合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

2022年末に親戚から資格取得を勧められ、2023年の自分の目標として行政書士試験の挑戦を決めました。

ちょうど年末で来年の目標はなににしようかな?と考えていたこともあり、来年だけでなく今後の人生を考えた上でも面白い挑戦と思い目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

オンライン受講できる予備校各社のサンプル講義を受講しましたが、その中でも豊村先生の授業は話し方が明るく、抑揚もあり、何より飽きさせない工夫が随所にあって、全く飽きることなくサンプル講義を視聴することができたので受講を決断しました。

合格体験記・学習上の工夫

1月からの受講でしたので、スケジュール的に間に合うかが心配でしたが、豊村先生が示してくださった全体の学習スケジュールに沿って進めていきました。

まずは豊村先生が提示してくださっている「GWまでにインプット終了」を目標にひたすらインプット学習を始めました。

学習開始から1週間程度で眼の疲れや肩・首・腰などの痛みを感じ、これではとても10ヶ月の学習期間を乗り越えれないと思い、明るい卓上電気スタンドの設置、漫画家さんが使っているような机に角度をつける傾斜台のようなものを用意し、立って勉強できる場所も設けて異なる姿勢で勉強できるようするなど物理的な学習環境を整えました。

学習時間はインプット学習の時期は1日3~4時間、5~8月は1日5~6時間、9~10月の直前期は1日6~7時間程度でした。

1日の中では朝は家族が起きる前に前日の復習や暗記の確認などを30分程度を行い、日中に2時間ほど勉強、夜に3時間ほど学習というリズムでした。

勉強時間はスマホのアプリを使って記録をし、日々の目標、週間目標、月間目標を設けることがモチベーション維持にも繋がりました。

インプット期終了後は過去問とテキストの往復を繰り返し、徐々にテキストを参照する機会が減り、過去問の割合が増えていくという感じでした。

過去問は覚えたつもりでも久々に取り組む問題はやっぱりまた忘れるということが多く、いかに早く一周を回すかが大事ということに気づき、短期間で一周回すことを目指しました。結果としては、9月頃に3週間で一周、10月は2週間で一周、10日で一周と早くなり、最後は7日で一周できるまでやり込みました。

7日で一周していると、「忘れる前にまた問題に触れてる」感じになりますので、この感覚を掴んだまま本試験を迎えれたのはとても良かったと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

豊村先生の明るい講義のおかげで挫折せずに講義を受け続けることができました。

受講前に私が一番心配していたのは「講義に飽きてしまう」ことでした。

色々なサンプル講義、テキストなどを検討している際には、話に入り込めずに飽きてしまったり、眠くなってしまうことが多々あったからです。

そして豊村先生に関しては、実は受講検討の段階では、先生の奇抜な髪の色やTシャツなどから、「一番無いな」と判断してしまいサンプル講義を受講したのも一番最後でした。

しかし、豊村先生のお話はとても明るく、聞きやすく、何より私には一番わかりやすかったです。サンプル講義を受講している最中から「この先生で間違いない!」という感じでした。

講義がわかりやすかった理由としては、

・難しい法律の言葉を日常の言葉や、ドラマのような例え話に置き換えて親しみのあるものにしてくださること

・「ここで一時停止して、ホワイトボードをメモしてね」など動画コンテンツならではの講義の進め方も素晴らしく講義にストレスがないこと

・重要なポイントはさりげなく2回、3回と言ってくださること

・Tシャツや髪の色が講義によって変わり、エンターテイメント的な刺激を与えてくれること

など、様々な工夫をしてくださっているからだと思います。

また、ダウンロード音声だけでも講義がわかるような話し方をしてくださっており、通勤の車中でダウンロード音声を聞いているだけでも復習などができるようになってありました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問学習は学習開始の頃には5択の問題が難しく感じ、ストレスになってしまいましたので、インプットと並行して学習部分の過去問に当たる際には市販の肢別過去問を利用しました。

肢別過去問を何周かした段階で、本番形式にもなれるために短答過去問にも挑戦しました。この頃には解ける問題も出てきており、また本番ではどのような形で引っ掛けや間違いを誘ってくるのかが勉強になりました。最終的には短答過去問も3周以上回しました。

