ITパスポートは、ITの基礎問題が身に付いていることを証明できる国家資格です。

現代社会では、どのような業界・年代でもIT知識は必要不可欠となっています。

しかし、50代の方の中には、「50代がITパスポートを取る必要性はあるのか」「50代でもITパスポート試験に合格できるのか」と受験をためらっている方も多いでしょう。

本コラムでは、50代でもITパスポートは合格できるのかについて、わかりやすく解説します。

取得するメリットや合格するための対策についても紹介するため、興味がある方はぜひ参考にしてください。

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50代でITパスポート試験に合格できる?

50代の方でもITパスポート試験に合格することは可能です。

実際に、受験者の約3割は40代以上というデータもあり、ITパスポートは中高年層にも人気な資格となっています。

以下、令和5年度ITパスポート試験の年代別割合一覧です。

年代割合
10代以下9%
20代42%
30代20%
40代以上29%
※参照:【ITパスポート試験】応募者データ

次に、令和5年度ITパスポート試験の50代に関する累計合格者数と合格率について、以下にまとめました。

年齢累計受験者数累計合格者数合格率
50歳4,234名2,250名53.1%
51歳4,184名2,108名50.4%
52歳3,991名1,963名49.2%
53歳3,775名1,860名49.3%
54歳3,504名1,643名46.9%
55歳3,219名1,533名47.6%
56歳2,932名1,356名46.2%
57歳2,124名1,022名48.1%
58歳2,172名1,047名48.2%
59歳1,697名899名53.0%
合計(50代)31,832名15,681名
平均(50代)3,183名1,568名49.2%
※参考:情報処理技術者試験 統計資料
※累計受験者数・累計合格者数の平均は小数点以下切り捨て、合格率の平均は小数点第位2位以下切り捨て

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、令和5年度の50代の累計受験者数は31,832名、累計合格者数は15,681名でした。

また、50代の合格率の平均は約49.2%です。

ITパスポート試験の合格率は約50%といわれており、50代とほかの世代の合格率に大きな差はありませんでした。

ITパスポート試験は、IT関連の資格の中でもレベル1とされている難易度が低い入門的試験です。

ITに関する知識を持っていない50代の方でも、きちんと学習すれば問題なく合格できるでしょう。

ITパスポート試験の概要を詳しく知りたい場合は、下記コラムをご覧ください。

関連コラム:ITパスポートとは?試験内容・難易度・合格率・必要な勉強時間を簡単に解説

50代でITパスポートを取得する4つのメリット

50代でITパスポートを取得するメリットは、以下の4つです。

  • IT業界への転職のアピールになる
  • 主婦の就職にも役立つ
  • 上位のIT資格を目指せる
  • 業務の効率化に繋がる

IT業界への転職のアピールになる

未経験からIT業界へ転職したい場合、ITパスポートは業界への関心があることのアピールになります。

ITパスポートは、ITを活用するすべての社会人が備えておくべき基礎知識が身に付く資格です。

企業側からすると、取得していない応募者よりもITパスポートを取得している応募者の方が、IT業界に転職したいという意欲が伝わりやすいでしょう。

また、ITパスポートを取得していれば、「未経験でもITに関する知識を正しく理解している人材」という評価にも繋がります。

主婦の就職にも役立つ

主婦経験が長く、社会人の経験が少ない方の就職にも、ITパスポートは役立ちます。

ITパスポートはIT技術者だけを対象とした資格ではなく、社会人全体を対象とした国家資格です。

身に付く知識もITの基礎知識だけでなく、ビジネスや情報セキュリティ、ITに関するコンプライアンスなど幅広い内容になっています。

幅広いビジネス知識が得られるため、社会人の経験が少ない方が就職する前に取得するのに最適です。

信頼度の高い国家資格のため、取得していれば自分の市場価値を高めることができ、就職にも有利に働くでしょう。

上位のIT資格を目指せる

ITパスポートの取得は、より専門性の高いIT資格を目指すことにも繋がります。

情報処理技術者試験の中でも、ITパスポートはレベル1に値する基礎的な資格です。

試験勉強でITの基礎知識を習得できているため、より高度な試験を受けるのに役立ちます。

ワンランク上の資格を取得できればキャリアアップも目指せるため、IT業界や専門性の高い仕事を希望する場合は、上位の資格取得も目指してみましょう。

業務の効率化に繋がる

ITパスポートは転職や就職に役立つだけでなく、現在行っている業務の効率化にも繋がる資格です。

近年はDX(デジタル・トランスフォーメーション)が推進され、どの業界でも業務にIT技術が取り入れられています。

例えば、新しいシステムや技術を業務に導入する事になった場合、ITパスポートの知識があれば、「システムが業務にどのような影響を与えるのか」「どのようなメリットがあるのか」が理解でき、適切な判断や指示が可能になります。

対してITの知識が乏しい場合、理解するのに時間がかかったり、部下に適切な指示ができなかったりと、効率化のために導入したシステムが逆に業務を滞らせる原因になってしまう可能性があるでしょう。

ITになじみがない50代の方こそ、ITパスポート試験の取得を目指すと新しい発見や価値観が得られます。

50代でITパスポート試験に合格するためには

50代でITパスポート試験の合格を目指す方法は、以下の2パターンです。

  • 独学で勉強する
  • 講座を利用する

独学で勉強する

ITパスポート試験は合格率が約50%であり、独学でも合格が目指せます。

参考書や問題集なども多数販売されているため、自分に合ったものを選択して学習してみましょう。

ただし、独学の場合、試験に関する情報収集や学習スケジュールの計画・管理をすべて自分で行わなければなりません。

中には独学だけで合格するのが難しいケースもあります。

ある程度のIT知識がある方や、すでにIT業界での実務経験がある方、資格の勉強が得意という方は、独学だけで合格する可能性は高いでしょう。

対して、ITへの知識がまったくない方やどこから勉強すれば良いのかわからない方は、一人での受験対策だと合格が難しいもしくは時間がかかってしまう場合があります。

講座を利用する

講師からのレクチャーやサポートが欲しい、講師に直接質問しながら学習を進めたいなどの希望がある方は、通学講座や通信講座を利用して合格を目指しましょう。

近くに通える教室や、まとまった時間が確保できる場合は、通学制の講座でも問題なく通えます。

しかし、50代の多くはまだフルタイムで勤務しており、仕事や家事などで忙しい方がほとんどでしょう。

まとまった時間が確保できない場合は、スキマ時間で勉強できる通信講座がおすすめです。

通信講座であれば、短期間で合格を目指せるカリキュラムで効率良く知識が養えます。

さらにスケジュール管理やテキスト選びなどもすべておまかせできるため、独学が不安な方も安心して試験勉強ができます。

まとめ

本コラムでは、50代でもITパスポート試験に合格できるのかについて解説しました。

以下、コラムの要点をまとめています。

  • ITパスポート試験は50代でも合格できる中高年層にも人気の資格
  • 50代でITパスポート試験取得すると、IT業界への転職時や主婦の就職時のアピールに役立つ
  • ITパスポートは上位のIT資格を目指すのにも役立つ
  • ITパスポートでIT知識を身につければ業務の効率化に繋がる
  • ITパスポートは知識がない初心者でもチャレンジしやすいが、勉強しなければ合格はできない
  • 独学が不安で仕事が忙しい50代の方は通信講座での学習がおすすめ

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