受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

学生時代は法学部に在籍しており、法律を学ぶことの面白さを感じてはいましたが、当時から続けていた塾講師という仕事の魅力ややりがいを強く実感していたので、プロの講師業という道を選びました。人と関わり、自身の培った知識を必要な人に提供し、かつわかりやすく伝える塾講師という仕事は、自分に向いていると感じておりました。

講師として受験に向けて勉強を続ける生徒たちを目にするなかで、自分自分も何か勉強を続けていきたいと感じ、学生時代に学んでいた法律の学習を再開することに決めました。

そして、今後の自身の将来を考えた時に、プロの実務家として開業をしてみたい、そして講師時代に培った「話す」経験を活かせる資格を取りたい、という観点から、行政書士を志すようになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士の勉強を始めることを決意したのは2022年の下旬頃でしたが、やはり1年間での最短合格を実現したいと考えていました。

ただ、学生時代は法学部に在籍していたものの、メイン科目である行政法の授業は全く履修したことがなく、ゼロからのスタートでした。

私自身も塾講師をしていることもあり、同じ内容でも、それを解説する方によって、聞き手の理解の理解度には大きな差が生まれる(もちろん人それぞれ相性があると思います)と考えていたため、自分自身の感覚として、「どの講師の先生の説明がスムーズに頭に入ってくるか」を最優先の基準として、YouTube等で各予備校様の動画を複数拝見しました。

豊村先生のYouTubeでの説明は、フレーズもキャッチーで頭に残りやすく、楽しくわかりやすかったため、全くストレスなく見続けることができました。この時点で、ほぼアガルートにしようと決断していました。

加えて、完全オンラインのため、勤務時間が夜遅くになってしまう塾講師の仕事と両立しやすかったことや、合格特典の返金制度をモチベーションとして必ず1年で合格するという決意を固められたので、アガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私の勉強時間やスケジュールとしては、おそらく他の合格者様と比較して、決して余裕のあるものではなかったと思います。

勉強方法としては、講義動画を見てから、すぐにアウトプットで問題集を解くというジグザグ方式を徹底しました。

豊村先生の講義は面白く、テンポも良いため、授業を長時間見続けたいと思ってしまうこともありましたが、記憶の定着を考えると非効率なため、必ずアウトプットで定着を促しました。

学習がひと通り終わってからも、必ず民法、行政法のテキストと一問一答はどこにでも携帯するようにし、忘れかけている箇所を見つけ次第動画を視聴しました。ページを開くだけで、豊村先生の解説が聞こえてくることが理想だと考えていました。

2023年春頃から、仕事の都合で転居等の用事があり、勉強が思うように進まない期間が6月頃までありました。

この時点では大きく他の受験生に遅れをとっていると感じていたため、これ以降の期間は仕事の休憩時間を含め、可処分時間のほぼ全てを勉強に注ぎ込むようにしました。

記述式については、本格的に学習をしたのはラスト1ヶ月のいわゆる直前期のみでした。他の受験生はおそらくもっと早くから進めていたと思うので、不安もありましたが、諦めずに1問1問の精度を上げていきました。

途中、無理なのではないか、と思ってしまう時もありましたが、「試験当日の自分が一番仕上がっているはずだ」という気持ちを持ち続け、先生方と自分自身を信じて、試験当日まで学習を続けられたことが、結果的に良い結果につながったのではないかと感じています。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義に関しては、なるべく複数回授業を視聴するのがよいと思います。タブレットやスマートフォン、PCなどありとあらゆる端末で講義視聴が簡単なので、スキマ時間を見つけて少しずつでも学習を進めていくことが、効率の良い学習につながると感じました。

テキストに関しては、マイページが電子書籍として見ることもできますが、個人的には紙媒体のテキストが学習しやすかったです。

理由としては、タブレットの大画面で授業を見ながら、手で文章をなぞり読みしたり、ページをめくる動作など、一緒に手を動かす経験が、記憶の定着を加速させていたように感じていたのと、新たな気づきがあった際にすぐにテキストに書き込み、情報を集約できるというメリットは学習を進める上で大きいと感じたからです。

