インテリアコーディネーター資格試験に落ちた…合格するためにやるべきこと3つ
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インテリア産業協会が主催する『インテリアコーディネーター資格試験』。
惜しくも合格を逃してしまった方は、いったいどうしたら良かったのか、再受験するかなど、あれこれ思いをめぐらせていらっしゃることでしょう。
そこで今回は、インテリアコーディネーター資格試験に向けて、合格するための勉強のポイントや、やるべきことをまとめました。
目次
インテリアコーディネーター資格試験合格は簡単ではない
もし、あなたがインテリアコーディネーター資格試験に落ちてしまったとしても、落ち込む必要はありません。
インテリアコーディネーター資格試験の合格率は、概ね22〜25%で推移しています。
関連コラム:インテリアコーディネーターの難易度ランキング!他資格と合格率や勉強時間を比較
インテリアコーディネーター資格試験の合格は、簡単なことではないのです。
インテリアコーディネーター資格試験では、インテリアや建築の知識はもちろん、プレゼンテーションやコンサルティングのスキルも要求されます。
初受験や業界経験のない方には、かなりハードルの高い試験です。
インテリアコーディネーター試験に落ちてしまうのは、決して珍しいことではありません。
「なぜ、落ちてしまったのか」をしっかり省みて、次こそは合格を勝ち取っていきましょう。
インテリアコーディネーター資格試験に落ちる人の特徴
インテリアコーディネーター資格試験に落ちてしまったのには、理由があります。
代表的な理由を分析していきます。
1. 勉強時間が足りていないから
インテリアコーディネーター資格試験に落ちてしまう理由は、合格に必要な勉強時間が足りていなかったからです。
インテリアコーディネーターの試験勉強に要する時間の目安は、300時間です。
一次の筆記試験は、インテリア商材や建築、法律に関することまで、想像以上に広い範囲から出題されます。
聞きなれない専門用語や、家具や動線の寸法などを覚えるためには、それ相応の勉強時間が必要です。
合格に届かなかったのは「勉強時間が足りないまま試験日を迎えてしまった」というのが最も多い理由です。
二次試験は、図面と論文によるプレゼンテーションが課されます。
お客様のご要望をまとめて提案するための手書き製図のスキルは、一朝一夕では身につきません。
見やすく、内容が伝わりやすい図面を仕上げるには、地道な練習が必要です。勉強時間が足りず、スキルが身についていない状態では、合格を手にするのは難しいと言えます。
2. 勉強方法に問題があるから
2つ目の理由は、勉強方法に問題があったからです。
インテリアコーディネーター資格試験の勉強は、テキストを読んだり、まとめたりしただけでは不十分です。
一次試験も二次試験も、知識をインプットしたらアウトプットが大切です。
アウトプットとは、一次試験なら、過去問題を何度も解く、二次試験なら、できるだけ手を動かして図面を練習するといった具合です。
また、二次試験の論文では、時事問題や生活に根差したテーマが出題されることもあります。
インテリアのトレンドや社会情勢など、日々の生活の中で得られる情報にも目を向けておくことが大切です。
3. 試験当日にミスをしてしまったから
3つ目の理由は、試験当日にミスをしてしまったからです。
一次試験は、マークシート方式で回答します。
試験当日の緊張のせいで、マークシートの塗り方が不十分だったり、塗り間違えてしまったりといった思わぬミスが減点に繋がってしまいます。
二次試験のプレゼンテーションと論文では、お客様の要望を読み取り、指示に従った答案を作成していかなくてはなりません。
減点される答案は、「指示にあることをしていない」、または「指示にないことをしている」といった傾向にあります。
こうしたミスが重なり、合格を逃してしまうことになるのです。
次の章では、インテリアコーディネーター資格試験に落ちてしまう理由を踏まえて、合格するためにやるべきことをお伝えします。
インテリアコーディネーター資格試験に合格するためにやるべきこと3つ
インテリアコーディネーター資格試験に合格するために必要なポイントを、3つに分けてまとめました。
1. スケジュールを立て勉強時間を確保する
早めにスケジュールを立て、勉強時間を確保しましょう。
学生や社会人、主婦の方など、日頃忙しいなかで勉強時間を確保するのは容易なことではありません。
自分にあった無理のないスケジュールを立てていきましょう。
朝型や夜型、隙間時間の利用など、工夫次第で勉強時間は作れるものです。合格をイメージして楽しみながら取り組んでいきましょう。
スケジュールを組んでも、その通りに実行できない場合は、一日単位で一喜一憂せずに、一週間、一ヵ月単位で調整するのがおすすめです。
また、一次試験の合格を待ってから、二次試験の勉強を始める計画は、時間が足りなくなる場合があります。
二次試験対策も、早めにスケジュールに組み込んでおきましょう。
2. 過去問題を繰り返し解く
過去問題を繰り返し解きましょう。
資格試験の合格には、過去問題の演習が必須です。試験までに過去問題をどれだけ繰り返せるかが勝負です。
ただし、ただ繰り返すのではなく、理解できていないところはテキストで確認するなど、回を重ねるごとにテーマを持たせることをおすすめします。
~ 過去問題を繰り返し解く例~
1回目 | 一通り全部解いてみる |
2回目 | 間違えた問題のみ、テキストでチェックしながら解いてみる |
3回目 | もう一度全部解いてみる |
上記のように、過去問題を解くたびに弱点を克服するようにしていくと、効率よく勉強を進めることができます。
3. 時間配分を身に付ける
インテリアコーディネーター資格試験の試験時間は限られています。
何度か過去問題を繰り返して慣れてきたら、時間配分にも配慮していきましょう。
一次試験は120分です。
1問何分で解けばいいのか、30分でどのくらいできたかなど、タイマーを用意して常に時間を意識しながら取り組んでみてください。
二次試験は180分です。
時間が足りずに答案が完成しないということがないように、あらかじめ目安の時間を決めて練習します。
180分の割り当ては、論文が20分、プレゼンテーション150分、見直し10分が目安です。
自宅での学習でも実際の試験をイメージして模擬試験を行い、時間配分を身に付けていきましょう。
正しく勉強すれば合格は可能
インテリアコーディネーター資格試験は、簡単な試験ではありません。
けれども、正しい方法で勉強すれば、合格できる試験です。
もし、不合格になったとしても、勉強を重ねた分、知識やスキルは着実に身についていきます。
今回お伝えしたポイントを参考に、次回はぜひ合格を勝ち取ってください。