受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

令和4年度に土地家屋調査士を合格したときに、行政書士と土地家屋調査士のダブルライセンス取得という道があることを知り、次の目標として行政書士試験に挑戦しました。

土地家屋調査士試験で学んだ知識を生かせる点も挑戦の後押しになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

オンラインで勉強ができるのと仕事や子育ての合間に受講できるスタイルが自身に合っていた点と土地家屋調査士の勉強をアガルートアカデミーで受講していた経験から、教材の特徴や勉強への取り組み方が確立できていたので受講を決意しました。合格特典による全額返金も魅力的です。

合格体験記・学習上の工夫

一点目は勉強スケジュールを組み、目標を設定した上で、そのスケジュールを達成できるように日々、学習をすすめました。

資格試験の勉強は長きに渡るケースも多く、ただ漠然と『合格』という目標を掲げていると自分自身の進捗状況が分からなくなり、モチベーションの低下や勉強そのものが辛くなります。

それらを防ぐ為に勉強スケジュールを作成することは必要でした。

アガルートでは講義のチャプター内容と視聴時間が記載された資料が予め用意されてるので、その資料を基に自分自身が取り組める範囲の勉強計画を作成し、達成できるよう日々、勉学に励みました。

例えば、ひと月60時間勉強の時間を確保できると仮定し1.5ヶ月あれば民法のテキストと過去問を1周達成ができるという目標を設定して、それを達成するために日々取組みました。

二点目は講義動画の視聴やテキストの読み込み等の知識の吸収『インプット』と短答・記述過去問演習による知識の抽出『アウトプット』を交互に行う、ジグザグ方式を意識しました。

勉強をすすめる上では「インプット:アウトプット=3:7」くらいの比重で、アウトプットをする前提でインプットに取り組み、知識の整理・抽出をしました。

アウトプット作業に重宝したのが「reminDO」というアプリです。アプリ上に覚えたいことを保存すると自動で通知が来て、再学習を促してくれるので知識定着に大変役立ちました。

総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートアカデミーの特徴であるフルカラーテキストとチャプターが細かく設定されているので、スキマ時間にコツコツ勉強をすすめることができました。

また、動画視聴速度を自身で調整することが出来るのも魅力的で、個人的には1.5~2倍速で聞くくらいがちょうど良かったです。

講義内容はとても分かりやすく、例えを用いたり(ドラ息子etc)、絵や図を書いたり(A,B等の登場人物や事象を記載)して説明してくれることで頭にイメージとして残るので、アウトプットする時も、「あの時のハナシだな…」など思い出すきっかけになりました。

記述対策としては豊村講師が講義の中で論点になりそうな箇所に印を入れる様にアナウンスしてくれるので、復習の際にはその箇所を勉強するのは勿論、その論点の周辺知識を+αで落とし込むことを意識しました。

特に総合講義を視聴する上で意識していたのは、行政書士の試験性質上、民法と行政法の得点配分が非常に大きいので、その2科目を重点的に反復することでした。

講義を視聴→択一の過去問を解く→理解度に合わせて重要度の濃淡をつけテキスト・講義に戻る→択一…という流れをひたすら繰り返しました。

2回目以降の視聴やテキスト読み込みの時は、必ず内容を咀嚼して、頭の中で自分の言葉として理解する様に意識をしました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問1問に対してチャプターが1つ割り振られているので、見直す際もピンポイントで復習できるのが良かったです。

1周目は全ての動画を視聴し、2回目以降は分からない問題のみを視聴、過去問を解く際は肢毎に理解度チェック(正の字)を付けることで、得意・苦手が一目で分かるように工夫しました。

得点配分の大きい民法と行政法は最低で4周ずつ、苦手な問題や間違いが多い問題に関しては8~10周は解きました。それだけ間違えるということは私の弱点であり、伸びしろでもあります。

「どの部分が理解できていなから解けていないのか」「どの条文から判断して正誤が付けられるのか」など原因と解決法を分析して、徹底的に苦手を潰すように取り組みました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