また、短答過去問の解説講座(動画)については時間的に視聴する時間が無かったのであまり活用はできませんでした。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式については5月の連休以降に取り組みましたが、はじめは全くなにも書くことができませんでした。

その頃はまだ問われている論点の知識も乏しく、またどの論点が問われているのかもわかりませんでした。

そこで解答例を見て論点を確認し、その部分のテキストに戻って復習し、その上で再度取り組んたりもしましたが、やはり正解するのは難しかったです。

そのため、こちらの講座の記述式の解答のまとめ方はとてもありがたかったです。

まず論点は正しく選択できているか、その上で書かなければ行けないことは何か、字数を収めるにはどうするかのそれぞれの視点がとても役立ちました。

また、論点を正しく選択できていても、書かなければならないことをすべて選び出すには、条文の細かい知識が必要になったことから、条文の素読や要件効果の要件を正確に覚えるきっかけにもなりました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

時間が足りずにあまり有効に活用はできませんでした。

条文ごとにS,A,Bなどのランク付けする方法などは利用させていただきました。

また、「合格ラインが180点だから180点を目指す勉強をするのですか?そうではないですよね?安全マージンをもって、190点、200点を目指して学習してください」との問いかけにはハッとさせられ、200点以上を目標に学習を進めることができました。

動画自体はあまり活用できなかったのですが、条文インプットの講座が独立してあるという意義から条文インプットの重要性に気づき、直前期は条文の素読を行い条文インプットに務めました。

この成果は記述式の対策にも大きく繋がったと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解については、「なんとなく解ける。あるいは、間違う。」という感じで可もなく不可もなくという状態が続いておりました。

しかし、あまりに不安定なので、改めて林先生が書いてくださっている「解き方」を熟読し、それに沿って解くというやり方を繰り返しました。そのお陰で「なんとなく解ける」から「ある程度の理由を持って解ける」という状態にまで持っていくことができました。

特に並び替え問題が苦手だったのですが、「解き方」を利用することでかなり正確に並び替えができるようになりました。

これは独学では絶対に辿り着けないことだと思うので、この「解き方」を示していただけたことは大変にありがたかったです。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

他資格の問題から講師の先生が行政書士試験にも通ずる部分をピックアップしてくださった問題集ということで2周は通して解きました。

他資格は質問の角度が違ったりするので、行政書士試験の過去問では正解できていた論点も、こちらの問題集では正解できないということがありました。

そこで解説を読んだりすることで、問題の論点を多角的に見つめ、立体的に理解することにとても役立ちました。

しかし、やはり行政書士試験の過去問よりは難しく感じましたので、超直前期からは周回のサイクルからは外して、過去問だけに絞りこませていただきました。

中盤頃までは発展知識にも触れることで理解を厚くし、直前期は基本論点の徹底する作戦はよかったと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

8月に入り、「そろそろ力試し!」という気持ちで取り組ませもらいましたが、とても難しかったです。

結果の点数は自分の想定よりも大幅に低く、大いにショックを受けました。しかし、「このままではとても合格できない」というショック療法にもなりました。

過去問を回していると一度は解いたことのある問題ばかりをやっているのですが、初めて目にする問題はこんなにも違って見えるのかということもわかり、以降は2週間毎に他社の模試を受けました。

結果的に2週間毎に模試を受けるサイクルは「次の模試までに民法を仕上げよう」などの目安にもなり、とても良かったと思います。

また「3時間ぶっ通しで勉強する」ということは普段はないので、最初は模試の3時間が長く集中力も続かず大変でした。そのため何度も繰り返すことで「3時間を乗り越える練習」としても模試は重要だと思いました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生を始め、アガルートの皆さんのおかげで行政書士試験に合格することができました。

これまで資格取得や士業に挑戦したことはありませんでしたが、豊村先生のわかりやすい講義、効果的な学習方法の提示、的確なスケジューリング、そしてアガルートのオンライン講義システムのお陰で地方在住でもしっかりと学習を進めることができました。

どうもありがとうございました。