合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

大学生の時から行政書士を取得し、いづれ独立開業したいと考えておりました。

しかし大学3年、4年時に受験しましたが不合格となり、一般企業に就職。

その後は縁が無いものだと社業に励むも、いづれ機会があれば再度チャレンジしたいとは思っておりました。

今回40歳を迎えるタイミングで一念発起し受講しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

大学3年時は独学、4年時は他の予備校を講座を活用しましたが、通学のシステムが合わない事もあり、(質問がしにくい環境、ペースメーカーが掴みづらい)上手くいきませんでした。今回の受験に当たり、SNS情報や各種予備校の制度を徹底的に調べ、今回アガルートを受講しようと思いました。

豊村先生の講義が分かりやすい事、圧倒的な合格実績を輩出されている事、通信での学習は会社勤めをしながらでも何とかついていけるかと考え受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

会社勤めをしながらという事もあり、平日は1時間から3時間しか時間が捻出できず、勉強時間の確保に苦労しました。講義を聞いた後に過去問を繰り返すというサイクルを繰り返しましたが、1日の勉強時間が短い為どうしても期間が空いてしまい知識が定着していくという感覚が全くありませんでした。

但し、その不足分を土日に補うよう十分な時間を確保する事は意識しました。

とにかく講義のメモはテキストに書き込みし一周させる事に重きを置きました。

私は豊村ゼミを受講していた事もあり、音声データを保存し、通勤、移動中に聴きながら知識の抜け、進捗を確認していきました。付箋を車に置いておき、気になった事はメモをし不足は自宅に帰ってから再度講義を聞き直すというサイクルを繰り返しました。

また、市販の一問一答集を購入し小まめに解いていき、同様に不足分は自宅で講義を聴き直すという事で知識の定着に繋げていきました。

六法は敢えて1周目は記入せずに、2周目以降の情報が整理できたところで必要な分を記入し補足していきました。豊村先生から教わった情報の集約化を意識しながら、テキストには講義で教わった事、六法には通常の勉強で気になった事を記入する様にし精度を上げていきました。

総合講義のご感想・ご利用方法

受講を開始した12月から民法、3月から行政法、5月から憲法を開始し主要3科目が1周したのは6月でした。豊村先生の講義を通常速度で聴き、講義内で補足や必要な項目はテキストに都度書き込みしていきました。講義を聞いた後、その都度講義内の過去問を実施しましたが、思ったような手応えを感じる事ができなく苦労しました。

先生のアドバイスにもあった様に、該当の条文や、関連の問題等をメモ書きし読み物にしていく事で理解を進めやすくしました。また民法、行政法は音声データをダウンロードし隙間時間に聴ける環境を作りました。

平日の勉強時間の捻出が難しかったですが、講義のコマ数と問題を解く事にノルマを決めて少ない時間でも進捗させる事を意識して取り組みました。

また、その分土日に時間を割いて、腰を据えて知識を定着させていきました。理解の乏しいポイントを中心に講義に戻って繰り返し聴き直していきました。

一気に10割の理解を求めるよりも、知識を少しづつ上塗りさせるイメージで学習を進めていきました。

また、2周目以降の学習では時間が空きすぎない様に、学習した項目をメモしながら進めていく事で、完全に抜けのある項目は作らない様にしていきました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

豊村先生の講義を受講したら、都度該当の過去問を解く様に進めていきました。但し、1周目でのサイクルではほとんど歯が立たず、知識が定着している様には全く感じませんでした。重要度の高い問題から少しづつ手を広げ、繰り返していく事で少しづつ理解を拡げていきました。

林先生の解説も分かり易く知識の定着に大変役立ちました。また『この問題は二度と出る事はありません』だったり明確にアナウンスして下さり、メリハリをつけた学習に繋がりました。

