受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由

新しいことにチャレンジしたくなり、その第一歩として行政書士資格の取得を目指しました。

職業柄、行政書士の先生方とお話をする機会が多くありました。

どの先生方も理念を持って仕事をなさっており、その働き方に感銘を受けました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

仕事をしながらの受講となるため、通信制の講座を探している中で、YouTubeで一度聴いたら忘れられないあのCMを見る機会がありました。

気になって調べてみると高い合格率や豪華な合格者特典が目に留まり、口コミの評価も高いことから受講を決めました。

学習上の工夫

とにかく勉強時間をどのように捻出するかに苦労しました。

土日の間に講座動画を見て学習し、平日の通勤時間は講座の音声を聞いて復習。

平日の帰宅後は、日によって確保できる勉強時間がまちまちでしたが、深夜に帰宅する日も、どれだけ疲れていても、毎日必ず演習問題を解くようにしていました。

2、3問しかできない日もありましたが、とにかく毎日勉強する習慣を身につけるようにしました。

各講座の学習を1周し終えると、今度は動画や音声を倍速で再生して復習をスタート。

なるべく何周も回して、テキストを見たら講座の音声を思い出せるように、音声を聴いたらテキストを思い出せるようにと繰り返し復習しました。

特に苦手な単元に関しては、10周以上は繰り返し復習したと思います。

おかげでその単元に関しては、何も見なくても最初から最後まで講座の内容を再現できるまでになりました。

実際に本試験でその単元に関する出題があった際も、頭の中でその場面を思い出し解答できたのが良かったです。

試験が近づいてくると、インプット重視からアウトプット重視に切り替えました。

択一問題に関しては、正解を見つけるだけでなく、不正解のどの部分が間違っているのかまで考えるようにしました。

また、うろ覚えになっていたり、記憶が抜けたりしている箇所がないかを意識して解答していました。

入門総合講義の感想・利用方法

講義は法律初学者にも優しく、専門用語が出てきてもわかりやすく言い換えてくれ、身近な例で例えてくれるため、理解しやすい内容でした。

もちろん、理解しやすい内容であっても試験に必要な情報はもれなく教えてくれるため、講義の内容を完璧にすれば、入門コースであっても試験に十分対応できると実感。

講義の利用方法としては、各講座の学習を1周し終えると、今度は動画や音声を倍速で再生して復習。

なるべく何周も回して、テキストを見たら講座の音声を思い出せるように、音声を聴いたらテキストを思い出せるように繰り返し復習するという流れで総仕上げできたのは有益。

特に苦手な単元に関しては、10周以上は繰り返し復習したと思います。

おかげでその単元に関しては、何も見なくても最初から最後まで講座の内容を再現できるまでになりました。

実際に本試験でその単元に関する出題があった際も、頭の中でその場面を思い出し解答できたところがポイント。

講義内ではちょっとした小話もあり、飽きることなく最後まで受講できました。

受講ページでは、現在の受講状況をパーセンテージで表記し、定期的に受講計画を見直せるところもメリットです。

短答過去問解析講座の感想・利用方法

まず、自力で全過去問を1周し、間違えた問題をリストアップ。

そこから、イージーミスだったもの、解説ページやテキストを見てすぐ理解できたものをリストから除外していき、残った問題の解説動画を視聴しました。

解説動画の内容について、解説ページやテキストに載っていない内容は自分で追記。解説動画の内容を集約していくようにしました。

また、解説動画内では各問題の重要度や復習のポイントを教えてもらえます。

いわゆる捨て問かどうかがわかるため、試験には不必要な復習をせずに済みました。

これは、独学では得られない情報だったため、限られた勉強時間で学習を進めていくうえで、非常に役立つ講座でした。

記述過去問解析講座の感想・利用方法

入門総合講義と短答過去問を終えてから、記述過去問解析講座に取り組みました。

