合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

行政書士試験を目指したのは、法律の専門家の入り口として勉強しやすいと感じたことからです。

当初は、仕事で社会保険関係の書類に携わることが多く、社会保険労務士を取得しようと思っていました。

その際に、社会保険労務士のダブルライセンスとして、行政書士がおすすめされていたことも大きく影響しています。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

様々な予備校に資料請求をして、法律の「ほ」の字も知らない僕にとって一番理解しやすそうな、とっつきやすそうな印象を受けたのがアガルートのサンプルテキスト。

サンプル講義では、画面上にテキストを映してマーカーを引いたり、文字だけではわかりにくい事例も適宜図を描いてくれたり…。

難解と感じていた法律の勉強がスッと頭に入ってくれそうな印象を受けました。

価格帯も他の予備校と比べ廉価なところも、アガルートの講座を受講することにきっかけです。

学習上の工夫

合格率10%前後の資格試験ということで、今から自分は難しい試験に挑戦していくんだぞ、という意気込みで勉強を開始。

内容自体はそこまで難しいものではなく、しっかりと基礎をおさえていけば合格できそうだなと思っていました。

勉強は1日1時間ちょっとで、平日も休日も大きく勉強時間は変わらなかったと思います。

人間結局はどんどん忘れていく生き物なので、とりあえず全部やってしまえば後から「ああそうだった」で記憶を上書きできるのもポイント。

復習は少なめで新しい講義をどんどん受けていきました。

民法、行政法が一通り終わったところで記述式の対策をスタート。

問われることのベースは条文知識か判例知識だと感じ、記述式だけの対策はほとんどしませんでした。

とにかく基礎をおさえる勉強を意識しました。9月頃から市販のものを含め模擬試験に着手。

最初は140点台などをとってしまい、こりゃダメだと強く落ち込むこともありましたが、そんなときはすぐ寝て、遊んで、気持ちを切り替えてまた勉強していました。

ダメなときは何をやってもダメな人間なので、気持ちのメリハリをしっかりとつけることが大事だと思います。

次第に模試の点数も伸びてきて、200点を超えるようになり不安がなくなりました。

一般知識は範囲が広く、田島先生のヤマ当て論点あたりを少し調べて、あとはその場思考でどうにかしようと思っていました。

本試験当日は、自分がわからない問題は他の人にもわからん理論で挑むことに。

ただ、勉強していない範囲の問題、深くまでつっこんだ問題が必ず出ることも頭に入れていたので、問題の趣旨がわからないものも落ち着いて向き合うことができました。

模試のときから、正誤がはっきりつけられない肢に△をつける勇気が非常に役立つと思います。

結果としてその肢の正誤がわからなくても問題の正解が出せるときが往々にしてあるので、問題演習や模試のときから△をつける勇気、クセを持つことが大事。

試験終了後も一般知識の足切りの不安はずっとありましたが、解答速報等で確認すると11問取れていたので安心しました。

択一だけで176点でしたが、記述も2問は完答したので不安もなく合格発表を迎えられました。

名前の記入漏れ、マークミスなども心配しましたが、無事に220点で合格。

基礎を徹底しておさえること、完璧を目指さずに一通りの学習をすることが重要です。

また、勉強するときとしないときのメリハリや謙虚な気持ちで試験に向き合うことが資格試験には大事。

なにより質の高い講義を展開してくれたアガルートアカデミー、講師陣のみなさんに感謝しています。

ぜひみなさんもアガルートアカデミーの講座を受講して行政書士試験合格を勝ち取ってください。応援しています。ありがとうございました。

入門総合講義の感想・利用方法

1コマ1コマが短く区切られていたので、とりあえず1コマだけでもやっちゃおう、の気持ちで受講できることは心理的に大変よかったと思います。

1コマやってしまえば、もうちょっとキリのいいところまでやろうかなという気になれるのも、アガルートの講義の大きなメリット。

また、全ページフルカラー刷りになっているので、視覚的にも刺激され、記憶の一助になっていると感じました。

マーカーを引いて自分なりに色付けをしますが、もともとのテキストがカラーであることが僕にとって大事な要素。

行政書士試験で重要となる記述式についても、目標となる年の試験で狙われそうな論点については講義内で注意喚起してくれました。

そのため意識して理解、暗記しようと頑張れたので、結果として記述式でその論点が出なくても、択一式や多肢選択式などで出題されたときに確実に正答できる得意論点にできたと思います。

