受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験｜【2024年合格目標】上級総合カリキュラム（フル・ライト）

行政書士試験を目指した理由・契機

一番最初のきっかけは、社会保険労務士試験に興味があり、受験資格を確認したところ「行政書士試験に合格した者」と知ったためです。行政書士という資格でできることを知っていく中で独立開業したいという思いが芽生えると共に、合格して自ら稼げるようになりたいという思いが日に日に強くなりました。人の役に立てる誇らしい仕事であり、資格を活かして現状を変えることができるという考えにシフトしていきました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士試験 三度目の挑戦に向けて、予備校費用が嵩んでいたこともあり、これ以上の出費は抑えたい、次は必ず合格すると決めて、全額返金があるアガルートアカデミーで費用を取り戻し、豊村講師に会うことを目標に、講座の申し込みを決意しました（今まで利用していた予備校とも迷いましたが…）。

合格体験記・学習上の工夫

何が何でも合格するという強い意志の下、毎日欠かさず勉強を続けてきました。初受験は令和3年度で他校の短期講座に申し込み4ヶ月の学習で臨みましたが164点で不合格。2回目の令和4年は同じ予備校で1年の学習を経て受験するも176点で不合格。

2回目の本試験を終えた時の感覚から落ちていると思っていたため次の日から勉強を再開しました。何が足りなかったのか猛反省し、自己分析を行いました。インプット重視になっていなかったか？模試の演習が足りなかったのでは？判例の勉強が疎かになっていたのでは？条文をしっかりと引けていたか…そして豊村講師の講義を受けていく中で自分の中で足りなかったものが明確になってきました。足りなかったのは判例知識（特に結論に至るまでの過程）や条文を引いていた頻度が足りなかったと気付かされました。

awesomeコンサルティングでは模試をたくさん受けてくださいというアドバイスもあったため各予備校の模試や市販模試を日曜日に図書館へ行き本試験感覚で何度も解きました。模試も含めた問題演習でアウトプットの量を増やすように心掛けました。

通勤時間は講義の音声ダウンロードを利用して常に耳学を心掛けていました。2回目は1.5倍速、3回目以降は2倍速で聴いていました。寝る前は豊村講師のYouTube政経社ポイント講義を聴きながら寝てました。仕事の昼休みは行政書士試験に関連するYouTube視聴や耳学をしていました。本試験直前の1週間は年度別本試験過去問を平成30年〜令和4年まで毎日解いて、本試験脳に戻した状態で本番に臨みました。

モチベーション維持のためにも日々の学習内容や学習時間を毎日記録していました。ちなみにですが学習スケジュールは殆ど組まずに勉強していました。科目ごとに一通りを終えて次に進み知識が抜けてきたと思ったら補強するイメージで進めてました。

とにかく合格するまで走り続けました！

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

図表まとめ講座のテキストは、試験合格に欠かせない重要な知識がコンパクトかつ見やすく掲載されており、記憶喚起に役立つ講座でした。フルカラーなので視覚的にも重要な箇所が分かりやすかったと思います。補足事項は講義の中でメモを残していただけるためコンパクトに纏まっている中でも知識が補強されていくので安心です。知識の忘却を抑制するため科目ごとにまとめて通勤時間に聴いていました（行政法が終わったら民法といった感じです）。直前期にはテキスト一冊を1日で通して読んだりもしていました。幹となる重要な知識を定着させるため定期的に何度も何度も繰り返し聴いていました。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

1日の勉強終わりに1〜2判例を聴くスタンスで判例学習に活用していました。通勤時間にもよく聴いていたので豊村講師の話しの流れまで覚えているぐらいになりました。

判例法理が身につく講座だったと思います。

判例の事案や読み解く際のポイントが明確であり重要な部分は豊村講師が板書や言葉で指示してくれます。自分の中では、特に憲法の力が伸びたと実感しました。憲法の得点力アップにとても役立つ講座でした。他校のテキストではあまり触れないような内容の判例も取り扱っているので本試験問題で知らない判例が出たときに慌てるリスクは軽減されると思います。判例を深く学ぶことで多肢選択式の問題にも対応できるようになりました。問題演習に疲れた時の息抜きにも最適ですよ。会社法を含めSTART UP判例解説講座を一通りは視聴しました。