入門総合講義内で、今年の記述で出題される可能性がある箇所については、あらかじめとりあげてもらえます。

さらに、記述過去問解析講座では、より実践的な記述対策が可能です。

ただし、行政書士試験での記述問題は、決められた文字数で必要なキーワードが書けていないと得点が伸びません。

記述過去問解析講座は、各出題で何を書かなければならないのかを理解するのに役立ちました。

がむしゃらに問題を解くのではなく、要点を押さえて効率的に学習を進められます。

また、記述問題の対策を通じて行政法や民法の全体的な理解が深まり、択一問題の正答率の向上にもつながりました。

逐条ローラーインプット講座の感想・利用方法

逐条ローラーインプット講座は、入門総合講義と短答過去問、記述過去問解析講座を終えてから、最後に取り組んだ講座。

択一問題では、条文を知っていれば解けるものも多く、逆に内容がわかっていても条文を知らないと解けない問題もあります。

行政書士試験に必要な範囲の条文を一気に復習できるので、直前期の記憶のもれがないかを確認する作業に役立つ口座でした。

テキストでは単元ごとに学習するため、条文の前後のつながりを感じにくいこともあります。

一方、条文を一気に復習できる逐条ローラーインプット講座は、条文前後の関連を改めて学び直せるため、法律の理解を深めるのに役立ちました。

文章理解対策講座の感想・利用方法

文章理解は、行政書士試験において重要な一般知識等科目の中でも、得点源にしやすい科目です。

緊張してしまう本試験で確実に得点するためには、事前の対策が必要ですが、他に時間を割かないといけない科目も多いため、文章理解対策にかけられる時間は限られていました。

文章理解対策講座では、各出題方式についての要点や学習方法を教えてもらえるため、より効率的に学習を進められました。

私自身、学習序盤は文章理解の得点が安定していませんでしたが、要点を意識して問題演習を重ねていくと、少しずつ得点が安定。

本試験では目標以上の得点を獲得でき、不安が大きかった一般知識等科目での足切りを余裕で回避できました。

『択一式対策完成への問題』解析講座の感想・利用方法

択一式対策完成への問題解析講座は、入門総合講義と短答過去問、記述過去問解析講座を終えてから取り組みました。

行政書士試験では過去問の数が限られているため、何周も問題を解いていると復習にも限界が…。

この問題集では、他の試験での問題で、かつ行政書士試験のレベルに合った問題を抽出してくれています。

問題のレベルもちょうど良く、また行政書士試験の過去問だけではカバーしきれない範囲の問題も学習できました。

解説動画も必要な範囲を詳しく解説してくれているため、分からない問題をなんとなく分かったつもりのまま放置すせず対応できたのも良かったです。

模擬試験の感想・利用方法

アガルートの模擬試験を本試験の数日前に受験しました。

結果としては合格点を獲得できましたが、自分では分かっていたつもりの単元での不正解も多く、課題の多い模擬試験となりました。

直前期だったため、不正解を嘆くのではなく「これで本試験では間違えない」と考えることで乗り切ることに成功。

また、苦手な単元からの出題が多いことが判明し、普段の時間配分では解答しきれないということがわかりました。

本試験で同じような出題方式だった場合にどうするのかを事前に対処でき、本試験に向けての不安材料を減らせたのも大きな収穫です。

記述問題では完答できない問題が出題されましたが、少しでも部分点が取れるよう切り替えて解答する練習になりました。

 講師へのメッセージ

この度は大変お世話になりました。

約1年間受講し、仕事が忙しいときにはもうやめようかと思うことも多々ありました。

それでも、豊村先生の講義が面白く、講座の動画を見ることは苦にならなかったため勉強を続けられました。

直前期の10月は仕事が繁忙期だったため、ろくに勉強もできず、当日は半ば諦めムードで試験会場に向かっていました。

行きの電車で応援動画を拝見し、何とか気持ちを奮い立たせて試験に挑めました。

模試では一度も合格点に達せず、また本試験も記述待ちとなり、つらい期間の長い受験となりましたが、無事初回の受験で合格できました。

この経験を糧に、自らのキャリアをより高めていきたいと思います。

本当にありがとうございました。