相賀先生の講義ではスピードチェックということで、主要論点の講義が終わったあとの簡単なまとめ講義も用意されていました。

スピードチェック講義を見るだけで復習になり、後に論点のチェックをしたいときにもスピードチェック講義だけを見れば良いので助かります。

初学者に限らずとは思いますが、似たような論点を比較する問題などが苦手な受験生は多いと思います。

そういった論点については一つひとつについてしっかりと説明があるほか、比較のための表もついているため、一目で論点の整理が可能。

入門総合講義は初学者だけでなく、他の予備校で一度学んだ方でも多くの学び、気づきが得られる講座だと思います。

短答過去問解析講座の感想・利用方法

解析講座の中でも先生が仰っていたと思いますが、全ての問題について講義を受ける必要はないと思います。

自分で肢ごとに正誤がつけられない問題、正誤はつけられても理由があやふやな問題を主に視聴するようにしていました。

難問と思われるものは、講義内で無視していい問題、復習の必要がない問題等をプラスしてくれるため、勉強する範囲を出題可能性の高い部分に絞り込めました。

肢ごとに理由付けできる知識も大事ですが、実際の本試験では肢の2、3個、場合によっては1個わかるだけで問題の正解が出せるときがあります。

そのことについても講義内で触れてくれるため、本番の問題の解き方のコツなどを掴むためにもよい講義です。

記述過去問解析講座の感想・利用方法

僕は記述式については、ガイダンス以外はほぼ視聴せずに終わりました。

科目ごとの出題の傾向などだけを抑えて、結局はその問題ごとに何を聞いているのかを理解してしまうことが重要です。

後はその論点について条文を知っているか、関係する判例を知っているかが勝負だと僕は感じたため、特別記述式だけの対策はしませんでした。

その分、基礎となる部分を重要視。

もっとも、行政書士試験における記述式試験は合否を左右する配点の高い箇所であります。

そのため、記述式過去問や模試の問題に全く歯が立たないような状態の方にとって、とても心強い講義の1つです。

ほとんど視聴しなかった僕でも、最初のガイダンスで得られた知識だけでも本試験で非常に助けられたと感じています。

逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法

僕の中でのアガルートナンバーワン講義だと思っています。

法律系の資格である行政書士試験において条文を逐条することの大事さを痛感しました。

テキストでわかりやすく事例などを用いながら制度趣旨や内容、それにかかる判例などをインプットした後に講義を受けると、難解だった条文がスラスラと読めるようになり、より理解が深まりました。

正直僕はこの講義がなかったら合格できなかったかもしれません。

もちろんベースとなる入門総合講義ありきですが、それぐらいこの講義で理解が強く深まったと感じています。

逐条ローラーインプット用のテキストが配られますが、自分で六法を買っている人は書き込むスペースがあれば直接講義のメモ等を書き込んでしまうのがよいと思います。

復習や問題演習の際に気になった条文についてその六法を開けば重要度やメモがわかるようになるため非常にオススメです。

文章理解対策講座の感想・利用方法

こちらも必ず受けるべきレベルの講義です。

一般知識の足切りには本試験が始まる1秒前まで不安が残りますが、その不安を解消できます。

講義内の先生の指示に従って勉強を進めるだけで、間違いなく文章理解で点数が取れるようになると思います。

文章理解は問題ないと思う方も、少しだけでもいいので視聴した方がよいでしょう。

行政書士試験における文章理解の問題の傾向などを把握するだけでも、本試験で他の方との差がつけられると思います。

実際に令和3年度本試験では文章理解で満点を取れました。

この講義あっての点数だと実感しています。

『択一式対策完成への問題』解析講座の感想・利用方法

よくいろんな先生が、「この論点を違う角度から問われたら解けるか?」という疑問を受験生に呈していると思いますが、そのことについてしっかりと補強してくれる講義です。

行政書士試験には行政書士試験なりの問い方、問題の書き方のクセがあり、アガルートのテキストはそのクセに対応しています。

問題を見ると、他資格では同じ民法の問題でも問われ方や視点が異なることが多々あり、どのような問われ方にも正答できるように導いてくれるのが、択一式対策完成への問題の解析講座です。

司法試験問題など難易度は大きく上がっているように見えます。

問われているベースの条文は同じ民法なため、もとの条文がしっかりと理解できているか、テキストの文字だけを暗記していないかがわかる良い講義です。

模擬試験の感想・利用方法

本試験のイメージがつくように午後1時から始めて実際にかかる時間を計測して受講スタート。

本試験で解く順番を決めていなかったので、第1問から順番に解いていくことに…。

ただ、その解き方が一番しっくりきたので、本試験も模試同様に第1問から解くことにしました。

ここで本試験のイメージ作りができたことは合格に繋がったと思います。8月頃に受けて160点台かつ一般知識は足切り点以下。

あまり得点は気にしないようにしましたが、正直少し落ち込みました

間違えた問題や気になる論点などはしっかりと解説し、不安点をなくすためにも講義をしっかりチェック。

模擬試験の内容自体は、本試験と同等以上のものだと思います。

講師へのメッセージ

最初はふわふわした気持ちで受講を始めて、直感で相賀先生の講義を選びました。

相賀先生の笑顔や雑談は僕が勉強を続けるのに一役買ってくれていたと思います。

Twitterはフォローしていました。特に絡まず先生の送るメッセージを見て、モチベーションの糧としていましたが、4月頃には一旦勉強をやめていました。

7月下旬に先生がTwitterで本試験申込み開始のツイートしているのを発見。

ちゃんとやりきらなければと思い、合格までこぎつけました。スピードチェック講義は画期的だと思います。

論点の復習は自分でもできますが、先生の声を聴いて復習するのと、自分で文字を読んで復習するのとでは大きく記憶の効率が違ってくると思います。

主要な論点については、すべてスピードチェック講義をつけてくださると今後の受講生にとって有益です。

先生が本当に憧れの存在で、インタビューでお会いできるということで大変うれしく思っています。

自分語りとなってしまいますが、適応障害にかかり高校を中退しました。

もともと勉強はできる、というより授業を聴いているだけで理解できていたので、中退となった事実が自分にとってものすごく(学歴)コンプレックス。

ただ、行政書士試験に出会ったとき、きっとコンプレックス解消への道となってくれると思いから、ここまでこられました。

ひとえに相賀先生の講義のおかげだと感じています。

現在は適応障害も回復しましたので、先生とのインタビューも難なくこなせますのでご心配なく(笑)。

自分の新たな道を開いてくれてありがとうございます。現在は、当初目指していた社会保険労務士ではなく、司法書士試験に向けて11月下旬から勉強を始めています。

司法書士試験も合格できましたら、是非ともご一緒に食事したいものです。本当にお世話になりました。