旅行中や通勤中など、どこにでも肌身離さずテキストと端末を持ち歩き、スキマ時間を有効活用できたことが、合格に大きく影響したのではないかと、振り返ってみて感じております。

試験に出てくる知識のほぼ全ては総合講義に集約されています。つまり、総合講義の学習の質をどれだけ高められるかが、合格へのカギなのではないかと感じているので、先生方の解説をしっかりと聞き、インプット&アウトプットという基本に忠実に、素直にひたむきに努力を続けていくのがよいと思います。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

短答過去問解説講座については、まず自分自身で問題をさっと解いてみて、理解が追いつかなかった箇所の解説を視聴する、という形を取りました。

解説動画では、各肢をひとつひとつ説明していただくことができ、また肢ごとの重要度も説明していただけるので、わからない問題が出てきたときも「ここまで現時点で知っている必要はないのか」と不安を解消させることができました。

逆に「これは解けないとまずい」という問題も把握することができ、適度な危機感を持って学習を進められたのもよかったです。

アウトプットはインプットと表裏一体のため、コツコツとテンポ良く進められるかが鍵だと感じているのですが、ストレスなく、わかりやすく構成されているアガルートの短答過去問解説講座は、自分にとって理想的であったと感じております。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式については、前述のとおり、直前期に仕上げていったので、なるべく多くの問題、しかも試験で問われる可能性の高い分野の問題に触れることを意識していました。

個人的な目標としては、(これが良いことかはわかりませんが)問題文を見て、それに対応する模範解答をそのまま書けるようにすることを目指しました。

もちろん、その解答になる理由の本質的な理解は必要ですが、個人的に難しかったのが、「キーワードを外さずに内容を簡潔にまとめる」という点でした。ここに関しては、やはり経験と練習が必要不可欠であると感じたので、数多くの練習を重ねて精度を高めることを意識しました。

短期集中型の学習になってしまいましたが、記述式にスポットを当てて反復練習ができたことは、振り返ってみると結果的によかったと感じています。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

他資格試験の問題に触れ、知識の精度を高められたことは大きな自信につながりました。

私自身、学習をしてみて、他の法律科目と比べても特に民法の問題はやはり奥が深く、難しさを覚えていました。

その中で、他の難関資格の問題にまで触れることができ、「絶対的な演習量の増加」と「理解の質の向上」を経験することができたのは、自分にとって大きな武器になったと感じています。

講義も豊村先生のわかりやすい解説のため、しっかりと着実に力をつけていけると思います。

「自分は試験までにこれほど多くの問題に触れられたんだ」という事実は、大きな自信になると思います。個人的には、そう言ったメンタル的な面でも大きな価値のある講座のように感じました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験については、おそらく多くの受験者の皆様は多くの予備校様の模試を受けて、本番の対応力を養っていることと存じますが、私の場合は時間的に余裕がなかったため、アガルートの模試と市販の模試教材のみに取り組む形になりました。

そのため、個人的には、アガルートの模試は本番同様の構成、時間設定で当日を疑似体験できる数少ない機会でした。

解いた時期としては、10月の上旬頃でした。

解いてみた出来としてはお世辞にも高い点とは言えませんでしたが、一問一問に丁寧な解説があり、どういった思考、発想で本番の問題を順にこなしていけばよいのかを理解することができました。

「試験当日はこれを解けるレベルでなければならない」ということが認識でき、その後の勉強のギアをより一層入れることができたので、貴重な経験となりました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

自分が1年で一発合格できたのは、アガルートの効率的なカリキュラムとわかりやすい解説のおかげでした。豊村先生をはじめとする先生方には感謝しかありません。

本当に今までお世話になりました。

これからは、この学びで得た知識を活かして、これからの将来を切り拓いていけるような人になりたいと思っております。