合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

以下、リンクは最新版となります。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

最初のきっかけは妹が行政書士の勉強を始めたと聞いて興味を持ったことです。

勉強を進めると何年も不合格となってしまい、そんなはずはない!と、ただただ意地になっていました。

その後、行政書士事務所で行政書士補助者として働く機会があり、相続・遺言・成年後見の仕事はこれからもっと必要とされる、自分でやりたいと思うように。

ただ合格するだけではなく自分で開業しようと、勉強開始5年目にしてやっと自分に合う予備校に出会い必死に勉強しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

分かりやすい講義に驚いたのがきっかけです。

独学で4年間勉強しましたが、思うように点数が取れず、何か参考になればと思い始めていました。

Twitterでアガルートアカデミーをよく目にしたので、試しに令和2年度の行政書士試験直前に田島先生の一般知識の無料講義を視聴。

人に教えてもらうのがこんなに分かりやすいのか……と驚きました。

結局、令和2年度の試験直後の自己採点で点数が足りず不合格と確信した瞬間にアガルートに申し込んでいました。

学習上の工夫

持病があり、主婦と仕事と勉強を上手くこなすことができずイライラすることも多かったと思います。

ですが、よく行くコーヒーショップだと落ち着いて勉強することができました。

1年目は市販の入門テキストの熟語が分からず、辞書を引き改めて国語の勉強をするところから始まりました。

意味の分からない日本語が山ほどあり、テキストは熟語の意味のメモ書きで埋まりました。

その後は判例を読んでみるもまた辞書のお世話になりっぱなしで、結局まともな勉強はできず不合格でした。

2年目は何とかふわっと過去問が解けるようになり、記述対策のテキストも購入し何度か繰り返しました。

しかし、勉強のやり方はこれでいいのか?と自問自答のまま不合格でした。

3年目はやっとまともに条文と向き合える知識が身につき、有斐閣の判例六法を購入し何度も出てくる条文にマーカーを引きます。

しかし、過去問を何度も繰り返すことが正解だと思っていたため、条文を覚えるところまでたどり着かず不合格でした。

4年目は、判例六法は少し読みづらいと感じ、行政書士試験用の六法に買い替えました。

過去問を何度も何度も繰り返すことよりも条文を読み込むことに集中。

この年は試験直前期に田島先生の一般知識の無料講義を受けました。

試験は今までに比べ何が問われているのか分かり手ごたえはあったのですが、行政法に苦手意識があり19門中11問と正解率は上がらず。

民法は改正されてから意識して勉強していたので9問中7問と悪くないものでしたが、まだまだ知識が足りず不合格でした。

5年目(令和3年度)は令和2年度の試験の数日後には上級総合カリキュラムフルに申し込みすぐに講義を受け始めました。

丸4年も勉強してきたのに新しい発見だらけで驚きでした。

大事なこととそうでもないこと、まあ試験には出ないであろうことなどが明確になり無駄なく勉強できました。

1年間もあるのに全部できないと感じ、届いたテキストに優先順位を付け自分に一番必要な行政法に一番力を入れて取り組みました。

この年は行政書士試験過去問ベストセレクションの民法と行政法を間違えなくなるまで繰り返し解きます。

逐条ローラーインプット講座の講義を聞き終えた後の隙間時間はもっぱら条文の音読をしていました。

行政法は条文!を信じて何度も何度も音読しました。

もちろん民法も記述対策として気になる条文は暗記できるよう繰り返し読みました。

その結果、無事合格できました。

図表まとめ講座の感想・利用方法

図表まとめ講座は正直、一度さらっと流しただけで読み返すことは少なかったです。

民法・行政法・憲法・基礎法学はしっかり視聴しました。

4年も勉強してきたはずなのにまだまだ知らない言葉が出てくるので、最初はどうしよう、最後までできるのかと心配に。

図表になっているのはごちゃごちゃした頭の中を整理するのによかったです。

行政法は結局条文と判例なんだな、と。

講義途中に出てくる「1次オーディション・2次オーディション」や「親分子分」の話は薄笑いしながら視聴していたので、周りの人は気味が悪かったかもしれません。

行政手続法は条文からしか出ない!とここではっきりと言われたときは条文を覚えればいいんだと気が楽になりました。

民法はどうしても文章が難しく感じるもので、話し言葉に砕いてもらえたのは分かりやすく覚えやすくなりました。

憲法もあとで判例をしっかりやろうと思い、国会など丸暗記と言われた部分だけはスマホで写真を撮りいつでも見られるように。

基礎法学は何かの過去問で見たことあるなと思うものが多く、さらっと流し見しただけで終わりました。

商法と一般知識は時間があれば……と思っていましたが結局手が回らずできませんでした。

「START UP 判例」解析講座の感想・利用方法

判例の講義は行政法と憲法のみ視聴しました。

それぞれ3回くらい読み返した後は過去問や模試で出題されたものを読み返すようにし、暗記するつもりで利用しました。

1次オーディション2次オーディション……親分と子分……目的と手段……比較衡量……などとつぶやいていました。

判例を読んでいるのに、条文が出てくる度に民法や行政法の条文を開き確認しながら講義を視聴しなければならず…。

憲法の判例も行政法の判例も逐条ローラーインプット講座のあとにすればもっとスッと理解できたかなと後になって思いました。

