合格者の声|時間の捻出と習慣化、そして繰り返しが合格の決め手 今井 恵子さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由
理由は2つあり、1つ目に現在不動産業に従事しており、業務の内容から行政書士の資格が相性が良いと思ったことです。
2つ目に人生100年時代にむけて、雇用されることだけではなく、歳を重ねても自由な働き方をしたかったためです。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
こちらも理由は大きく2つで、まず、社名に縁起の良さを感じました。
「アガルート」人生上げていくためにアガルぞ!と。
2つ目に豊村先生が本当にいい意味で、先生らしくない雰囲気で入り込みやすく、希望と期待がもてたことです。
学習上の工夫
大きく3つあります。
1つ目に、勉強時間の捻出です。
講座のボリュームと自身の力量から計算して、平日に最低2時間、週末は倍の4時間は勉強しようと決めました。
平日は会社員として働いており、子どもがいるため、自分時間が限られます。
またお酒が好きなので夜は晩酌したいし……と考えて……。
そこで、朝時間を活用することにしました。
普段より最低1時間早く起き、朝食作り前に30分程度、早めの出勤で、始業開始前までの30分。
あとはお昼時間で30分。帰宅してから夕飯までの30分~1時間程度。これで約2時間は捻出できました。
2つ目に、習慣化することです。
もともと勉強は苦手で決してできる方の人間ではありませんので、苦手意識を少なくすることを目指しました。
気分がのらない日も、まずはテキストを開くかオンライン講義を聞く、条文だけ眺めるなど、1日のうちに必ず勉強にふれることを意識。
それらを継続していくうちに、勉強しないとなんだか気持ちがスッキリしなくなり、自然と日常のルーティーンに組み込めました。
3つ目は、とにかく繰り返すこと。
年齢的にも40代半ばですので、決して記憶力は高くありません。今日勉強したことを翌日に忘れていることは多々ありました。
その度に自信をなくし、本当に私、大丈夫!? と不安な日々もありました。
そんな中、定期的に豊村先生がおっしゃっていたこの言葉に励まされました。
「とにかく繰り返すこと、試験開始の最後の最後まで諦めず、試験日に仕上がりMAXにしておけば大丈夫ですからね」
先を見れば不安だらけでしたが、「とにかく自分に今できることを繰り返す」を続けました。
問題集も3回目位からは「問題の意図や条文はこの部分かな」と自然に頭に浮かぶようになってきました。
演習総合講義の感想・利用方法
豊村先生の講義はとにかく飽きずに受講することができました。
講義では、ただ条文や判例を説明するだけではなく、その登場人物の実際の背景などもお話してくださいます。
そのため、具体的にイメージすることができ、記憶に定着しやすかったと思います。
アガルートにお世話になる1年前は他の会社の講義を受けていましたが、今思えば簡単にまとまりすぎていました。
法律の勉強をしたことがない私には、敷居が低く勉強しやすかったですが、これだけでは知識、理解度が不足していました。
奇跡的に合格したとしても、実務で困っていたと思います。
豊村先生の講義は細かく丁寧ですが、ポイントは押さえてあるので、問題を解くときにもパッと頭に浮かんできました。
受講形式として、パソコン・スマホが活用できるのは何よりありがたいです。
自宅での勉強に飽きて、マンネリ気味の時には、喫茶店などで気分転換もかねてオンライン講義を聞くなど、気分よく勉強できました。
ジムでウォーキングしながら講座を聞いたりもしていました。
総まくり択一1000肢攻略講座の感想・利用方法
行政書士の過去問だけではなく、他の士業、資格の問題に端的に触れることができたので大変ありがたかったです。
1回目の受験時、他社の講座でチャレンジしましたが、そちらの講座は行政書士の過去問だけの繰り返しが多かったです。
初めての本試験チャレンジの後、試験内容のレベルが圧倒的に高いことに気づきました。
憲法、行政法、民法、商法、すべてにおいて過去問だけでは全く足りず、本試験の問題そのものが理解できませんでしたので。
アガルートでは、過去問ももちろんですが、司法書士や国家公務員の試験問題の演習問題がほとんどでした。
