行政書士・司法書士・宅建士のトリプルライセンスのメリットは?年収&難易度比較も
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現在、行政書士、司法書士、宅建士のいずれかの資格を持っている人の中には、プラスアルファで更にスキルアップするための資格取得を考えている人もいるのではないでしょうか?
今の時点ではそれらの資格を持っていない人でも、相性の良い複数の資格を取得してスキルアップや収入アップを目指したい、独立開業したいと思う人もいるかもしれません。
行政書士、司法書士、宅建士は相性の良い資格であり、トリプルライセンスを目指すのは決して非現実的ではありません。
この記事では、行政書士・司法書士・宅建士のトリプルライセンスについて、メリットや年収、難易度について解説します。
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トリプルライセンスのメリット4つ
行政書士・司法書士・宅建士のトリプルライセンスを所持することのメリットを4つ紹介します。
幅広いサービス提供が可能になり、クライアント層を拡大できる
メリットとして、トリプルライセンスによって取り扱うことができる業務が拡大するため、より多くのクライアントにアプローチできるということがあります。
それぞれの士業には法律で決められた業務が限定されており、資格が増えれば単純に業務範囲は広がります。
クライアントの層も拡大できるうえ、一人の顧客に対してワンストップサービスで複数の業務を提供できるようになります。
ワンストップサービスは、顧客としては、複数の専門家にバラバラに手続きを依頼する手間が省けるメリットがあり、依頼を受ける士業としては、複数の業務を一度に受任することで顧客単価のアップにつながります。
専門性・信頼性を強化できる
行政書士・司法書士・宅建士はそれぞれが高い専門性を持ったスペシャリストです。
それらの知識を融合することで、さらなる専門性や顧客からの信頼性を強化することが期待できます。
それぞれの業務にはつながりがあるため、複数の専門知識を身につけることの相乗効果で深みのある知識となります。
また、お客さんは専門家に相談するときに、どの資格がある人に相談すればよいのかよくわかっていないことも多く、トリプルライセンスがあれば、幅広い分野について精通している先生と認識され、安心して相談することができるでしょう。
競争力をアップできる
トリプルライセンスがあることは強いアピールになり、同業者との差別化を図ることができます。
行政書士・司法書士・宅建士のどれか一つの資格を持っている人は大勢いますが、全てを持っている人はとても数が少なく希少価値が高いことは間違いありません。
難関資格のトリプルライセンスはそれだけで一目置かれる存在となり、ハイレベルな専門家として評価されやすくなるでしょう。
効率的に試験対策ができる
行政書士・司法書士・宅建士はそれぞれ難関資格ですが、工夫次第では効率的に試験対策ができます。
受験科目には共通するものもあるため、それぞれの試験対策をゼロから始める場合とは違い、素地が身についた状態からのスタートとなります。
たとえば民法はいずれの試験においても重要な科目です。
また、他の資格の勉強経験があることで資格試験の学習方法や習慣も身についているため、対策が立てやすくなるでしょう。
司法書士・行政書士・宅建士の年収
司法書士・行政書士・宅建士の年収について紹介します。
ただし、独立開業か勤務かといった働き方やメインで取り扱う業務などによって年収は大きく異なります。
司法書士
司法書士の平均年収は、厚労省の調査によると1121.7万円です。
出典:司法書士 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
司法書士は、独立開業の場合と勤務の場合で年収差が大きい傾向があります。
独立開業している場合で年収のボリュームゾーンは年収1,000~4,999万円で全体の約30.8%です。
それ以上の年収も含めると、独立開業している司法書士の3分の1以上が年収1000万円を超えています。
一方で、勤務の場合は年収のボリュームゾーンは300~500万円で、全体の39.3%がここに入ります。
勤務の場合の平均年収は400万円程度になると考えられ、これは大手企業などの会社員と比較すると決して高いとは言えないでしょう。
行政書士
行政書士の平均年収は、厚労省の調査によると551.4万円です。
出典:行政書士 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
ただし行政書士は収入の個人差がとても大きいです。
独立開業している場合には年収1000万円を超えていく人も多くいる一方、年収300万円未満のままという人も一定数います。
勤務の場合は公的なデータはないものの、年収の目安は300万~400万円程度となるようです。
宅建士
宅建士だけの公的な平均年収データはありませんが、厚労省の調査の不動産業のデータから算定すると、536万円程度となります。
