受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

行政書士を目指した理由は何かあったときに独立開業できて自分ひとりでも仕事ができる資格がほしかったこと、そして自分の知識を使って身近な人の役にたてる仕事がしたいと思ったことです。

今までは辛いことから逃げることが多かったので、この試験は合格するまで絶対に諦めないで自分に自信を持てるようになりたいという気持ちで受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

少しでも効率よく勉強して最短で合格したかったので通信講座を利用することを決めていました。

予備校を調べるときにアガルートがどのサイトでも上位に上がっていて合格率も高かったので信頼できると思いました。あとは質問制度がしっかりしているところがいいと思っていたのでFacebookで質問できるところが魅力でアガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

アガルートを申し込んで教材が届いたものの、行政書士試験の広い範囲を一年で身に着けるにはどのように学習計画を立てたら良いのかわからず法律初学者ということもあり、合格までに必要だと言われている1000時間より多い勉強時間を目標にして達成するためには一日何時間勉強すればいいかと考えて、最初はひたすら「今日はまだ〇時間しかしてないからあと〇時間」というノルマのような感じで勉強するくせをつけました。そして最初はひたすら講義をすすめることに集中していました。

そうすることでモチベーションに左右されることなく学習に入り込み、勉強をルーティーン化することができました。

学習が進んでいくと通勤の電車はこの科目、昼休みはこの科目、夜はこの科目、のように一日に数科目に触れることができるようにルーティーンを組んで勉強をして、間が空いて忘れてしまうということがないよう意識していました。

先生が講義で示してくれた〇記マークは単語帳にしてポケットに入れて常に持ち歩き、ちょっとした時間に見られるようにしていました。

また、調べてもどうしてもわからなくて次に進めなくってしまったときは質問制度を使いました。質問制度は返答が早いうえ、いただいた返答でも理解できなかったときは更に質問しても親切に答えてくださったので助かりました。

一般知識はもともと苦手だと自覚していたので、政経社の講義とニュース検定は8月の終わり頃に始めました。個人情報保護法は早くから始めましたが政経社についてはあまり時間がかけられないなと思っていたのであまり早く着手すると忘れてしまいそうだったのでそのくらいに始めてちょうどよかったです。

総合講義のご感想・ご利用方法

2022年の12月から受講をはじめ、民法、行政法、憲法、商法会社法の順で進めました。

法律の勉強をするのは初めてたったため、一番不安だったことは内容が理解できるかでしたが、想像していた講義とは違い明るく親しみやすい講義で、わかりやすい具体例を出しながら説明してくれるので理解してついていくことができました。

一番最初に「法律を読む技術・学ぶ技術」を受講したことも、法律は難しいという固定概念を払拭する助けになりました。

ただやはり先生の講義を聞いているときは理解できるのですが、自分で考えると忘れてしまったりわからなくなってしまうことも多かったです。どこのチャプターの何分で話しているかをテキストにメモしていたので、そういったときはその部分の講義だけを何度も見返していました。

また、民法、行政法では〇記マークで記述用に暗記した方がいいところを示してくれたので、その時点ではあまり理解ができていなくても〇記マークを先に覚えることでそこから徐々に広がっていく感じで広い範囲で理解が深まっていったので、〇記マークは全体を把握し理解するのにとても役立ちました。

勉強を始めたとき、あまりのボリュームに驚きましたが、「この講座は全部網羅されているからカリキュラムに沿って進めれば大丈夫」という安心感がありました。

また、すべての科目を隈なく扱ってくれているので初学者の私でも全体的に基礎知識を身につけることができたと思っています。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

講義を見た後に解いても中々解けなかったのですが、解説がとてもわかりやすく、豊村先生の講義と林先生の解説動画をダブルで進めることでその単元の理解に役立ちました。

短答過去問の問題集は何周もし、わからなければ解説動画をみて説明を理解してということを繰り返しました。解説動画も設問ごとに分かれていたので、わからない部分をぱっと見るのにも見やすくて、どこだろうと探す時間もかからずに助かりました。

