受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

過去に不動産系の資格試験を受験した経験から、より法律を理解すると共にその知識を使って色々な場面で様々な方の役に立てられるようになるには、不動産系の資格だけではなく、行政書士の資格も最適だと思ったから。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

前年に他資格の講座を受けていた事もあり、やり慣れた受講スタイルだったことと行政書士試験についての無料動画を沢山出していた事もあり、豊村先生の雰囲気や勉強方法なら働いても付いていけるかなと思い、受講した。

合格体験記・学習上の工夫

まず初めに取り掛かったのは試験までの期間に勉強に費やせる時間がどれくらい取れるかを何となく見積もって、それに対して何月までに何をするかを決めながら勉強しました。

大枠の年間の勉強時間は増やす分には良しとし、基本は変更せず、何月までに何をやるという中期的な予定をその都度見直しながら勉強を進めていきました。

自分の場合には、約11ヶ月という比較的長いスパンで計画を立てていた為、中だるみしないようにとにかく中期的な目標に意識を置いていました。

特に試験前の3ヶ月前くらいから他の予備校や市販の模試が始まる為、インプットはその前に終わらせておく事が重要だと思います。

自分の場合は、受けられる模試は全て受けたいと思ったのでその準備だけはしましたが、最終的には市販の数冊は試験前日や当日の朝に一般知識(基礎知識)をさらう程度になってしまいました。

インプットもアガルートの動画の配信日通りに行えたので遅くはなかっとは思ってますが、やはり全ての模試を行うとは相当の量があり、そこを把握しきれてなかったのが、試験前日や当日に慌てる要因となってしまったと思います。

なので、もし自分と同じように考えている方がいらっしゃったら、とにかく早くインプットを終わらせることをおすすめします。

総合講義のご感想・ご利用方法

豊村先生の講義で特に印象に残ってるのは二つあります。

一つ目は「難しいであろう論点を難しいと仰らないこと」でした。

「なんのことはない」とか「要するに〜」とかとにかく「難しい」とはあまり言わないのが印象的でした。

恐らく、受講者に難しいという先入観を与えない為だと思いますが、先生の説明だと本当に難しく聞こえないのが不思議でした。

条文や判例だけでは何を言っているのか分からなくても、講義で説明されると分かってしまうのが、独学との違いなのかなと思います。

二つ目はテキストへの書き込みです。

アガルートのテキストは情報量が沢山あるにも関わらず、書き込めるスペースも沢山あります。

なので、送付されてくるテキストをさらに完成させるために豊村先生と共に作り上げるような講義スタイルは自分の手で書いていくので、記憶に残りやすいです。

さらにそこに付箋や過去問の知識を追加して書いていけば、自分にとって最良のテキストが出来上がります。

それに、アガルートはテキストがWeb上で見られることが自分にとって受講するひとつのきっかけになりました。

どこでもテキストや講義が聞けるし、一つの動画が数十分単位で区切られるている為、どこまでやったかすぐに分かるし、続きからも始めやすく、「勉強が出来ない」という言い訳が出来ないくらいに生活に勉強を取り入れる為のツールが揃っているのがこの講座の魅力です。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問講座では、問題の一つ一つの解説は勿論のこと、林先生の独自の切り込み方がとても面白く、そっちで印象に残った問題もありました。

テキストで理解していても、活用出来なければ問題は解けないので、どういった考え方で問題を解くのか、この問題ではどの条文や判例の知識が必要なのかを細かく説明してくれています。

そうは言ってもランクの低い所や突発的に出したような問題に関しては、もう見なくて良いとメリハリを付けて解説されています。

あとは、六法をよく引くことも特徴かと思います。

どうしても問題解いて、解説を見て終了となりがちですが、六法を引くとその条文からこの問題が出来上がる過程が見て取れるので、少々問題が捻られていても対応することが出来ました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述問題は初受験の身にとっては未知数であり、とても難しく感じていました。

しかし、この講座を利用して思ったのはこれは択一の知識でもあるということです。

林先生の解説では問題文からヒントを拾い、その時に使う条文や判例の文言を組み立てて解答していくものであり、先生と思考順序を一緒に追っていけるので自然とその順序が身につきます。

それに解答を構成する知識は結局の所、択一で問われる条文や判例であるということは特にこの講座で身についた部分でもあります。

記述は難しいのではいかという初学者の不安や苦手意識はかなり少なくなると思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

今まで六法を引いたことがない自分にとっては記述問題同様未知数の世界でした。

条文を意識して勉強したことも無く、難しそうだなという印象がありました。

しかし、最後に点数を上げてくれたのは条文学習であり、特に逐条ローラーはインプットの終わりかけから試験直前に多く活用していました。

その中でも行政法の部分は条文だけ読んでてもよく分からないことが多かったところ、逐条ローラーではただ条文の意味を解説しているのではなく、こういう問題やひっかけがあるからと注意喚起をして下さるので、問題に直結した学習が出来たので、本試験でも同じように問題を解くことが出来ました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

元々、本や新聞を読んでいなかったので、一般知識(基礎知識)への苦手意識はかなり強く、とりわけ文章理解に関しては得点源と言われていたので、すごく不安でした。

文章理解対策講座は解答テクニックだけではなく、本質の理解に重点を置いてくれているので他の問題に対しても応用が効きます。

自分は特に移動中や、法令の勉強に行き詰まった時などに本を読む感覚で受講していました。

さらにこの講座を受講して、法令の勉強の際に条文や判例を読む際にも役に立ちました。

この条文や判例は何を言っているのか、この指示語は何を指しているのかなどが身についたのか、文章を読むスピードが早くなり、結果的に試験での時間短縮にも繋がりました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

他資格の問題はその資格によって重点を置くポイントが違う為、自分で判断するのは難しいと思っていました。

なので、講師の方々がセレクトした問題集ですし、解説もあるので安心して取り組めました。

自分は行政書士試験の過去問をベースにし、時間を見つけて数問ずつ取り組んでいました。

何周しなければいけないなども特に作らず、あくまで他資格の問題なので+‪αくらいに考えて、そこに出てきた条文にチェックを入れたり、判例の文言をテキストの該当箇所付近に書き込む程度にして、本試験まで2、3周ほど目を通しながら解説動画を見ていました。‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬

ただ、知識の補完という意味でガッチリ固めたいなら最後のひと押しとなる講座だなと感じました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模試はテキストや過去問の知識だけでなく、テキスト未掲載の問題ももちろんあるので、受講生にだけ分かる問題を出して、点数を取らせようとしているのではなく、あくまでインプットの延長であり、本試験で分からない問題が出た時の対策に重点を置いているように思いました。

なので、分からない問題があれば模試を解いたあとに間を開けず、すぐ解説動画で復習し、自分の考え方と正解を導くまでの思考過程の擦り合わせを行いました。

過去問学習は見慣れてしまうとそういう擦り合わせが疎かになりがちなので、解説動画が付いてる模試も中々見当たらない中、そういった使い方が出来るのもひとつの魅力だなと思いました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

この度は、無事合格することが出来ました。

本当にありがとうございました。

1つの問題に対して、三者三様でそれぞれのアプローチがあったので、この条文はこの先生の解説の方が自分にとってわかりやすいなとか、理解出来る方法が沢山あるというのが全体を通してこの講座の魅力でもあると思います。

これからも法律を学び生かせる様、精進します。

本当にお世話になりました。