受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

以前から法律に興味があり、テキストを読んだりしていましたが、体系的に法律を学びたいと思いました。

基本的な知識を幅広く勉強できる資格を考えていたところ、行政書士試験が自分に合った試験だと思い、受験することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

サンプル講座を受けてみて、わかりやすいと思ったのがきっかけです。

独学での受験も考えていたので、基本書を探していました。

そのときホームページでアガルートのテキストのサンプルを拝見しました。

分かりやすくよくまとまっていたので、詳しく見てみたいと思い、サンプル講座に申込むことに。

そのサンプル講座が分かりやすかったのでカリキュラムを申込みしました。

学習上の工夫

メリハリをつけた学習による理解と、複数回読み直すことによる暗記がよかったと思います。

学生の時に法律の勉強をしていましたが、行政法については全く初めての科目でした。

そのため、当初は全体の構造が理解できずに闇雲にテキストを読んでいました。

講師が全体を把握して今どこを学んでいるかを理解することが大切だと話されているのを聞いて、常に目次を見直すように。

行政法は、手続法、不服審査法、行政事件訴訟法をそれぞれの塊で理解した上で、塊同士の関係性を理解するようになってから理解が進みました。

行政書士試験は、民法と行政法を中心に学習スケジュールを立てるようにします。

最初は全て同じように時間をかけていました。

しかし、商法については捨てることも考えるべきだという講師の話を聞き、メリハリを付けて学習を進めました。

学習については、理解が大切であるのは間違いないですが、暗記はおろそかにはできません。

若い頃ならば一度読めば頭に入ることもなかなか覚えにくくなってきているので、複数回読み直すことで知識の定着を図りました。

具体的には、前日に学んだことを、翌朝に記憶だけでノートに記載しました。

ノートの上に記載した日付を書いておいて、1週間後に同じノートを見直すようにしました。

時間を置いて見直すことに効果があったのだと思います。

演習総合講義の感想・利用方法

豊村先生の講義を受講しましたが、大変分かりやすかったと思います。

特に判例の解説は、大学の講義に比べても分かりやすいと思います。

テキストは暗記する箇所が表になってまとまっていて、それをコピーして持ち歩いて覚えるようにしました。

講義は、行政法→民法→憲法の順で受講しました。

行政法を最初に聞くようにしたのは、未経験分野であることと、出題頻度が高く、実務においても不可欠な知識だと思ったからです。

民法、憲法を後回しにしたのは、学生時代の知識があったので、苦手な箇所から受講することができると考えたからです。

通信は時間割があるわけではないので、人それぞれで学習スケジュールを組めるのが良いところだと思います。

仕事をしている関係で、受講をする時間は限られているので、基本的に1.25倍速で聞くようにしました。

自宅で聞くとどうしても集中できないので、帰りのカフェで聞きました。

通勤電車はオフラインで講義を見ることができないので、テキストを読み込んだり過去問を解いたりする時間にします。

講義は2回聴きましたが、2回目は1. 5倍速で聞き、更に時間を短縮するようにしました。

総まくり択一1000肢攻略講座の感想・利用方法

私の場合は、総まくり択一までは実際には手が回らず、手が付けられたのは、試験2週間くらい前でした。

というのも、スケジュールどおり進まず、講義や他資格試験問題を中心に学習していたからです。

直前になると何から手を付けてよいか分からなくなってきたので、残り2週間は総まくり択一のみを回数回すようにしました。

1回目は大変でしたが2回目以降は、解けた問題を除外していくので、回すスピードが上がってきて、自信にもつながりました。

焦りから仕方なくとった方法ですが、直前は余り手を出さずに総まくり択一に絞ったことで、結果的には効果があったと思います。

試験の朝に会場そばのカフェでも解いていました。

テキストも持ち歩きやすく本当にお世話になりました。

総まくり記述80問攻略講座の感想・利用方法

総まくり記述については、問題を解く時間がなく、あまりできませんでした。

行政書士試験の記述については、答案構成に時間がかかるというよりも、いかに要領よくまとめるかがポイントだと思っています。

ですから、答案例は熟読するようにしました。

本来は答案練習をするのが良いと思いますが、私の場合は、答案例を読んで暗記するようにしました。

豊村講師が講義で話す「〇記」の部分と総まくり記述の解答部分を暗記するだけでも、論点は網羅されています。

記述は38点だったので、私の方法はあまりおすすめできませんが、何もせずに試験に臨むよりは良いと思います。

きちんと取り組む人は、問題に講師の「〇記」部分を取り込むのも良いと思います。

模擬試験の感想・利用方法

時間の関係で、模試は全く手を付けずに試験に臨みました。

試験後に来年の力試しに解いてみたところ、本番と同じギリギリでした。

試験対策としては、本番の試験に慣れるつもりで時間をきちんと計って本番と同じような環境で行うのが良いと思います。

講師へのメッセージ

豊村講師の講義は本当に分かりやすく、楽しかったです。

出題ポイントを絞った適切な講義だったと思います。

私はカリキュラムをきちんとこなすことができませんでしたが、きちんとこなせば間違いなく合格レベルに達する講義だと思いました。

短い間でしたが、本当にお世話になりました。