合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

6年間勤めていた会社を3年前に辞め、やりたいことがなく前職が接客業だったこともあり人とのコミュニケーションは得意だと感じており、何か人とコミュニケーションを取り人のためになる仕事がしたいと思い勉強を始めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1年目は独学で参考書を買い漁りましたが惨敗しました。

2年目お笑いラジオの協賛で「アガルートアカデミー」を知り、YouTubeの豊村先生の動画を見るようになり、判例の背景や中身の枠組みをしっかり説明してくれるところや法律の背景などを考えながら説明しているところが法律初学者の自分にとってかなり頭の中に入りやすいと思ったからです。

合格体験記・学習上の工夫

1年目の不合格の際に、脚別過去問を用いて勉強をしていました。

しかし、ただただ周回していただけなので、条文の内容であったり判例の中身を知ることができませんでした。

豊村先生が非常に口すっぱく言ってくださったのは、「条文をひく、はじめはめんどくさいかもしれないけど慣れてきます!」という言葉を信頼し、2年目以降の学習の際は必ず条文を開き、問題を解くたび、講義を聞くたび、模試を終えたたびに開いて条文を引くようにしました。

また、模試はLECの7回パックを利用していました。

解説講義はほとんど見なかったのですが、Aクラスの問題や合格率の高い問題は復習できるようにチェックをし毎週の勉強サイクルの中に取り込みました。

特に一般知識は何周も回しました。

また豊村クラスのゼミも通信ではありますが申し込み、3年目は特に何度もこのゼミの収録講義を試聴しました。通常の講義より質問形式になっていて、コンパクトにまとまっているので重要な部分は質問にしていたり、判例の判断枠組みなどの話を丁寧にしていたため間違えた問題や判例、理解が薄い判例を聞き直すのには非常にコンパクトで理解も深まりますし時間短縮にもなりました。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は2年目の勉強でかなり活用しました。3月までに1周。5月までに3周終え問題を問いおて間違えた判例や分野のわからない部分はテキストを読み直し3倍速で復習するようにしていました。

豊村先生は前述でも書きましたが、判例の判断枠組みの部分を丁寧に説明してもらえたり法律の作られた背景などを含めながら話していただいたので、記憶に残りやすい講義だと感じました。

特に憲法の講義は非常にわかりやすく、たくさんある判例の中の似ている判断枠組みや結論に進む判旨の部分も丁寧に解説してくださり、事案と結論だけで対応できない今の行政書士試験においてとても有意義な講義だと感じました。民法では条文を一緒に引く時間があったり、判例は図や表を使ってわかりやすく説明していただいたおかげで覚えるのも苦ではなかったです。

特に印象に残っているのは、「債権の時効と不法行為の時効の部分で身体財産に対する不法行為の場合は時効期間が同じになる。」この講義は行政法総論でも話が出てくると思いますが、非常にわかりやすく判例と条文を繋げて話していただき記憶できたことを覚えています。残りの3ヶ月間はかなりの回数の講義を試聴していたので、細かい部分まで詰めることができました。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

短答過去問周は主に復習の際に使っていた程度です。模試で間違えた分野や理解が不十分な部分に充てるという使い方をしました。他資格問題集をやっているだけでは別角度の問われ方など行政書士の過去問の独特な問われ方に対応するために利用していました。

また過去問を超直前期に平成26年〜前年まで解くスケジュールも立てていたので、周回というよりは知識を補充するイメージで使っていました。また民法や行政法は他資格セレクトで補充できない条文のチェックのために使っていました。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

記述過去問集も短答過去問集と同様に知識を補充する目的で使わせていただきました。前年の試験までは、記述の論点がかぶることはないためどこの条文が出題されているかどの判例とどの判旨の部分が出題されているかなど出題の傾向を分析し、答案の言い回しにも注目しながら残り1ヶ月の部分で一通り終えました。

解説講義はありませんでしたが、非常にコンパクトな冊子になっているので、会社に持ち運んで活用したり、通勤の際も利用しました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

2年目のアガルート受講の際に総まくり択一1000アシを残り3ヶ月の時点で手を出してしまい、訳もわからず手放したのを覚えていたので、今年の試験勉強ではこれも補充教材として使いました。

過去問よりは頻度を多いですが全体を3周。苦手な分野や教科を5周。チェック欄があるので、間違えた問題を中心に解きながら、問われ方の違いがあっても条文を思い出して問いたり、判例の事案と結論ではない部分も思い出しながら活用しました。

少しマイナーな判例も出てきたりするので直前期の利用はあまりお勧めしませんが、力試しや問われ方を変えて問題に挑戦したい方には「シャワーのように問題を浴びる」ことができるのでお勧めです。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

この総まくり記述80問はアガルートアカデミーの予想問題でもありますので、かなり周回しました。おそらく夏前に届いてから、2週間に1周はしていました。途中論点ではなく、解答を覚えてしまった時期もあったので離れた時期もありましたが、自分で理解している解説講義は飛ばし、とにかく暗記していたのを覚えています。

民法では特に条文整理や理解を深めるために講義と合わせて聞いていた部分もあり、どうしても民法は条文だけになりがちな教科なので、条文を使う事案などを知ることができたと思います。また昨年と内容が変わっておりアガルートアカデミーの予想もしっかりと練って作成されていると思い、信頼して使用することができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は前年実施した時が直前期の9月ごろだったかと思います。今まで一般知識を5問以下になることはなかったのですが、2問と最低得点を叩き出してしまい、メンタルと点数がボロボロになったことを覚えています。今年は直前期ではなく届いた1週間後に実施することにし、復習感覚で使うこととしっかりと各科目の目標を立てて使うことにしました。

また豊村先生の解説講義が問題ごと脚ごとにあるのでわからない部分がなく、総合講義とリンクさせることができたので非常な有意義な模試を実施することができました。これも前述の記述冊子と同じで去年と一新されていたので信頼して活用することができました。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

豊村ゼミはかなり遅れて試聴した印象です。前年の試験で、問題集を解いて不安な部分のテキストに戻る作業がどうしても億劫になってしまい穴だらけの知識になってしまいました。

しかし今回のゼミのようにテキストを一緒に周回していく、コンパクトに必要な部分を補充してくれているゼミ講義だったので、何回も見直すことができ、時間短縮につながり今回の勉強法でかなり知識を固めることができたものだと感じています。「ジグザグ」勉強法はかなり時間がかかる勉強法ですがこのゼミがあれば1ヶ月もしくは半月単位で1周できるものだと感じました。このゼミ講義がなければもしかしたら合格はなかったのかもしれません。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生のおかげで合格を掴み取ることができました。本当にありがとうございます。