【行政書士 実務家インタビュー】JAPAN行政書士法人 小山 翔太様
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JAPAN行政書士法人 小山 翔太様にインタビューを行いました。
行政書士の仕事内容やスケジュール、独立開業までの経緯など詳しくご回答いただいています。
これから行政書士を目指す方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
なぜ資格を取得しようと思ったのですか?
学生時代からサラリーマンよりも、自分で独立して仕事をしたいという思いがありました。
しかし、明確なスキルを持っていなかったので、独立開業がしやすい資格の取得をしてみようと思ったのがきっかけです。
主にどのような業務をされているのですか?
外国人の方の在留資格(ビザ)手続きが中心です。
関連して、外国人材活用に関しての経営コンサルティングも行っているため、クライアントと一緒にビジネス戦略を考えたり、その実行をサポートしたりもしています。
1日の簡単なスケジュールを教えて下さい
私は朝型なので早くから業務を開始しています。
6:00 | 出社 メールチェックとクライアントからの問い合わせ対応 |
8:00 | 出入国在留管理局(入管)に出向き、在留資格申請及び各種折衝 |
13:00 | プロジェクトの進捗管理とチームミーティング |
15:00 | クライアント対応や追加の資料作成 |
17:00 | 翌日の準備とタスク整理 |
18:00 | 業務終了 |
仕事の魅力ややりがいを感じる時を教えて下さい
クライアントの問題を解決してビジネスが成長してるのを実感できる時が一番やりがいを感じます。
特に在留資格(ビザ)の手続きでクライアントの生活やキャリアに直接影響を与えられるのは本当に嬉しいです。
印象に残っている仕事・案件のエピソードがあれば教えて下さい
韓国人の牧師の方の永住権の申請が心に残っております。
永住権の取得では年収が審査されるのですが、この方は職業柄、清貧な生活を心がけておられました。
ご自身で複数回申請をしても不許可が続いておりましたが、職業の特性を説明して許可が得られた時は大変お喜びいただけ、私としてもとても嬉しかったです。
なぜ独立開業をしようと考えたのですか?
気づいた時には独立志向だったというのが正直なところです(笑)
自分でも上手く説明できませんが、勤め人としてキャリアを積むことのイメージが沸かず、リスクがあっても、ゼロからスタートして形を作っていくことを選びました。
開業後、最も苦労されたのはどのような部分ですか?
知識ゼロ、人脈ゼロからのスタートだったので、最初の頃はクライアントの信頼を得るのが大変でした。
1件ずつ必死に勉強しながら、がむしゃらにこなしていくことで、徐々に質の高いサービスを提供することが出来るようになったと感じております。
今後の展望等がありましたら教えて下さい
今後はさらに多くのクライアントに対して包括的なサポートを提供し、より多くの企業の成長を支援したいと考えています。
特に、日本の外国人数の増加と人手不足の問題が深刻化している中で、外国人労働者の在留資格手続きを通じて企業の人手不足解消に貢献したいと思っています。
これから資格取得を目指している方へメッセージをお願いします
資格取得は自分自身の成長とキャリアの幅を広げる大きなチャンスです。
特に、レールから外れたキャリアを歩むことになった人にとって、行政書士資格の取得は有益です。
行政書士の世界はセカンドキャリア、サードキャリアの人ばかりですから、興味があればぜひ全力で頑張ってみてください。
この記事の著者 JAPAN行政書士法人 小山 翔太(こやま しょうた)
2019年4月に特定技能制度が開始された当初から、特定技能所属機関(受入企業)及び登録支援機関からの相談対応及び在留資格手続きを行っている。
定期的に開催している人数限定(5名以下)セミナーにおいては、外国人材採用に関心を持つ上場企業、中小企業、個人事業主に加えて、外国人材ビジネスに参入を検討している人材紹介会社も対象として、在留資格の基礎から特定技能制度の活用方法までアドバイスを行っている。