2周目以降は重要度の高い問題から取り掛かり、知識の上塗りをするイメージで勉強していきました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一の精度を実感するまでは取り組まないと決めておりました。民法、行政法がある程度定着したと実感した8月頃から講座を受講しましたが、最初は全く正答を出す事が出来ず心が折れましたが、その問題の背景や関連条文まで深掘りしていく事で少しづつ精度が上がっていく様に感じました。

林先生の解説も単に解答の解説だけでなく、順を追った解法をして下さった事で、どの部分でつまづいているかが分かり、大変役立ちました。

今の行政書士試験には記述式過去問が再度出題されている事はほとんど無かったので、あまり深入りする事はせず、問題への慣れと解答への手順を定着させる事を優先に進めました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

1周目が終わった6月からでは無く、民法、行政法の定着がある程度固まってきたと感じてきた8月以降から、より精度を上げていく為に活用させていただきました。同じ条文でも豊村先生の解説と田島先生の解説では違う着眼点があったりと、条文知識の深耕ができたと感じました。

その為か同じ条文内容を問う問題でも、これまでは少しでも問われ方を変えられると答えられなかった問いが、気づく事ができるようになったと感じました。

また、田島先生の雑談のコーナーが勉強の一息つける時間になっており、楽しみにしながら勉強する事ができました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

過去問等を解いていく中である程度正解を導き出す事に困らないと感じていた為、解法に向けてのテクニックや、より効率の良い進め方を確認する目的で講座を利用しました。

田島先生の講座はテクニカルな方法で、より確実に正答を出せる方法をご指導いただきました。『文章が対になっている』であったり、『段落に番号を振って整理する』等、より確実に正答に導ける様にサポートして下さったと感じております。

文章理解は受験開始前からある程度個人差があるかと思いますので、過去問等を力試しをしてから、どこまで深入りするかを判断した方が良いかと思います。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

基礎知識の定着を高める事を最優先にした為、完全には手をつける事が出来ませんでした。講座に用意されているからと安易に取り掛かるのでは無く、過去問レベルが間違いないところまで引き上げてから実施する事が望ましいと感じます。

私は民法が10月頭にはある程度過去問レベルは定着したと感じましたので、模試等実施していく中で、より知識の幅を広げる意味で活用していきました。但し深入りし過ぎる事は避けて、あくまでプラスαの知識を得ていく目的で実施している事に注意していきました。

同じ解答でも問われ方が違っているので、余裕のある方は取り入れて良いかと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

他社の模擬試験に関しても合計8回実施しており、プラスαとして活用しました。8月頃からペースメーカーとしてほぼ毎週末に実施していきました。6回分は自宅にて受験、後半の2回に関しては会場受験にて精度を高めていきました。

アガルートの模擬試験は難易度が高いと感じ、点数は伸びませんでしたが苦手分野の洗い出しという意味で割り切って点数はあまり意識せずに取り組みました。

毎週模擬試験を実施していく中で、重要度の高い問題は付箋を貼って繰り返し確認作業をしていき定着に繋げていきいました。

試験に慣れるという意味で、ある程度会場模試も含め回数をこなす必要があるかと思います。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

今回一番役立ったと感じているのがこの講座になりました。勉強時間の確保に苦労しており、まとまった時間を捻出する事が難しかった中、音声データをダウンロードし通勤時間や移動時間の際に小まめに聴きました。内容が質問形式なので自身が理解できているか否かがすぐ判断でき、付箋にメモをする事で自宅に帰ってからの復習に役立ちました。また、同じ受講生の方が先生の質問に応答されている中、ペースメーカーやモチベーションの維持にも繋がりました。

私のような時間の捻出が難しい方は特にお勧めの講座かと思いますので、取り入れてみてはと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

約20年前に受験した際は情報量も少なく、精度も低い部分もあったかとは思いますが、このアガルートさんの講座は合格まで最短で導いてくれると強く感じました。与えられた講座を確実に消化する事で合格を勝ち取れるかと思います。

ここまで導いて下さった豊村先生、林先生、田島先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。