出典:賃金構造基本統計調査 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
宅建士は不動産仲介の取引代金の割合で報酬を取るため、高額な不動産の仲介をすれば多額の報酬を得ることもできます。
そのため、営業能力の高い人などは、平均年収とはかけ離れたかなり高額の収入を得ている場合もあります。
勤務の場合でも、報酬に歩合制が採用されていることが多く、個人の営業力等によって大きく稼いでいる人もいます。
トリプルライセンスなら平均以上も十分可能
それぞれの資格だけで十分に稼ぐことができる人もいる一方、なかなかライバルとの競争が激しく思うように稼げない人もいます。
トリプルライセンスを持って差別化を図ることにより、効率的に高年収を目指すことができるでしょう。
それぞれの業務にはどうしても季節性のものやその時の情勢に左右されるものもあり、たとえば司法書士の仕事が少ない時期に行政書士や宅建士の仕事で利益を上げるといったこともでき、安定的な収入を確保しやすくなるでしょう。
いずれにせよ、トリプルライセンスがマイナスになることはなく、平均年収以上を目指すことは十分可能です。
トリプルライセンス難易度ランキング
司法書士・行政書士・宅建士の難易度について比較したときどっちが難しいのか、ランキングを解説します。
この3資格を比較した場合の難易度は、以下の順序となります。
- 難易度1位:司法書士
- 難易度2位:行政書士
- 難易度3位:宅建士
司法書士の難易度
司法書士は合格率が4~5%程度と非常に低く、数ある国家資格の中でもトップクラスの難易度です。
科目数も多く、1科目当たりの学習範囲も非常に広いため、暗記しなければならない量もとても多いです。
試験科目は11科目あり、勉強時間の目安は3000時間以上が必要です。
試験内容は、択一式問題に加えて記述式問題があり、登記申請書を限られた時間で作成しなければなりません。
合格に必要な得点は年度によって異なりますが、大体75%以上の得点率が求められます。
行政書士の難易度
行政書士の合格率は10%程度で、司法書士ほどではないものの難しい試験です。
試験科目は9科目あり、勉強時間の目安は600~1000時間程度です。
試験内容は択一式問題と記述式問題があり、記述式では決められた文字数で文章で解答することが求められます。
合格には全体の6割以上の得点率が求められます。
行政書士試験の難易度について、詳しくはこちらのコラムもご覧ください▶行政書士の難易度とは?合格するとすごい?難易度ランキングと偏差値を問わない合格戦略
宅建士の難易度
宅建士の合格率は15~18%程度で、司法書士、行政書士ほどではありませんがある程度難易度の高い試験です。
科目数は大きな区分で4科目で、1番出題が多く重要なのが宅建業法です。
択一式問題のみで、記述式問題はありません。
勉強時間の目安は300時間程度です。
合格に必要な得点は年度によって異なりますが、72%程度の正答率が求められます。
司法書士・行政書士・宅建士何からとる?
司法書士・行政書士・宅建士のトリプルライセンスを目指す場合、どの資格から取得すればよいでしょうか。
基本的にはより興味がある資格から
基本的には、自分が一番目指している、より興味がある仕事の資格から取得するのがおすすめです。
それが最も受験勉強のモチベーション維持につながり、合格しやすくなると考えられます。
まずメインでやりたい仕事をイメージしてみましょう。
取りやすい資格から取得する方法も
他の考え方として、難易度が低いものから順番に取っていく方法もあります。
その場合、最初に宅建士、次に行政書士、最後に司法書士という順番になります。
まずは比較的取得しやすい試験の合格を目指し、一つ資格が取得できれば自信にもつながり、その後の学習がスムーズに進む可能性もあるでしょう。
司法書士と行政書士のダブルライセンスが人気
3資格の中でも特に目指す人の多い組み合わせが、司法書士と行政書士です。
司法書士と行政書士は民法などの主要科目で重なるものも多く、続けて受験をするとまだ知識が十分に記憶に残った状態で2つ目の資格を目指すことができます。
順番はどちらからでもよいですが、司法書士と行政書士は連続して受験勉強をするのがおすすめです。
関連コラム:行政書士とは?仕事内容や資格取得のメリットをわかりやすく解説!
まとめ
司法書士・行政書士・宅建士のトリプルライセンスは、決して生半可な気持ちで取得できるものではありませんが、ゼロから3つの資格の勉強をするわけではないので、工夫次第で十分狙うことができます。
すでにどれかの資格を持っている人であれば、より受験勉強はスムーズに進むでしょう。
トリプルライセンスを取得することのメリットは大きく、自分にとっても大きな自信につながり顧客へもアピールしやすくなるのではないでしょうか。
ただし、自己流の勉強でこれらの資格を取得するのは至難の業です。
特に働きながら勉強する場合は、まとまった時間を確保するのも困難でしょう。
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