行政書士試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

記憶のメンテナンス的な位置付けで時間を区切り解いていました。本試験過去問であり、初見の問題ではなく何度も解いているので最終的には、ほぼ間違えない状態まで仕上げていきました。他校の肢別問題集と併用することでより知識の定着ができたと思います。重要な問題が纏められておりボリュームもあるため問題演習にも役立ちました。メイン科目（行政法や民法）は3周以上回しました。記述や一般知識の過去問は1周止まりでした。

他資格試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

初めて解いたときは大変難しく感じました。問題の問われる角度が違ったり、より細かい知識まで求められるので直前期まで何度も間違える問題もありました。問題演習を繰り返すうちに相対的に知識レベルが上がっているような感覚となり、行政書士試験過去問が解き易くなりました。問題に対して、多角的に思考する訓練にもなっていたと思います。初見の問題に対する耐性が知らず知らずのうちに身に付いていきますね。行政書士試験の得点源となる主要科目の行政法は5周、民法は4周分解きました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述対策として、5月頃から講義の視聴を始めました。1周目はしっかりと講義で思考過程や条文の確認をして、2周目は1日に数問ずつ解くやり方で利用しました。3周目以降の直前期には流し読みでJT（事案とテーマ）を意識しながら問題に触れる機会を増やしていきました。本試験を迎える精神面としては、記述に対する不安が大きいため本試験当日は試験会場の外で歩きながら読んでいました。記述問題が80問あるため出題予想も含めた対策ができます。普段意識していない論点が記述問題として出題された場合、最悪のケースは何も書けないことが想定されます。そういったリスクを極力少なくできる内容だったと思います。記述問題全体を見ることで択一対策に繋がり、重要条文に立ち戻ることもできました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

講義全体のボリュームは中々のものでしたが田島講師の雑談が楽しく飽きのこない講義内容でした。講義を全て聴き終えた時はやり切った感というか達成感がありました。講義では条文ごとにランク付けがあり、重要なキーワードは暗記マーカーでチェックが入ります。一通り講義を聴き終わったら目隠しシートを用いて、重要キーワードの確認を行いました。逐条ローラーインプット講座で民法・行政法の条文に触れる機会が増えることで知識のブラッシュアップができたと思います。田島講師がレジュメで条文をより分かりやすく説明してくれるので理解が深まります。行政書士試験は条文を大切にすることが合格への近道ですね。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解の問題は、一般知識分野における得点源となるため必ず3問取りたいと思っていました。問題を解く解法テクニックではなく文章を読む力を身に付けていく講座でした。他資格の文章理解問題も掲載されているので問題演習に役立ちました。本試験で難易度の高い文章理解問題が出題されても1問も取りこぼさないレベルまで仕上げられる講座内容です。文章理解対策講座の講義内容は個人的に難しく感じました（文章理解が得意な方ではないと自覚しているので）。内容合致や要旨把握型のまで講義で触れていくので完全に理解できるレベルまで仕上げられたかはどうかは正直なところ微妙でした…。

それでも不安になってしまう性分なので直前期には公務員試験用の過去問を購入して、問題の演習量を増やしていました。結果的に本試験では3問正解することができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

前年度との大きな違いとして、豊村講師のアドバイス通り模擬試験を受けまくりました！実力診断やハーフスペックの模試を3回（他校のもの）、フルスペックの模試を14回（予備校や市販のものでアガルートアカデミー含む）受けました。8月からは月に3回のペースで10月〜超直前期までは毎週模試を受けていました。問題を解く順番を固定し、ペース配分等を確認して時間に余裕をもって解き終わるように心掛けました。アガルートさんの模試は難しく合格点を取ることができませんでした…。こんな角度からも問われるのかと知識整理のきっかけとなりました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

上級総合カリキュラム（フル）は学習経験者にとって満足のいく内容だったと思います。アウトプットに力を入れたい方には向いてる講座ですね。その一方で「START UP判例」解説講座や逐条ローラーインプット講座があるのでインプットも申し分ないボリュームでした。豊村講師のアドバイス通りに、六法を引くことを怠らずに勉強を続けた結果、合格を勝ち取ることができました！田島講師の講義も理解しやすく楽しいものでした。本当にお世話になりました。ありがとうございました。