受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

私は中国人で、自分は日本に留学ビザで留学した後に、技術・人文知識・国際業務ビザで就労し、現在は永住ビザを取得し、外国人人材紹介の会社を経営しております。ビザの取得や、更新について、困っている外国人をよく見るので、行政書士になったら、ビザの業務を行い、皆さんのビザの課題を解決できれば、より多くの外国人が日本で働く事ができると思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

ネットで検索した時に、ホームページを見ました。ネットでアップしている授業の動画を見て、楽しく勉強することができると思いました。

法律は堅苦しいイメージがあり、更に、日本語は自分にとって、外国語なので、条文を読む時に、意味を間違えたりすることもあり、今までの勉強は苦しかったですが、アガルートのホームページにアップしているレッスンを聞いたら、楽しく勉強できそうで、合格率も高いですから、こちらの学校で勉強したいと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

毎日欠かさず継続することが一番大事だと思います。法律の勉強は最初は大変ですが、民法のように、継続しているうちに、少しずつイメージがわかってくるものが多くあります。最初は理解できずに、苦しいですが、その期間に、とにかく、継続することが大事だと思います。私は毎日、短い時間でも良いので、必ずテキストや、練習問題で、法律に触れる時間を作り、法律への苦手意識を克服しました。

カレンダーに斜線を引くことを決めて、毎日それをルーチンにしました。

次は、勉強計画を立てることは大事だと思います。

どの法律から勉強し、いつまでに終了するのか、スケジュールを立てました。

予定より早い時もありますが、大抵は予定より遅れるので、こまめに挽回することができました。そうすると、本試験の日までの残りの日数を常に意識し、残りの時間で、現在の勉強計画では、間に合うかどうかを考えて、スケジュールを修正したりしました。

3つ目は、条文の音読、もしくは黙読は役に立つと思います。あまり意味が分からなくても、とにかく読んでいるうちに、少しずつ、理解ができるようになってきたと思います。講義の中に出てきた内容は、面倒だと思わずに、すぐ六法を開き、該当条文を読む事で、講義への理解を深める事ができると思います。

継続的に勉強し、条文への理解を深めることは、合格への近道だと思いました。

総合講義のご感想・ご利用方法

豊村講師の総合講義は、とても面白くて、色々な話題も交えて、熱く語ってくれるのが印象的です。また、常に、六法を開き、条文を一緒に読んでくれるのは、ありがたかったです。実際の例を挙げたり、判例の説明は、現実的なことを思い出させてくれるので、飽きずに、最後まで聞くことはできました。

私は一つのテーマをまず講義で勉強し、その直後に、その該当する部分の過去問を解くようにしています。講義で勉強をしたことをまだ覚えているうちに、その知識がどこまで正しく理解できたのか、過去問を解くことにより、自分なりに判断できます。

また、総合講義で勉強した部分について、もう一度、条文ローラーの授業で、該当条文を繰り返して勉強しています。総合講義、過去問、条文、この3つの部分で、一つのテーマについて、徹底的に理解を深めます。

過去問で間違った問題については、しばらく時間をおいてから、再度解いたりして、正解できるようになるまで繰り返します。

この方法で、まず一番苦手な民法の勉強を完成し、その後に、行政法、それから憲法と、一つずつクリアしました。

会社法や、商法などは、本試験までの間の隙間時間を利用して、あまり多くの時間をかけずに勉強しました。

一般知識を勉強する時間はあまり残っていなかったので、個人情報保護法の部分を重点的に、しっかりと講義を聞きました。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

講義を聞いた後で、該当部分の短答過去問集を解くようにしました。それでも、間違う事がよくあるので、その講義についての理解はまだ足りない事に気づかせてくれます。間違った部分の講義を聞きなおしたり、条文を読み直したりして、再度、過去問集を解いたりしました。

似ている問題が出てくるのはとてもありがたくて、似ていても、そのうちの一つに引っかかったりしますので、色々な角度で、聞いてくる問題を繰り返して解くと、いつの間にか、スピードも早くなり、正解率も高くなっていきました。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

記述過去問集は、2~3回、繰り返して、練習しました。

1回目は、回答を見ずに、自分で回答を考えてみましたが、ほとんどのテーマは、まったく書けませんでした。回答を見ていると、想像と違う回答になっているものが多くありました。つまり、自分は、試験官がどんな回答を求めているのか、理解できていませんでした。そこに関連する条文を調べたりして、記憶し、再度書いたりしていました。