「START UP 判例」解説講座はこちら▶

行政書士試験過去問ベストセレクション講座の感想・利用方法

民法・行政法・記述とここにきてはじめて一般知識に触れました。

憲法・基礎法学・商法・多肢選択式は後回しにした結果できませんでした。

とにかく行政法と民法は間違えなくなるまで何度も繰り返しました。

何回でも貼り直せる付箋を使用し、1回目に間違えると付箋を貼り、2回目も間違えると違う色の付箋を貼る。

3回目以降は2回とも間違えなかった問題は飛ばし1回でも間違えた問題のみ解く。

付箋が貼ってあるのに3回目以降正解した問題の付箋は少しずらして貼り直し次回は飛ばす。

ノートやペンは使わず読んで問題を解く。

このような方法で場所を気にせず取り組めました。

落ち着ける場所でできるときは条文のチェックも同時に行いました。

試験直前期には付箋を貼っていない問題も含めて全てを解いてみる、など自分を試すようにしてみました。

一般知識と記述は一気に記憶できるように最後の2か月くらいに解きました。

過去問も模試も同じですが、解説のみを読んでいくのもなかなか勉強になりました。

他資格試験過去問ベストセレクション講座の感想・利用方法

他資格の過去問は少し難しく民法は途中でやめてしまいました。

その時間を条文読みの時間に充てる方が時間の有効活用になり、総まくり択一1000肢攻略講座で他資格の問題もできるだろうと考えました。

行政法だけは行政書士試験過去問ベストセレクション講座と同様に間違えなくなるまで何度も繰り返しました。

テキストが大きいので場所を問わずというわけにはいかず自宅でのみ勉強しました。

行政書士試験過去問ベストセレクション講座と使用方法は同じです。

憲法・基礎法学・商法・一般知識には手を付けられませんでした。

『他資格択一80』解説講座はこちら▶

総まくり択一1000肢攻略講座の感想・利用方法

総まくり択一はかなり真面目に取り組みました。全て視聴するのに3か月かかりました。

他資格過去問が思うように進まなかったので総まくり択一で他資格過去問をカバーしようと思い講義もしっかり聞きました。

テンポが良く面白かったです。

その後1問でも多く正解できるようにと、行政書士試験過去問ベストセレクション講座と同様に付箋を使い解き続けました。

ですが、なかなか付箋が減らず、苦戦。

というか今でも付箋がたくさん貼ってあるままです。

一般知識は解説の部分を参考に付箋ノートを作り、トイレに大きくたくさん貼って毎日目に入るようにしていました。

一般知識は暗記なのでその方法が一番よかったです。

総まくり択一は過去問の民法と行政法などとローテーションで使用しました。

総まくり択一1000肢攻略講座はこちら▶

総まくり記述80問攻略講座の感想・利用方法

総まくり記述は今ではすごくお気に入りです。

試験までに日にちがなかったので講義は視聴していません。

10月に入った頃から始めました。

はじめは何が問われているのか分からないような問題が多く、難しくて解けるようになるのは無理だと思いました。

条文に戻り前後の条文などと一緒に読み返していると3回目くらいからは何となく文章にできるようになり楽しくなってきます。

それでもまだ20枚くらい付箋が貼ってあります。

特に民法ですが、今まで見たことのない条文をたくさん目にすることになりました。

記述のために条文を読みまくったおかげか択一で解ける問題が増えたような気がしました。

条文をそのまま暗記する問題は最後まで苦手でした。

総まくり記述80問攻略講座はこちら▶

逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法

逐条ローラーインプットはこの1年で一番役に立ったと思える講義です。

講義はなかなかの長時間の視聴になるので1.5倍速で視聴したのですが、しんどかったです。

レジュメはプリントして使用しましたが、もう少し書き込みができるスペースがあるといいなと思いました。

たくさん書き込みしていてもう何が書いてあるのかは自分しか分からないだろうという状態のものに…。

過去問や模試で出題された条文にはぐるぐるとチェックを入れました。

せっかくの赤と青のチェックペンで線を引き、シートで消える、というは一度も使用せず、条文をひたすら音読するスタイルでした。

逐条ローラーインプット講座はこちら▶

模擬試験の感想・利用方法

予定では夏あたりに模擬試験をやるつもりでした。

しかし、予定通りには進むはずもなく、一通り自分がやっておきたいと思う講義を受講してから実施しようと思っていました。

結局10月22日に実施し、192点。

時間がなく解説を読んでも理解できなかった問題だけ講義を視聴し、残りはしっかり解説を読み返しました。

あと3週間というところで微妙な点数を出してしまい少し不安に。

しかし、苦手な行政法の択一で16問正解できたので成長しているなという実感はありました

もともと好きな民法は6問正解でした。一般知識は難しく感じたのですが難しく作られていたのでしょうか?

もう一度3時間を体感しようとは思っていたのですが、時間が取れずこま切れで解くので精一杯でした。

とにかく最後までいっぱいいっぱいの受講でした。

模擬試験はこちら▶

講師へのメッセージ

令和2年度の試験直前に田島先生の一般知識の無料講義を視聴したのがきっかけでアガルートに申し込むことを決めました。

田島先生を信じてよかったです。

林先生・豊村先生・田島先生ありがとうございました。

体調や家庭の事情で、少ないときは1日3時間くらいしか勉強時間が取れない中での受講だったため、全ての講義を視聴できなかったのが残念です。

自分なりに勉強してきてあと一歩だと思い上級総合カリキュラムを選択したのですが、ボリューム満点でした。