合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

令和2年度の社会保険労務士試験に合格したことで、法律の勉強に一つの区切りをつけようと思ったためです。

10年くらい前に司法書士試験合格を目指していました。

まず先に行政書士試験に合格しなければ司法書士試験に合格なんてできないと思い行政書士試験合格を目指しました。

しかし、なかなか合格できずにダラダラと勉強しながら受験をしていました。

今回は令和2年度の社会保険労務士試験に合格したことで、例年よりも高いモチベーションで受験をすることを決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

約10年ぶりに行政書士試験で予備校を利用しようと思いアガルートの評判をネットで知り申し込みました。

最終的にアガルートを選んだ理由は何といっても合格率の高さです。

それと合格特典で全額返金制度があるのもポイントが高かったです。

学習上の工夫

平成23年に初めて行政書士試験を受験しました。

当時は他校の講座を利用していましたが、結果は174点で不合格でした。

翌年以降は市販の教材を利用しましたが、平成24年は172点、平成27年が158点、平成28年が132点、平成30年が168点、令和元年が178点、令和2年が162点。

と、合格まであと一歩の年があったものの、市販の教材だけでの合格の難しさを肌で感じていました。

今回は法律の勉強に一区切りをつけたいという思いから例年よりも高いモチベーションで学習に入りました。

3月1日から勉強を始めましたが、毎日3時間を目標に合計800時間の学習を目指して勉強しました。

ただ平日に勉強できなかった時間を土日で取り戻すという勉強の仕方は殆どしませんでした。

大事なのは毎日少しでも良いから休まず勉強することを心掛けました。

そして休息をしっかりと取ることも大切にしました。

私はテキストを読む際には音読で読むようにしています。

1回読むのに時間が掛かるため、今回はテキストの通読は1周だけでした。

それでも黙読よりも記憶に残るのと、すでに学習経験があるためインプットは最小限にしても問題ありませんでした。

代わりにアウトプットを重視するようにしていました。

問題集はアガルート以外に市販の問題集を追加で5冊買いました。

勉強する際には休憩の取り方にも注意していました。

30分勉強したら10分くらい休憩を取るというスタイルで勉強。

休む際にはベッドで横になり仰向けになって目をつぶって瞑想するなど、心身ともに休みました。

ネットやスマホを休憩中に見るのは、他のことをやっているのであって休憩を取っていることにはなりません。

持久力を維持するために休憩時間は何もせずにしっかりと休むように心がけました。

学習の記録も付けました。

1か月先の学習計画も作りましたが、詳細な学習計画表は作りませんでした。

たいていの場合は計画通りにいかないからです。計画通りにいかないと挫折感を味わうために大雑把な計画にとどめました。

ただし試験直前の1か月くらいは詳細な計画を作って入念に計画通りに勉強をしました。

アウトプット中心の学習方法は中上級者には特に効果的かもしれません。

解らないところは問題を解いて解説で理解するというやり方のほうが短期間に実力が付くと感じました。

今年は約700時間の勉強をしました。当初の計画よりも100時間ほど足りませんでしたが。

記述抜きで196点取ったので満足しています。アガルートを選んで正解でした。

演習総合講義の感想・利用方法

演習総合講義の良さはインプットとアウトプットをジグザグに学べるところです。

豊村先生の講義はとても分かりやすかったです。講義を聞いていて眠くなったことは一度もないです。

他資格セレクト問題集は難易度の高い問題もあって解くのに苦労しましたが、豊村先生の解説動画を観て解らなかった問題も理解できるように。

演習総合講義は通常再生で視聴しましたが、倍速再生でも良かったと思っています。

インプット動画は1周しかしませんでした。

全部視聴するのに時間が掛かるので、アウトプット中心にするためにインプットは最小限にしました。

2周目はアウトプットのみを視聴しました。演習総合講義では、インプット1周アウトプット2周をこなしました。

行政書士試験は過去問だけでの合格は難しいです。

そのため他の資格の問題を解くなどして対策をしなければなりません。

独学の場合には、どの資格の問題をどの程度解けば良いのか分からないためアウトプット対策が難しいと思います。

その点でアガルートの他資格セレクト問題集は、司法試験や予備試験や国家公務員試験の問題のうち行政書士試験で問われそうな問題を厳選してくれています。

したがって、アウトプットを行うことでかなりの実力が付いたことが実感できました。

インプットとアウトプットを交互に学べる演習総合講義を最後まできちんとこなせば合格する実力をつけることができるのは間違いなかったです。

とても満足しています。ありがとうございました。

総まくり択一1000肢攻略講座の感想・利用方法

私は今回の行政書士のほかに宅建と社労士に合格していますが、毎回感じるのが一問一答形式の問題をたくさん解くことの重要性です。

択一式の問題だと何となく正解をしてしまうことがよくありますが、一問一答形式だと正解か不正解かなので実力を把握しやすいです。

宅建の時も社労士の時も一問一答形式の問題をたくさん解くことで実力が付きました。

択一式問題を解くことも重要ですが、一番実力が付くのが一問一答形式の問題を解くことだと思います。

その点、総まくり択一1000肢攻略講座は本試験に形式が近い問題をたくさん解くことができ、試験対策としては一番効果があった講座でした。

私は、この講座の憲法は1回だけ解きました。

