合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

 今年で65歳になり、定年後の長い第2の人生を考えた場合、手に職を付けたいと思ったからです。

既に宅建士は取っているので、最終目的の司法試験予備試験→司法試験と科目が被る行政書士試験を受けることにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

豊村先生の熱い講義に触発されたからです。

法律は初学者だったので、講義が解りやすい先生を探していました。

YouTubeで偶然豊村先生を拝見して、その後、豊村先生の受講相談を受けて、アガルートの豊村クラスを受講することにしました。

学習上の工夫

継続的に学習することが、大変でした。

一度は挫折して、学習が1か月間停止。しかし、再度、気を取り直して、講義を聞き再開しました。

演習総合講義は学習経験者が対象で、過去問ではなく、他資格セレクト問題集を学習するものでした。

今考えれば、同じ豊村先生の入門総合講義を選んだ方が良かったと思っています。

事実、一昨年は総合140点だったので、見栄をはって、中上級を選んだのが苦しむ基になったと思います。

というのも、一昨年は、行政書士の過去問を殆ど学習していませんでした。

他資格セレクト問題集は私にはやや(かなり?)難しく難儀しました。

それでも、基幹科目の民法と行政法はやりました。その2科目が終わり、商法・憲法は過去問で学習。

春が終わり、暑くなってくると、焦りが出てきました。何と、7月から受けている他校の模試の偏差値が下がってきたのです。

これには、大変焦りました。特に、記述が全く出来ないというよりは、だんだん偏差値が下がり一番低くなりました。

法令択一と多肢選択は偏差値が55くらいでしたが、記述の偏差値が模試を受ける度に下がっていきます。

最終的に記述は偏差値が40に下がりました。

ここで、巻き返しとばかり、豊村先生の総まくり記述80問攻略講座と直前ヤマ当てフェスの記述を受け、何とか記述の偏差値は50に。

最終的に成績通知書では記述は24点でした。予備校の採点サービスでは36点だったので、今年の記述は辛口採点だったと思います。

何とか合格できました。これもひとえに、豊村先生に一言御礼を言いたかったからです。ありがとうございました。

豊村ゼミの感想・利用方法

豊村ゼミは通信で受講させていただきました。

通信の割には臨場感のある講義で、自分があてられていると思えます。

また、他の受験生の方の発言が、大変役にたちました。同じ間違いをするものですね。人は。

豊村先生から指名され発言する人と、私は同じ間違った答えをよく同時に言っていました。これはお笑いです。

この繰り返しが、鍛錬になったと思いました。

演習総合講義の感想・利用方法

演習総合講義は私にはかなり難しかったです。見栄をはらずに、入門総合講義を受けた方が良かったと思いました。

特に問題集が膨大な量で圧倒されました。中でも民法と行政法は電話帳のようでした。

しかし、司法試験・司法書士の問題に触れることができて結果的には良かったです。

私のように前年度の点数が低い人は過去問と並行して学習するのが良いと思います。

民法は良かったです。明らかに、本番の試験の民法が簡単に思えました。

これが合格の原動力になったのは明らかです。

本番はどんな問題が出るか分かりません。

特に行政書士の試験はこんなことを出すか?というような問題が出るので、他資格セレクト問題集は強い武器になります。

私にもっと力が有れば、他資格セレクト問題集を使い切れたと思います。

総まくり記述80問攻略講座の感想・利用方法

これが私の合格の決め手になりました。

最初は模試の記述式の偏差値が50くらいでしたが、夏を過ぎて記述の偏差値は40になってしまいました。

それはそれは焦りました。学習しているのに、偏差値が下がるのです!

原因は記述式でした。偏差値が40ということは全く論点もわかっていないということです。

そこで、私は80問の予想問題を徹底的に学習しました。

まずは、諦めて、問題集を「解かずに」読み物として、先に解答を見てから、問題を読みます。

こうすると、勉強の苦痛が少ないです。問題集ではなく、読書の本として何回も「読み」ました。とにかく読みました。

何回か読んでいると、今度は解けるようになりました。

最初から解くのではなく、読むことから始めるとこの記述80問は我が物にすることができると思います。

ここまで網羅されている優秀な参考書はないと思います。

この総まくり記述80問と、直前ヤマ当てフェスの記述があったからぎりぎりで合格できました。

逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法

逐条ローラーインプット講座は正確に条文を理解するうえで、非常に役にたちました。

特に、行政法では条文が命なので、行政法はこの逐条ローラーインプット講座を何回も聞きました。

行政法はいわゆる「偽条文」の問題が出ます。この「偽条文」はたちが悪いです。

自然と嘘をつかれるあの「偽条文問題」。私はこの「偽条文」の問題が大の苦手でした。

つまり、正確に条文を理解していないから「偽条文」に勝てないのです。

正確な条文の理解は、行政法の必要事項です。これは効果大でした。良い参考書をありがとうございました。

文章理解対策講座の感想・利用方法

文章理解は得意だったので、苦労はしませんでした。

自己採点時も3問完答でした。だから、特に学習も苦労はしませんでした。

この講座の特徴は無理なく、文章理解を頭に浸透させることができるところにあると思います。

文章理解の講座はテクニックだけを教えるものが多い中、中道を行く講座で私も好きでした。

テクニックだけでは割り切れない部分があるのがこの曲者、文章理解だと思います。最低限の読解力は必要です。

読解力なしでテクニックだけで解くのはギャンブルです。読解力も自然に養えるこの講座は大変良かったです。

模擬試験の感想・利用方法

私の実力が無かったからか、模試は160点位でした。しかし、模試の解説はとても良く、大変勉強になりました。

しかし、試験直前で、この160点位は大変痛かったです。これが起爆剤になったのかも知れませんが……。

講師へのメッセージ

豊村先生、ありがとうございました、ぎりぎりの点数でしたが、合格させていただきました。東京に行きますよ!