合格者の声| 効率的に学習することが重要!伊延 美由紀さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります
行政書士試験を目指した理由
法科大学院に進学し法曹を目指しましたが、残念ながら、受験回数3回、卒業後5年以内という制限のもとで合格できませんでした。
その後しばらくは法律から離れましたが、3年間法律を真剣に勉強した証を残そうと思ったのが、行政書士試験受験のきっかけです。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
法科大学院で勉強しただけで行政書士試験は受かると思い、仕事をしながら行政書士試験を何度か受けました。
実際に合格している人は多いなか、何も勉強せずに受けに行き、一般知識で足切りということが何度か続きました。
そこで、本腰を入れてちゃんと勉強して受験することに。
独学か予備校の講座受講か悩みました。
私自身、大学で教えたりオンラインで日本語を教える仕事をしたりしているため、科目は違っても他の先生の教え方、動画の映り方、授業の工夫などが仕事に役立つと思い、予備校の講座受講を検討しました。
いろいろ調べて行く中で初めてアガルートアカデミーを知り、合格特典や受講料、オンラインで受講できることが魅力的だったのでアガルートアカデミーに決めました。
学習上の工夫
振り返りシートの分析では、Cランクの肢は合っているのにAランクを落としていることが多く、みんなが答えられるAランクを落とすのは致命的だと判断。
そこで、私は既修者ですが、勉強していない期間が長かったので、基本をやり直すために、初学者の人が取る入門講座を選びました。
相賀真理子先生の講義はとても分かりやすく、それまでよくわからないまま先に進んでいた部分が明確になりました。
他の法科大学院修了の合格者の方も書いていらっしゃいましたが、初めからこういう説明を聞けばもっと理解できたのにと思いました。
勉強は基本的なことを中心に、本試験に出ないこと、直接関係ないことには手を出さないことにしました。
判例を読むのも好きですが、解説を読んだり、深く考察したりといったことは、やりたくなっても我慢。
仕事は前の年よりセーブして勉強時間を確保するようにしていました。
全く仕事をしなかったわけではないため、限られた時間内で効率よく学習するには、試験に出ないことに時間を使わないことが重要です。
入門総合講義の感想・利用方法
入門総合講義を受講される方は大半が初学者の方なので、初学者の方には私の利用方法はあまり参考にならないと思いますが、既習の方の参考になればと思います。
相賀先生は、既修者は1.5倍速で聞くといいとおっしゃっていたのでその通りにしました。基本からやり直すために、入門総合カリキュラムを選んだのですが、全部最初からというわけではなく選んで視聴。
これは、中上級総合カリキュラムの紹介動画で、豊村先生が「分かるところはどんどん飛ばして、わからないところだけ見てください」とおっしゃっていたので、入門総合カリキュラムですが同じようにしました。
科目としては、民法は苦手だったので全部見て、行政法も前に勉強した時から改正された点が多いので全部見ました。
憲法、基礎法学は比較的得意だったので、ほとんど視聴はしていません。一般知識も見たい箇所だけ選んで視聴しました。
アガルートアカデミーの講義動画は1つが10分程度と短くて便利。
入門総合講義では、動画のタイトルから見たい箇所をピンポイントで探すことが難しいので、テキストに動画の番号をメモしておき、あとでもう一度見たい時に探しやすくしました。
一般知識については、相賀先生が直前にまとめてやるのではなく、1年前から少しずつやった方がいいとおっしゃっていたのでそうしました。
1つのテーマを毎日10分、勉強するというより眺めるといった感じで進め、直前期にはテキストのIT用語のページと情報系科目のページをよく読みました。
短答過去問解析講座の感想・利用方法
短答過去問解析講座は、本来であれば全部見るのが王道だと思います。
ただ、時間がないことから、まず過去問を解いて解説を読み、納得いかなかったもの、これについては先生のお話を聞いてみたいと思ったものに絞って視聴しました。
過去問は100%できなければならないというより、なかにはいわゆる「捨て問」という、できなくてもいい問題もあります。
その判断は自分では難しいので、そういった問題があった時は、先生が指針を示してくださっています。
もちろん、解けるのであれば問題ないのですが、解いてみてテキストにはなかったものなどは、先生は何とおっしゃっているのかなと探してそこだけ視聴することもありました。
1問ずつ探しやすくなっていたので、効率的に利用すできました。
記述過去問解析講座の感想・利用方法
記述過去問解析講座に関しては、まず解いてみて、模範解答に近い答えが得られたものは動画を視聴しませんでした。
短答過去問解析講座と同じ利用の仕方です。記述は得意ではなかったので、そういう問題は少なかったと記憶しています。
問題を見ても何を書いていいか全然分からないものは、思考過程を書いてある部分を丁寧に読みました。
飛ばしてしまってあまり利用しなかった部分で、もっとちゃんと見ておけばよかったなと思ったのが、最後に文字数を調整したり、余分な文言を削ったり言い換えたりする部分です。
テキストには丁寧にその過程が書かれていましたが、記述対策にはあまり時間をかけたくなかったので、飛ばしてしまいました。
本試験では、内容は合っていても、条文と言い回しが違ったり、表現や文言が稚拙だったりして減点されていたので、推敲の仕方をもっときちんと学べばよかったと思います。
『択一式対策完成への問題』解析講座の感想・利用方法
『択一式対策完成への問題』は他資格の過去問で重要なものを集めた問題集です。
他資格の過去問まで手を広げることが必要なのかどうか議論の分かれるところだと思いますが、私は部分的に使いました。
自分が弱い分野や行政書士の過去問が少ない分野について問題を解くことを重視。
短答過去問解析講座と同様に解説を読んでもわからない箇所、先生の説明を聞きたい箇所だけ、ピンポイントで動画を視聴しました。
これは直前期ではなく、比較的余裕がある時期に利用していました。
模擬試験の感想・利用方法
模擬試験は在宅で受験するタイプのものだったので、会場模試が終わって、何も模試がなくなる直前期11月に入ってから受験。
どの予備校の模擬試験も問題自体は、本試験と違う傾向や難易度のものも混じっているので、間違えた問題についてはあまり気にしませんでした。
Aランクを落としていないかをチェックし、もっぱら時間管理の練習のために利用しました。
受験生の皆さんが受ける他の会場模試のタイミングを見て、早い段階で利用したり、模試と模試の間で利用したりしても良いと思います。
それも模擬試験がかなり早く送られてくる在宅受験のメリットです。
それも模擬試験はかなり早く送られてくるので在宅で受験できるのメリットです。
講師へのメッセージ
相賀先生には昨年度の本試験の振り返りから大変お世話になりました。
私の場合、くじけそうになるということはありませんでした。
それでも、受験生が神経質になる時期に、SNSを通じて心が温かくなるようなメッセージをいただいたりして励ましていただき、大変感謝しています。