憲法には自信があったため1回だけで充分だと思ったためです。本試験でも憲法の択一は全問正解でした。

民法と行政法は3周しました。行政法が特に役に立ったと思っています。おかげさまで本試験の行政法の択一は満点でした。

民法は本試験のほうが難しく感じました。9問中5問正解で残り4問のうち3問は最後までどちらか悩んで最終的に間違えました。

1問は個数問題でお手上げでした。民法は好きな科目なのですが昔からなかなか点数が上がりません。その辺が今後の課題だと思っています。

商法会社法は1周だけしました。本試験では5問中3問正解でした。苦手科目なので、自分としては上出来だと思っています。

一般知識も商法会社法と同様に一度しか解きませんでした。

一般知識は過去に一度も足切りにあったことがなく、自信があったのと試験範囲が広いため深入りしないほうが良いと思ったためです。

繰り返しになりますが、問題演習で一番実力が付くのは一問一答形式の問題をたくさん解くことだと思います。

この講座は良問が多く、本試験に形式が近い問題を解くことにより短期間で実力をつけることができました。

とても良い講座だと思います。

総まくり記述80問攻略講座の感想・利用方法

今回の行政書士試験では記述抜きでの合格ライン突破を目指していました。

そのため総まくり記述80問攻略講座は1周だけ動画を視聴して、本試験で出てきそうな問題を直前に何問か解きました。

本来は記述対策も手抜きをせずにやるべきなのでしょうが、あまり時間がなかったため、択一対策に専念。

結果的に本試験では記述抜きで196点だったので良かったのですが、記述の採点が20点と振るいませんでした…。

一歩間違えれば今年も危なかったかもしれません。

そういう意味でこれから受験を考えている人は記述も手抜きせずに全力で勉強したほうが良いと思います。

講座の内容はいつもの豊村先生の分かりやすい講義でした。

何度か繰り返し講義を聞いていれば記述でも高得点が取れたと思います。

択一に不安のある人はこの講座を繰り返し受講することをお勧めしたいです。

逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法

逐条ローラーインプット講座は、私にとってとても楽しめる講座でした。そして親近感の持てる内容でした。

講義の中で田島先生が大田区の大森の話をしていましたが、私も以前、蒲田にある某専門学校に通っていました。

大森西にある梅屋敷商店街という商店街の近くに住んでいたので、懐かしい気持ちで講義を聞いていました。

時間の関係上、民法は1周することが出来ませんでした。

途中まで聞いたのですが試験直前期となりアウトプット中心の学習に切り替える必要があったためです。

行政法は全部聞きました。とても楽しかったです。そして分かりやすく記憶に残る内容でした。

これまでの行政書士試験では条文中心に学習したことはないのですが、今回は行政法に関しては条文を何度か読んで学習しました。

おかげさまで行政法の択一は満点でした。

行政法に関しては本試験で結果に結びついた講座でした。

民法も最後まで視聴していれば、もっと良い成績を取れたかもしれません。次への反省としておこうと思います。

ありがとうございました。

文章理解対策講座の感想・利用方法

文章理解対策講座は一度だけ視聴しました。

行政書士試験は今回で8回目の受験なのですが、一般知識で足切りにあったことがなく、ある程度文章理解の問題にも自信があったためです。

他の科目に時間を割きたい、と考えました。

本試験では文章理解は3問中2問正解で1問間違えてしまいました。

それでも一般知識全体では14問中11問正解だったので問題ありませんでした。

一般知識に不安がある人は文章理解や個人情報保護法の問題は絶対に落とせないので、この講座の受講は必須だと思います。

文章理解だけに時間を割いた講座を持っている予備校は少ないと思うのでアガルートはやはりお勧めです。

ちなみに私が本試験の時に試験が始まって最初に解いたのが文章理解の問題でした。

問題文が長いため最後に取っておくと試験時間の関係上焦ってしまう可能性があるため、毎回最初に解くのが文章理解の問題です。

擬試験の感想・利用方法

模試は11月1日に解きました。

本来はもっと早く解くべきなのかもしれませんが、直前期に解いても問題無いと思い本試験の直前に模試を解きました。

なぜなら、他資格セレクト問題集や総まくり択一1000肢を何度も解いて自分に実力が付いていることを実感していたためです。

模試の結果は記述抜きで206点でした。

本試験の結果が記述抜きで196点だったので本試験とほぼ変わらない難易度という事が分かります。

解説動画がとても充実していました。豊村先生の最後まで手抜きをしない分かりやすい講義が良かったです。

市販の模試は1冊買い1回分だけを解きました。

結果は記述抜きで184点でしたので、少し不安に感じました。

しかし、これまで受験してきた時は模試で散々な結果の時が殆どだったので、随分成長したと自分で感じることが出来ました。

試験直前の最後の総仕上げと自分の実力を確認することが出来る講座だと思います。

講師へのメッセージ

豊村先生、ようやく8回目の受験で行政書士試験に合格できました。

もっと早く豊村先生に会っていれば、こんなに時間が掛かることは無かったと思います。

予備校の行政書士講座では豊村先生の講座は王道を歩むようなものだと思います。

確実に合格を勝ち取りたい人にとっては最高の講座だと思いました。ありがとうございました。

田島先生、親近感の持てる内容の講座で楽しんで勉強できました。久しぶりに蒲田に行って居酒屋でお酒を飲みたいと思いました。

条文学習の大切さを教えていただきありがとうございました。

今後の先生方のご活躍を心よりお祈り申し上げます。この度は誠にありがとうございました。