受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

仕事で法務のような業務も担当していたため契約書を確認する機会が多々あり、確認するにあたって法律の知識を身に着けたく勉強をしようと思ったのですが、どうせ勉強するなら資格も目指そうと思い、行政書士試験を受験することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

インターネットでおすすめの講座を調べいくつか候補がありましたが、価格が良心的だったことと、合格すれば全額返金=ただで資格が取れることに惹かれました。また、サンプル講義で豊村先生の話がとても分かりやすかったこともありアガルートでの受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

平日は残業が多く勉強時間を確保するのが難しかったので、勉強は主に土日祝日に集中して行っていました。

休みの日は1日8時間以上の勉強をノルマにし、食事や家事の時間以外はほとんど机に向かっていました。

その分、まとまった時間が取れない平日はテキストを通勤電車の中で読み込み復習の時間にあてました。

当然休みの方が時間が多く取れるので復習は遅れてしまい、だいぶ前に動画を見た部分をしばらくしてから読み返す、という形になったのですが、そうすることで完全に忘れる前に復習することができ、かえってよかったのかもしれないと思っています。

全体的には、豊村先生がおっしゃっていたように、動画→問題集→動画→問題集とジグザグ方式で学習を行いました。

問題集については、短答過去問だけではなく、LECの肢別問題集を追加で購入しました。こちらは1問1答形式なので、仕事の休み時間や寝る前の少しの時間を活用するために利用していました。

模試については、7月以降に本屋で購入した市販の模試3回、アガルートの模試、LECの模試1回を受けました。

模試で点数が取れない部分のテキストを再度読み返したり、動画を見直したりして弱点を補い、それでも覚えられないところはSNSで同じ行政書士受験生の方の投稿を見て、覚え方を取り入れたりして直前まであきらめずに学習しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

学習前の私は、「条」と「項」の違いもよくわかっていないような全くの法律初心者でした。仕事で確認する契約書の文言も難しく、意味を理解するのにも一苦労するくらいだったので、そんな私でも学習が続くかどうかとても不安でした。

しかし、豊村先生の授業は法律の勉強をしていると感じないくらい面白く、たくさんある動画も全く苦に思うことなく視聴することができました。

ドラ息子やアケミちゃんなどイメージしやすいキャラクターがところどころに出てきたり、追完の請求を唐揚げ弁当で例えてくださったり、難しく近寄りがたいイメージのある法律を身近に感じることができるので、内容を覚えるというよりは理解することができたと思います。

そのため、動画を視聴してからしばらくたってテキストを読み返したとき、「あのときのアケミちゃんの話だ」とか、「唐揚げ弁当がこうだったな」とか、豊村先生の話と紐づいて動画の内容を思い出すことができ、記憶にも定着していきやすかったです。

一通り動画を見終わった後は、アウトプットの学習に移りましたが、苦手な部分については再度動画を見て理解を深めました。一つ一つの動画の時間が短いので、ピンポイントで見たい部分が見れたのがよかったです。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

基本的には、動画をある程度のまとまりまで見た後に該当の部分の問題を1問解き、1つの問題を解いたところで都度解説動画を見てから次の問題を解くという形で学習を進めました。1週目は正解した問題も必ず解説動画を見るようにしていました。

林先生は豊村先生とは違う切り口で解説してくださるので、講義で理解した部分を林先生の話を聞くことでより理解が深めることができました。

本試験の問題を作成している先生への愚痴など、ブラックな林先生が時々登場するのでその部分も楽しみに動画を視聴しておりました。

問題集2週目以降は間違った問題のみ解説を視聴し、それでもわからない部分はテキストに戻るようにしていました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述の学習は6月くらいから始めました。私は、テキストや条文を私なりに噛砕いて分かりやすい表現で覚える癖があり、条文通りの正しい表現で回答しないとニュアンスが変わってしまい正解にならない記述はとても苦手意識を持っていました。

条文の表現や細かい数字は試験までに覚えればよいと思っておりましたが、それ以前にどこに着眼点を置いて知識の中から回答を探せばよいか、どのように文章をまとめればよいかが分かっていなかったので、こちらの講座で基本的な回答の仕方を身に着けることができ、直前期までの記述の学習の基礎にになったのだと思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

逐条ローラーインプット講座は、一通りの総合講義をすべて見終わった後に着手しました。豊村先生が条文は大切とおっしゃっていましたが、講義1週目が終わった時点では内容を理解することで精一杯で、条文についてはほとんど頭に入っていませんでした。田島先生の講義も、豊村先生や林先生とは違った視点で条文を解説してくださるので、田島先生の話しを「豊村先生や林先生はこの時こう言ってたな」と思い出しながら聞くことができ、だんだんと条文と総合講義が頭の中で紐づいて行きました。

また、講義の中でテキストを暗記ペンで塗ることで、六法の暗記用テキストが出来上がるところもよかったです。重くて分厚い六法を通勤カバンに入れることに抵抗がありましたが、持ち運びできるテキストに授業中のメモも記載してあるため、条文を頭に叩き込むのにとても便利でした。このテキストで条文を学習できたことで、点数が伸びたのだと思っています。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

学生時代は国語が得意ではありませんでした。最初のうちは、文章理解の問題を解くと大抵間違っており、正しい回答を確認した後でも自分の間違った回答でも文章がなりたつのでは?と思ってしまうこともあったので、文章理解は不安でした。

かといって社会も苦手だったので一般知識が豊富にあるわけでもなく、足切りを防ぐには文章理解を頑張るしかないと思っていました。

こちらの講座で基本的な回答方法を詳しく解説してくださり、わからないならわからないなりにどこからヒントを探し出せばよいかを学習することができました。

そのおかげで、合計5回受けた模試では全て足切りは突破できていたので、本番でも自信をもって試験を受けることができました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

民法は短答過去問の問題数が行政法より少ないため、多くの問題を解くためにLECの肢別問題集を補足として使っており、短答過去問や肢別問題集では民法はそこそこ取れるようになっていましたが、アガルートの択一式対策の問題集では違った視点から問題が出されており、途端に正解率が下がり一気に難しくなったと感じました。

しかし、択一式対策解説講座は「通常はこうだけどこの場合はこっちの条文があるからこう!」という応用的な問題が出題されても大丈夫なように、細かい部分まで条文を理解できるよう解説していただけたのがありがたかったです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模試の前に7月下旬に本屋で購入したものに1回取り組みました。今の実力を知ろうと思ったのですが、憲法・行政法・民法・記述ともに目標の半分くらいの点数しか取れず、このままではいけないと思いスイッチが入りました。

アガルートの模試は豊村先生が解説してくださるので、自信をもって受けられるようになってから取り組みたいと思い、そこから特に点数の低かった部分の復習を行いました。

一通りの復習がおわり、9月上旬にアガルートの模試を受けたところ、復習した部分が主に出題されており、記述を辛目に採点しても180点以上の点数を取ることができました。ここで良い点数をとれたことで、この学習方法でよいんだと自信をもって進むことができました。

個人的には、オプションでもよいのであと1回くらいアガルートの模試を受けたかったです。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

最後まであきらめずに学習が続けられたのは、アガルートの先生方の分かりやすい講義のおかげです。

ありがとうございました。