出ない問題は「この問題はもう見なくていいです」と教えてくれて、やることが多かった中で少しでも不要なものを省くことができたのは助かりました。実際にその後は見ることはせず、見とけばよかったと思うこともなかったです。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述過去問解説講座は主要科目の講義が終わった後にやりました。それまで講義を見ながら過去問もやっていて、覚えたほうがいいかなと思うところは覚えていたつもりだったので、全く答えられなくてびっくりしてもっともっと暗記しなければ、と考えていました。

問題文も長く、法律用語などが出てくるので問題で聞かれていることを理解するのも難しかったのを覚えています。

講座を進めて、林先生が毎回説明してくれたように絵を描いて状況を理解する、ということをやるようにして徐々に記述式の解き方がわかっていった気がします。

記述は一度出たものは出ないとのことでしたが、自己流でひたすら暗記するという記述対策をせずこちらの講義を受けてよかったです。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

一人で条文を読んでいても「どういう意味だろう?」と条文の意味が理解できないことが多く条文学習が苦手でした。普段の学習では問題を解いたときに解説に出てくる条文には目を通していましたが、それ以上見ることはできていませんでした。

しかしこの講座を受けて田島先生の条文の説明が面白くてすいすい入ってきて、条文へ対する見方が変わりました。全部の条文を説明してくれたので、それまで調べてみても理解できなかった条文も理解することができてすっきりしました。わからなかった条文はまた時間が経つとわからなくなってしまうだろうと思い説明も書き写していたので、その後も何度も何度も見直しました。逐条ローラーインプット講座を受けた後はこのテキストを六法代わりにして持ち歩いていて、六法に対する抵抗がなくなりました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

一般知識が苦手だったので文章理解では絶対3問取りたいという気持ちで文章理解特訓講座に臨みました。講義を見る前に自分で一度解いてから見るようにしていましたが難しく、整序問題は特に苦手と感じていて一問解くのに3~40分以上かかることもよくありました。

時間があるとだらだらと考えて何時間も過ぎてしまうと思ったので、朝早く起きて出勤前の限られた時間で解くようにしていました。

また、講義はテキストの文章にマーカーや書き込みを入れていく形式でしたので後で自分でもう一度解きなおすためにコピーしていました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

こちらは7月からから始めました。

この問題集の問題はそれまでやっていた短答過去問や他の問題集でも見たことがない問題が多く、全く太刀打ちできず直前期まであと2か月しかないのに、と不安になりました。

80問ですが、民法の所見の問題は苦手で解くのにとても時間がかかりましたがやるしかないという気持ちで取り組んでいました。解説を聞いたりして、この問題集の内容は大切な部分が詰まっていると思ったので、こちらは直前期も当日まで11,2周回していました。

豊村先生の解説はやはりわかりやすく頭に残りやすかったです。

民法はそれまでやっていた問題集では網羅はできていないと感じていてどうしたらいいかと思っていましたが、この講座を受けてから民法の知識がかなり広く深まったと思っています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

大体の講座を受け終わった8月の半ばにやりました。結果は記述抜きで120点程でした。

他の模試を1回受けた後でしたが、そちらではそこそこ取れていたので本番レベルだときっとこのくらいなんだろうと思いかなり落ち込みました。

AWESOMEコンサルティングでほかの方も模試が難しかったといった内容を送っていたようで、豊村先生が「アガルートの模試はちょっと難しめに作っている」と言ってくれていたので少し元気が出ました。

模試は同じ問題が本試験にでたらと心配だったので間違えた箇所は間を置いて解いても間違えなくなるまで解きなおしました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

初めての法律の勉強でわからないことしかなく、不安が大きかったですが先生方の説明がとてもわかりやすくてどの先生の講義もユーモアがあって飽きることなく最後まで続けられました。

アガルートで入門講座を受講して基礎から法律を学ぶことができてよかったです。

1年間大変お世話になり、ありがとうございました。