受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

民法を中心とする幅広い法律を体系的に整理し、学び直したいと考え、行政書士試験の受験を決めました。

もともと企業で日常的に法律を扱う部署で働いており、業務の中で自身の知識不足を感じることが多くありました。

そこで、約1年間の育児休業の取得を機に、受験を決意したのです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

家事と育児の隙間時間を活用して学習することができるオンライン講座を探している中で、豊村先生のサンプル講義を拝見し、とても分かりやすく無理なく続けられそうだったので、アガルートアカデミーの講座を受講することを決めました。

学習上の工夫

行政書士試験の学習にあたり私が心がけたことは、毎日1〜2時間ほどの勉強時間を確保し、その時間は集中して学習することです。

学習を開始したのが出産後2か月の頃だったため、最初は定期的にまとまった勉強時間を確保することができず、スケジュール通りに学習を進めることができませんでした。

そこで、子どもが起きている時間はしっかりと子どもに向き合い、子どもが寝ている時間に集中。

演習総合講義のインプットとアウトプットを繰り返すなどメリハリをつけて過ごすことを心がけた結果、毎日2時間ほどの学習時間で無理なく知識を定着させることができたのです。

また、勉強の仕方にも工夫を。法律用語の中には専門的な用語もあり、一度で理解することが難しい分野などもあるため、総合講義の1周目は講義内容を大まかに理解し早めにインプットを終わらせることに。

そして2周目や3周目では自分の理解が曖昧な分野を中心に学習を進めることで効率的に学習することを意識しました。

2周目や3周目では自分の理解が曖昧な分野の確認とあわせて、試験までに必ず暗記しなければいけない条文などに付箋やマーカーを付けて目立たせていたので試験前の最後の復習もスムーズに行うことができました。

演習総合講義の感想・利用方法

演習総合講義では、総合講義を用いたインプットと他資格セレクト問題集を用いたアウトプットを3周ほど繰り返し、知識の定着を図りました。

具体的には、1周目は総合講義で一定範囲のインプット後に他資格セレクト問題集の該当部分を解き、間違えた問題については総合講義のテキストと六法に情報を追記することで知識の幅を広げることに集中。

2周目・3周目では間違えた問題を重点的に学習し、知識の正確性を上げることを意識して学習。

また、限られた時間の中で多くの知識をインプットしていく必要があったので、隙間時間には講義で取り上げられていない条文にも目を通し、行政書士試験本番に選択肢の一つで出題される架空の条文にも対応できるよう工夫。

その結果、学習を始めた直後は全く解けなかった過去問や模擬試験も試験直前期には迷わず正解を導き出せるようになり、合格点を下回ることがなくなりました。

また、総合講義では、専門的な法律用語もわかりやすい具体例を用いた解説や、法律の目的や背景などを踏まえた解説で丁寧に教えていただけたので、独学で学習をするよりも何倍も早く理解することができ、家事や育児をしながらでも無理なく進めることができました。

総まくり択一1000肢攻略講座の感想・利用方法

総まくり択一1000肢攻略講座のテキストはA5サイズで持ち運びに便利です。

また、法律分野だけでなく一般知識に至るまで網羅的に知識を確認することができるため、インプットした知識を定着させるためにちょっとした移動時間や空き時間に活用しました。

解説時間も1問につき3分未満のものが多いので、勉強時間を確保しなければいけないと気負うことなく聴くことができ良かったです。

また、講義と他資格セレクト問題集の2周目が終了してから総まくり択一1000肢攻略講座を開始したため、ある程度知識がインプットされている状態から開始することができます。

総まくり択一1000肢攻略講座で間違えた問題については、講義と他資格セレクト問題集、条文に立ち返り、再度確認することでそれぞれの理解を深めることができました。

総まくり記述80問攻略講座の感想・利用方法

行政書士試験では記述式の問題が3問出題されますが、私自身記述式があまり得意ではなかったので、総まくり記述80問攻略講座で取り上げられている問題については完璧に答案を作ることができるよう3周学習しました。

総まくり記述80問攻略講座の講義の中では、法律知識だけでなく問題文の読み方や解答の作り方のコツなども教えていただけたので、徐々に記述式に対する不安感も克服。

また、日々の学習に充てられる時間も限られていたので、講座の80問に加えて関連条文や近年法改正のあった条文を確認するなどある程度山を張って学習し、残りの条文については日頃の学習の中でざっと目を通し、優先順位をつけて学習することを心がけました。

逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法

逐条ローラーインプット講座については、勉強時間の兼ね合いで全ての講義を聴くことが難しかったので行政法のみ活用。

講義では行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法の各条文を丁寧に解説していただいたので、それぞれの法律の共通点や手続きなどの細かな違いにも着目しながら知識の定着を図ることができました。

また、記述式の問題や穴埋め式の問題で出題されそうな条文についても講義で取り上げていただき、その都度暗記ペンやマーカーでチェックして目立たせていたので、本番直前期の総復習もスムーズに行うことができました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

試験本番で最後に出題される文章理解の問題は、一般知識等科目で足切りにならないために3問全問正解を目指していました。

そのため、文章理解対策講座では、練習問題1問1問の正誤に着目するのではなく、基本的な文章の読み方や骨子の捉え方を重点的に練習し、試験本番を想定してスピード感を持って解くことを意識。

講義の解説の中でも講師の先生が段落ごとに丁寧にキーワードや要点をまとめてくださったので、確実に理解することができ、文章理解の問題については、文章理解対策講座のテキスト1冊で十分な対策をすることができたと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、演習総合講義・総まくり択一1000肢攻略講座・総まくり記述80問攻略講座・文章理解対策講座を終えた8月中旬ごろに苦手分野の復習を行うために実施。

具体的には、模擬試験を解き、法律系科目で間違えた問題と選択肢に迷った問題から苦手分野を洗い出し、苦手分野については演習総合講義で復習をすることで知識の定着を図りました。

また、アガルートの模擬試験は1回なので、他の予備校が出版している市販の模擬試験なども使いながら、苦手分野を洗い出しては復習をするサイクルを何度も繰り返し、試験本番までの最後の総仕上げを行いました。

なお、一般知識等については、学習範囲が広いので模擬試験で取り上げられたニュースを自分で調べるなどして広く浅く知識を増やすことを意識。

講師へのメッセージ

行政書士試験になんとか無事に合格することができました。

豊村先生の分かりやすく丁寧な講義で無理なく学習を続けることができたからだと思います。

1年間本当にありがとうございました。