受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

私は開業社労士として活躍しており、お客様から県や市への届出依頼を何度も受けていました。自分の実務でできる幅を増やしてお客様に喜んでもらおうと思い、行政書士を志しました。ダブルライセンスで収入を上げたかったのも理由の一つです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

入門講座をお試しで受講していたら豊村先生の講義がとても理解しやすかったので、これならストレスなく勉強できるなと思ったのがきっかけです。合格したら受講料が返ってくるのも自分のモチベーションアップにはいい方法だなと思ったのでそれも決め手でした。

合格体験記・学習上の工夫

インプットは逐条ローラーインプットで済ませて、後は演習メインでした。ただ、総合講座で動画視聴もそれなりの数をこなしました。インプットとアウトプットのバランス大事です。

最初は講義を見ても意味が分からなかったので、問題演習を繰り返し、知識を吸収していきました。何もわからないまま過去問を何周か回した後にもう一度入門講座を見て、民法や行政法の輪郭や概要を掴みました。なんとなく民法や行政法が何たるかわかってきた段階で、逐条ローラーインプット講座を数周しました。演習問題も解説を見るだけではなく、関連条文を必ず確認していったのが理解を深めていきました。

また、私は模試を7回くらい受けました。模試を受けてわからなかった部分を入門講座で再度動画視聴をして理解を深めて再度問題を解いてみるという流れを7回繰り返したのも効果的でした。

後、後半は図書館に夜9時30分まで勉強してました。行政書士は勉強量で点数を上げられる試験だと思うので自分を追い込める環境を作って学習量を最大化させたのも合格できた要因でした。

逐条ローラーインプット講座をどれだけ回せるかによって合格率に大きく差が出てくると思います。

また、過去問だけでは受かるの難しいと思うのでどれだけオリジナル問題に触れて条文に何度アクセスできるかが合格のカギとなってくると思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は基本3倍速で見てました。完全に理解するというよりも民法の基本的な概念や考え方、思想みたいなものを理解することに役立ちました。

豊村先生はただテキストや条文を読むだけではなく、具体例やたとえ話、条文の意図を解説して下さるので、理解型の学習をしたい受験生にとっては最適だと思ってます。

民法は最初条文で何言ってるかわからない状態だと思うので、具体例を挙げて説明してくれるからこそ理解が深まりました。
行政法はこのように法律を制定した背景、理由を教えてくれたから忘れにくくなりました。
憲法は判例を全く読んだことがなく、判例を一文一文丁寧に説明してくれて効率よく学習ができたと思います。
商法は会社設立の流れを説明してくれて分かりやすかったですし、どの論点が頻出かも教えてくれたので効率よく学習することができました。

私は直前期で全く動画見ていないかといわれると違い、わからない部分があると何度も動画に立ち返り復習しました。模試を受けて全く分からない論点が見えてくるのでそのたびに動画でその章まで行き動画視聴をしました。スマホでも視聴できるので隙間時間に気になる論点の講座を見てました。とても助かりました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

問題を覚えるまで何周もしました。小さくて持ち運びがしやすかったです。ただ、過去10年分の過去問でしたが、15年くらいさかのぼって、もっとボリュームを大きくしてもいいかもしれません。ただ単に過去問を乗っけるだけではなく、法改正にも対応した教材なので利用する価値が十分にあります。

最初は本の解説を読んでも意味が分からなかったため、動画で解説を視聴しました。先生が設問で何を言っているかを丁寧にかみ砕いてくれるため、わかりやすかったです。行政書士という試験に慣れるためにはとてもいい教材だと思ってます。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

大変申し訳ございません。私は記述過去問解説講座で問題は全く解きませんでした。模試の記述問題を何周もしたことと、YouTubeでの記述山当てを何度も見て対策を行いました。

また、逐条ローラーインプット講座で条文を深く知ることが記述対策になると思っていたため、逐条ローラーインプット講座を優先して何周も行いました。

ただ、冒頭の基本的な記述過去問解答の方法は勉強させていただきました。落ち着いて文章を読んで、質問に正しく回答することは意識して本番も解けました。解き方が分かっただけでも私は価値があったなと思っています。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

この講座を何度繰り返し学習できるかが合否に大きくかかわってきます。条文をそのまま触れる機会もありませんし、最初は条文を見ても何が書かれているか意味が分からないと思います。

条文を一つ一つ読んで解説をしてくれるのでストレスなく条文に触れることができます。条文が頭の中で思い浮かぶようになるだけで勉強効率が全く違います。また、六法の代わりにも活用しました。

問題を解いて解説を見たら必ず条文までアクセスすることで理解度がぐっと変わります。先生は7周しろと勧めましたが、私は3周しかできなかったことを後悔しています。どれだけ早くこの講座を始めるかが合否のカギです。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章対策講座は何も手を付けてません。大変申し訳ございませんでした。読解力や日本語力があれば点数取れると思うので勉強せずとも困りませんでした。

話がそれますが、試験時間中に文章を読み込む時間を確保すれば2問は確実に正解できると思います。この科目は直前期であっても勉強もしないでその時間を用いて民法や行政法をしっかりと勉強した方がいいと思います。

勉強量が重要というより地頭や国語力が大事なのでこの講座はオプションにしてもいいかもしれません。この講座を学習する必要性がない人は必ず存在し、必要ない人には必要ないからです。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

民法の過去問は問題数が少なかったためオリジナル問題をもっと解きたかったので重宝していました。正直、難易度が高いと感じました。豊村先生がものすごくわかりやすく解説をしてくださったので、問題の正解をすることが目的ではなく、豊村先生の解説を聞いて、それに基づいて総合講座で講義をもう一度聞いたり、条文を確認するなどして、自分の知識の穴を探すためのツールとして活用しました。

かなりマイナーな論点を聞いてくる問題もあったため、基礎力をもっとつけるためにもう少し簡単にしてもよかったのではないかというのが私の感想です。

模擬試験のご感想・ご利用方法

実力試しをするために10月の超直前期に活用しました。

設問ミスが目立ったのは非常に残念でした。過去問講座や択一対策完成への問題で教材が間違うのはいいのですが、実力を試す模試講座でこれをされると次の問題解答に影響が出たり、正しい知識を間違った知識に労力をかけて必死にアップデートするようになったり大変なのでこの講座だけは正確に問題作成をしてほしいと感じました。

ただ、動画内で豊村先生が間違いを訂正されていたのはとてもよかったです。自分が間違った知識を身に着けていたか不安だったのでそれが払しょくされたことがとてもよかったです。