短答過去問(択一)を一通り解き終わって(8月中旬頃)から記述過去問に取り掛かりました。

講座の中では、設問を理解する方法として問題文を1文ずつ読み解き状況を確認し、図に書き落として事例を整理しているので非常に分かりやすかったです。

その上で、どこが論点になっているのか?・書くべき事柄・字数調整のテクニックなど記述を解く上での着眼点や解法が身に付いたと思います。

実際に1~2周目は頭では「この内容が書きたい」と思っていても、文字に書き起こすと字数に過不足が生じていましたが、過去問の回答や出題が予想される内容を丸暗記するのではなく、論点となる箇所やキーワードを押さえ、自分の言葉に置き換えることを意識して取組むようになってからは、徐々に書き起こす力が身に付いたと感じました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

条文を1つ1つ確認しながら、重要度毎にランクを振り分けていくので理解しやすかったです。

田島講師は何周かすることを推奨されてたが、勉強時間の関係で1周しか出来ませんでした…。それでも、講座で使用するテキストと自分が使っている六法を照らし合わせながら、受講することでより深い勉強ができました。

私は六法で引いた条文に正の字を記入してた(豊村講師が総合講義の中で触れていた)ので、見比べると重要度Sの条文には正の字が何個も記入しており、それだけ頻出の内容であることが目に見えて分かりました。

条文のキーワードとなる箇所にはマーカーを引き、シートで隠せるような工夫が出来るので復習にも大変、役立ちました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験では、一般知識の足切り点が設定されていることから、何としても3問中2問は正解したかったので、1日1~2問、全体で3周はテキストをこなし文章理解に慣れるようにしました。

文章を早く正しく理解する手段や選択肢を絞る「接続詞に注目」や「反復構造(言い換え)」等のテクニックも教えていただき、本番でも大変、重宝しました。

文章を正しく読む読解力を養うのにはぴったりの講座です。

個人的に要旨把握の問題が苦手だったので、文章理解の過去問の中でも一番時間をかけて勉強してました。

その成果もあり、本番の試験では10分前後で文章理解の問題を解き終わり、無事3問とも正解を取ることが出来、非常に満足のいく結果となりました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

民法の短答式過去問に加えて、他資格からの過去問の類似問題を解くことでより問題の理解が深まりました。

行政書士の試験では出題頻度が低く、過去問が少ない問題でも本講座を受講することで、本番同じ分野から出題された時に選択肢を絞ったり・正解肢の検討ができると感じました。

本講座は短答式過去問を4周以上(苦手分野に関しては8周程)こなしてから取り組んだこともあり、正答率は7割超を超えていたと思います。

間違った残りの2割の問題を重点的に復習しながら、短答式過去問集で同じ分野の問題を再度、解き直すことで弱点を克服する使い方をしました。

短答式過去問を担当されていた林講師が本講座も担当すると思っていたので、豊村講師が画面に映ったときは少し驚きもありながら、新鮮さもあったので、フレッシュな気持ちで取り組むことができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試に取り掛かったのは9月末頃からでアガルートが1回、他社で科目別模試も含めて14回の模試を受けました。本試験まで時間が少なかったですが、演習→解説→復習を1セットにして毎週2~3回模試を消化していきました。

合格点に到達したか否かではなく、どこまで理解していて、どの部分が苦手なのか自身の理解度を把握するのにとても役立ちました。

間違えた問題は何度もやり直し、reminDOのアプリで写真として保存し、スキマ時間で見直しをするなど少しでも得点アップに繋げられるように意識しました。

また、3時間という試験時間になれることや時間配分をどのようにするか、模試を受ける都度、考えながら取り組んでいたことで、本番では50分も見直しや振り返りの時間に充てることが出来ました!!

模試では合格点の180点を超えたことはなかったのですが、たくさんの問題に触れることが出来たのは貴重で、その経験が合格に結びついたと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

目標である土地家屋調査士と行政書士のダブルライセンス取得が、共に一発で取れたのも、アガルートで勉学に励んだ結果です!

アガルートを選択して心から良かったと思います!!