繰り返して、何度も解いていくうちに、少しずつ、書けるようになりました。本試験の直前には、質問を見ずに、回答をそのまま読んで、暗記したりもしました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

これは、なかなか時間がかかる講座ですが、腰を据えてこなせば、とても効果的な講座でもありました。

似ている問題でも、文章の書き方によっては、間違った選択肢を選んだりすることもよくありますので、とにかく、大量に問題を解く事は大事だと思います。私の場合は、テーマを絞って、同じテーマの問題を解き続けるようにしました。何度解いても、同じ問題を間違えたりもしました。

その場合は、該当する問題のページに付箋を貼り、一定の期間を置いてから、再度解くようにしました。

最初は、テキストには、よく間違う箇所の付箋がたくさんありましたら、しばらく時間を置いてから正しく解けた問題から付箋を外していき、最後は、ようやく、すべての付箋を外す事ができました。

予定よりは、こちらの講座は随分と時間がかかりましたが、かなり効果が出たと思います。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

新しいテーマを大切にして、解いていました。

今まで解いた事のあるテーマの場合は、答えも少しは覚えていたので、なんとなく書けましたが、見た事のないテーマの場合は、必ず自分でよく考えていました。考えても答えが出なかった時でも、本試験の時を想像して、部分点でも取れるように、多少でも関連性のあるものを書いてみました。

時々、テキストを開いて、条文を見ながら、回答を書いた時もありました。

記述は、自分が一番苦手ですから、どのような発想で、条文知識を回答として、書けるのか、常に自分のテーマでもありました。

私は3回目の本試験に合格しましたが、2回目の試験は、記述抜きでの合格を目指し、結局は記述0点、合計178点という悔しい思いをしました。やはり記述のようなたくさんの点数を取れる部分は、捨てられないと強く思ったわけです。

したがって、3年目の勉強時は、とにかく記述重視の姿勢で勉強しました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

この講座は自分にとっても、とても役に立ちました。

私は音声をダウンロードして、1回目は、車の中で聞きました。

音声だけ聞いて意味を理解できない場合は、その部分は、映像を見ながら、プリントを見ながら、聞いていました。

音声だけ聞いて理解できた部分は、自分はすでに理解できていると思いますが、音声だけで、本を読まないと意味を理解できないところについては、まだきちんと条文を理解できていないと思います。

映像を見てから、再度、3回目は、もう一度、音声だけで聞きました。

3回目の時は、ほぼ条文の意味を理解できていると自分が気づきました。

田島講師の授業は細かい条文もしっかり説明してくれますので、条文の理解を深めて、正しく理解することができました。

自分としては、憲法もローラー学習があると良いなと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解は、私の苦手な分野です。

苦手ですが、一般常識の点数をある程度とれないと、足切り点になってはいけませんので、一般常識問題の中で、わりと点数を取れるのは、やはり文章理解と個人情報保護法だけだと思います。

そう考えると、最後の3問の文章理解問題は、どうしても点数を取れるようになりたいと考え、この対策講座も聞きましたが、法律の勉強で精一杯で、この講座を細かく聞く余裕がありませんでした。

あくまでも、文章の順番並びや、意味のまとめなどのような典型的な問題だけを選択して、必要最小限の対策だけにとどまりました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、大事な体験ですので、なるべく、本試験のつもりで、きちん回答したいと思いました。

したがって、すべての講座を一通り勉強し、更には過去問集などをすべて解いて、自分は、ほぼ仕上げた状態で、はじめて、解いてみました。

解くともにも、文具などは、本試験で使うものだけにしました。

私は、文章などの行を間違えずに読むためには、普段定規を使っていましたが、本試験では定規が使えません。したがって、模擬試験も、定規を使わずにチャレンジしました。

模擬試験を解いた後、その点数で一喜一憂せずに、あくまでも、自分のどの知識がしっかりできていないのか、確認するだけのものだと自分に言い聞かせず、本試験前の平常心を保つことにしました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

良い講座で大変勉強になりました。豊村講師、田島講師に心より感謝を申し上げます。皆様のおかげで、本試験に合格することができました。

本当に、ありがとうございました。