数・累計合格者数の平均は小数点以下切り捨て、合格率の平均は小数点第位2位以下切り捨て
ITパスポート試験は、IT関連の資格の中でも難易度が最も低く、IT知識がない人やIT業界での業務経験がない人でもチャレンジしやすいのが特徴です。
実際、上表のとおり、60代でも5割以上の方が合格しています。
ITパスポート試験の概要や難易度を知りたい方は、下記記事を参照してください。
参考コラム:ITパスポートとは?試験内容・難易度・合格率・必要な勉強時間を簡単に解説
60代でITパスポートを取得する3つのメリット
60代でITパスポートを取得すると、以下のような3つのメリットがあります。
- 再就職の幅が広がる
- 仕事や実生活で役立つ
- 自己成長に繋がる
それでは、1つずつ見ていきましょう。
再就職の幅が広がる
ITパスポートがあれば、面接・履歴書などで自身のIT知識を証明でき、再就職の際のアピールポイントになるでしょう。
近年の平均寿命は80歳を超えているため、60歳になっても20年近く働き続ける可能性があります。
さらに、60代はまだまだ働き盛り。定年後の働き方を考える人も多くいらっしゃいます。
しかし雇用主側から見れば、高齢層に近づくほどIT知識を持っている人が少ないと思われがちでしょう。
逆に言えば、60代でITパスポートを取得しておけば、希少価値の高い人材として重宝されます。
現代においては、PCやITに関わらない仕事は少ないため、ITパスポートを取得することで、ある程度のITリテラシーがあるという印象を与えることができます。
仕事や実生活で役立つ
IT知識があることで業務のIT化や日常生活のデジタル化にも対応できるでしょう。
近年はデジタル化が急速に進み、業務や普段の生活でもITに関する知識がないと不便になることが多くなっていいます。
ITパスポート試験の勉強をすることで、ITの基礎知識を身につけることができます。
自己成長に繋がる
新しい知識を身につけたり、資格取得したりすることは自己成長に繋がります。
今までITに関わってこなかった人でも、ITパスポート試験はIT関連資格の中でも難易度は高くないため初心者でもチャレンジしやすい資格です。
ITパスポート資格を取得することで学ぶ意欲を促進し、さらに上位IT資格を目指す足掛かりにもなります。
60代でITパスポート試験に合格するための対策
ITパスポート試験に合格するためには、以下の2つの方法が考えられるでしょう。
- テキストなどで独学する
- 通学・通信講座を利用する
それぞれの、メリット・デメリットや、向いている人・向いていない人について解説していきます。
テキストなどで独学する
独学で勉強すれば、コストを抑えられる上、自由に勉強スケジュールを組めるというメリットがあります。
モチベーションを保ちながら計画的に勉強できる人は、独学でも合格を目指せるでしょう。
市販テキスト、YouTubeなどの動画講義、勉強サイトやアプリなどの過去問演習を活用するのがオススメです。
しかし、わからないところも自分で調べて解決しなければならないのがデメリットです。
そうした場合のサポートがほしい、モチベーション維持が不安、計画を立てるのが苦手という人は向いていないでしょう。
通学・通信講座を利用する
ITに関する知識がない初心者や、効率よく合格を目指すなら講座の利用がおすすめです。
プロから直接レクチャーを受けたい、講師に質問したい、手厚いサポートがほしいという人や、通学できる時間のある人は、パソコン教室や通学が選択できる講座の利用を検討するのが良いでしょう。
しかし通学講座は高額になりがちです。費用を抑えながら効率的に合格を目指すなら通信講座がおすすめ。
通信講座ではテキストやカリキュラム、学習スケジュールなどは決められているため、自分の好きな時間に受講するだけでスムーズに進めることができます。
アガルートのITパスポート講座なら、たった9時間でITパスポート試験の合格に必要な範囲を学習できます。
まとめ
ITパスポートは幅広い年齢層に人気のIT資格です。
難易度が高くないため知識や経験のない初心者でもチャレンジしやすい資格ですが、全く勉強しなくても受かるほど容易ではありません。
効率的にITパスポート試験に合格したい方は、通信講座をおすすめします。
アガルートのITパスポート講座は、初心者にもわかりやすく解説しています。
幅広い範囲を短時間で学習しつつ、試験問題に対応できる力を確実に身につけられる講座設計になっていることが特徴。効率よく合格を目指せるでしょう。
ITパスポート試験は60代にとってもメリットが大きい資格です。
受験を検討している方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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