今回は、行政書士法人ケイティオフィスの田中健太様にインタビューを行いました。

行政書士業務の内容やスケジュール、独立開業までの経緯など詳しくご回答いただいています。

これから行政書士を目指す方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

主にどのような業務をされているのですか?

建設業・産業廃棄物収集運搬業などの許認可申請業務と在留資格申請や帰化申請を主に行っております。

1日の簡単なスケジュールを教えて下さい

8:30出社 メールのチェック・対応、1日の予定確認
10:00申請先の役所で申請業務。
1ヶ所だけでなく複数の役所周りすることもあります。
12:00ランチ
13:00依頼者と打ち合わせ
14:00申請書類の作成や電子申請
16:00スタッフと打ち合わせ
17:00明日の予定確認、書類整理
18:00退社

仕事の魅力ややりがいを感じる時を教えて下さい

許可が無事に取得でき、依頼者さんにその報告ができたときに達成感を感じます。

難しい案件ほど無事に取得できたときはやりがいを感じます。

印象に残っている仕事・案件のエピソードがあれば教えて下さい

他の行政書士事務所に依頼したが、断られた又は許可が取得できなかった案件を当方に相談され詳細にヒアリングし許可取得が可能と判断し受任することになり、結果無事に許可が取得できた案件が印象に残っています。

今後の展望等がありましたら教えて下さい

電子申請が対応可能な許認可申請が増えていっております。

電子申請が可能ということになれば役所に窓口に出向くことが基本的には無くなるので、全国対応が可能になり販路拡大のビジネスチャンスがあります。

また日本で就労したい外国人が増加している現状から在留資格申請も増え、外国人案件の更なるビジネスチャンスも狙っております。

以上のチャンスを活かせるよう電子化の対応や最新の関係法令の勉強に励んで参ります。

これから資格取得を目指している方へメッセージをお願いします

行政書士を目指している方へ

行政書士は許認可の取得を依頼者のために代理申請をします。

無事に許認可を取得すると依頼者に大変喜んでもらいます。

申請内容が難解な程、喜んでもらい達成感を感じます。

資格を取得した後も様々なことを勉強し続ける必要がありますが、「勉強する(知識・情報を取り入れる)のが好き」「書類を読むのが好き」「人と接するのが好き」「ポジティブな方」「行動力がある方」は行政書士に向いているかと思います。

行政書士のお仕事はやりがいのある仕事です。

この記事の著者 行政書士法人ケイティオフィス 田中 健太

平成18年度行政書士試験に合格。
平成21年12月に行政書士登録。行政書士田中法務事務所を開業。

建設業、産廃収集運搬業、宅建業などの許認可業務と在留資格申請などの外国人の手続きを専門に業務を行ってきた。
平成27年12月に特定行政書士に付記される。特定行政書士として不服申し立て業務を行うことが可能となった。

令和3年8月に行政書士ケイティオフィスとして法人組織に変更。
建設キャリアアップシステム認定登録機関の受託、経営力向上支援事業登録専門家(エキスパート)の就任など公的な機関からの業務を受託している。

行政書士法人ケイティオフィス