はじめて問題を解くときはチンプンカンプンでしたが、繰り返していくうちに理解度が深まりました。
総まくり記述80問攻略講座の感想・利用方法
他の受験科目とも連動して理解度を上げていくために記述の講座は必須と思います。
解き始めは80問もあるのかと不安しかありませんでした。不安的中で、ほぼ解けない問題ばかりで焦りました。
しかし、勉強のスケジュールで6月から記述を解く時間を少しずつ入れていたので何度も繰り返すたびに理解度が上がっていきました。
何より、記述1問を解くことで他の条文の勉強にもなり、一石二鳥だなと感じました。
勉強後半は少し自信がつき、追加で他社の記述問題も解きました。
ただ、理解できないときは、やはり豊村先生の記述講義に戻りました。
問題次第で、答えは条文の前半なのか後半なのか、合てはめ方はどうなのか等、耳と目で確認でき助かりました。
逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法
逐条ローラーインプット講座は正直なところ時間が足りなくて全部は聞けませんでした。
しかし、自分の苦手の条文だけを移動時間などに集中して聞いていました。
文字だけだと解釈に時間がかかったり、違う解釈をしてしまっていたりしたことに気づき、大変助かりました。
特に行政不服審査法と行政事件訴訟法は、民法より馴染みがなく無味乾燥なので講義を聞くことで理解度が増しました。
こちらも講師の先生が時折雑談を入れてくださるので飽きることなく聞き進められたと思います。
余談ですが、条文は基本であり絶対的なものですが、その後の判例や解釈で、適用の仕方が変わったりすることに面白さを感じました。
時の政権や時代で日々変化する。試験勉強が終わっても六法は定期的に目を通していたいです。
文章理解対策講座の感想・利用方法
こちらの講義も時間が足りず全部は聞けませんでした。
しかし、問題を解く上でテクニックがあること、前後の接続詞にヒントがあることなど、勉強になることばかりでした。
演習問題は解ける問題と解けない問題が半々でした。
特に並べ替えが苦手だったように思います。
豊村先生から3問全問正解を目指して! と言われ、一般知識を攻略する上ではそれがマスト。
ただ、後半からは2問正解できたらよいとハードルを下げて、自分に余裕を持たせました。
そうすることで、苦手な形式の問題は深入りせず、カンにも頼ったりして、他の問題に集中できました。
文章理解対策講座も他の講座と同様に、繰り返すことと多くの問題に触れることが大事だと思いました。
模擬試験の感想・利用方法
模擬試験は合計で3社分、書店で売っているタイプのものを受けました。
初回試験受講時は、3社とも全ての模擬試験が180点に満たず、絶望しました。
自信のあったアガルートの模擬試験ですら174点。悶々と数日が過ぎました。
ただ幸いにも模擬試験が届いてすぐにチャレンジしたこともあり、まだ時間的余裕があり、3社分とも3回は繰り返しました。
一般知識では時事問題まで手が回らなかったので、模擬試験に出たものは、その問題の前後も余計に勉強していきました。
結果、コロナウイルスの問題が本試験にも出たのでラッキーでした。
模擬試験は内容もそうですが、当日の時間配分の勉強にもなり、本試験で慌てることなく解いていくことができて良かったです。
講師へのメッセージ
約10か月にわたり大変お世話になり、ありがとうございました。
本当は豊村先生にもお会いしたく合格者インタビューを考えていましたが、コロナ感染など万が一のことを思い、今回は辞退しました。
直前期の9月頃からは、勉強時間も普段の1.5倍に増やし、休日も遊びにいかず、勉強に邁進していました。
しかし、スタートダッシュで頑張りすぎたせいか、途中、10月後半から燃え尽き症候群のような感じに。
結果、11月の本試験まで自分の気持ちが持つのか不安になりました。
そんな時、豊村先生の動画を見ることで、もう一度、気持ちを奮い立たせることができました。
本試験3日前の最後の豊村先生の応援動画は、本当に心にしみました。ここまで来たらもう自分を信じるしかないって。
結果、2回目のチャレンジで無事に合格をつかむことができ、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
これからも豊村先生におかれましては、どうか健康に留意され、益々のご活躍をお祈り申し上げます。