受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

会社で労務業務に携わることになり、社会保険労務士の資格取得を検討しましたが、受験資格がなかったことと、仕事で契約書を扱うことがあるので、これを機に民法の知識を得たい思いもあり、行政書士試験の受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

最終目的は社労士合格であること、現在就業中で、土日は子供や実家の付き添いで外出する機会も多いため、できるだけ効率的に短期集中で合格したいと思い、受験を決めた時から通信講座を検討しました。YouTube等で他スクールの先生の講義を含め何本か視聴して、何度でも何時間でも聞き続けられる声質で、内容説明が一番腹に落ちた豊村先生の講義が一番自分に合っていたので、アガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

1回目の受験失敗の理由は、曖昧記憶の怖さに気づかなかった(暗記から逃げた)、民法と商法は過去問周回だけでは歯が立たなかった、本試験での回答順を間違った、大きくはこの3つだと総括しました。

2回目は同じ轍を踏まないようにと、暗記カードのアプリ版を使って、豊村先生の暗記、マル記マーク、覚えたい事項、とにかくアプリに入れて何度も何度も暗記しました(何度も何度も忘れますが凹まずまた覚える!)。民法と商法のクセ問は他資格セレクト問題集を何度も周回し、これも何度も間違う肢は暗記カードアプリに入れてその肢だけ何度も解きました。また、1回目の受験では、1問目から解いていったのですが、基礎法学が難しく感じて無駄に熟考して時間を使ってしまい、悪戯に焦燥感を増幅させてしまって凡ミスもやらかしてしまったので、2回目はアガルートの模試を含め他スクールの模試も4回ほど受験し、とにかく最初にどこから解くか?を模索して臨みました。

就業していて土日に子供の習い事で外出が多く、勉強時間をまとめて取れる日があまりありませんでしたが、5月以降は、早朝、通勤途中、昼休憩中、土日の子供の習い事の引率中、とにかく隙間時間は全部勉強に使っていたと思います。ただ、精神安定的に大好きなビールだけはやめませんでした(自宅飲み)。落ちた理由にしたくなかったので、これも案外勉強を頑張る活力になりました(笑)。

総合講義のご感想・ご利用方法

受験1回目は別のスクールの講座を半年受講、過去問を7周くらいしてかなり基礎力はついたと思っていましたが、民法と商法がまったく歯が立たず、基礎知識をまったく応用できないことに危機感を持って、2年目は他資格セレクト問題を扱うアガルートの中上級フルコースを受講しました。

講座を受講してみて、これ出る?な細かい条文までとにかくすぐに六法をひく豊村先生に最初は仰天しましたが、慣れてくると、六法がメモだらけになり、一番の愛用テキストになっていきました。講義の内容もわかりやすく明快で、ここは暗記、ここはマル記マーク、と膨大な内容に濃淡をつけて解説していただけるので、暗記とマル記マーク箇所は暗記しました。とにかく条文をひく!関係図は必ず書く!正しいものを選ぶのか、間違っているものを選ぶのか、必ず大きく〇×で書いておく!など、取れた問題を凡ミスで落とさない訓練ができたと思います。

また、他資格セレクト問題は、最初あまりに解けなくてへこみましたが、過去問と違う視点でクセ問対策ができた実感があり、あの「ジャンプ」を5周した!という妙な自信(笑)をもって本試験にのぞめました。個人的には豊村先生のドラ息子解説(笑)が好きで、つい笑いながら講義を受けた日々が懐かしいです。本当にありがとうございました。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

他資格セレクトがとにかく重量級で持ち歩きが厳しかったので、平日就業中の昼休憩時の勉強は短答過去問集の速解きをしていました。1回目の受験で何周も解いた問題もあるので、とにかくスピード重視で解いていました。解答はノートではなくふせんに書いて、解説ページにそのふせんを貼っていく形式で解いていきました。そうすると2巡目以降、またこの2択で迷った!またここで引っかかった!というのが明確になるので、自分が間違えやすい(迷いやすい)ポイントを認識するのに役立ちました。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

受験2回目なので、記述の過去問は解いた記憶があるものもありましたが、解説ページがとても詳細で、正答でのポイントと考え方が記載されていて、この解説が記述対策としてとても役に立ちました。こういう問題が生じたとき、どの法律のどの条文をたてに、誰に問題提起すればよいのか?という記述問題の逆引きの思考が、実は一番実務に近いのではないか?と実践を意識して解いていました。また、多肢選択等でも曖昧知識で迷いそうな解答は暗記したりもしました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

1回目の他講座から乗り換えて、2回目はアガルートの中上級フルコースを選択しましたが、一つ失敗したな、と思ったことは、完全に可処分時間を読み違えたことです。中上級フルコースは文字通り「フルコース」で、テキストと他資格セレクト・過去問と解説動画だけでも内容盛沢山。私は1月中旬からゆるゆる勉強をリスタートしましたが、テキスト一巡に春までかかってしまい、総まくり択一1000肢攻略講座は途中まで利用したものの、誤答が続くと気持ちが焦ってきたので、勇気を出して講座捨てました。1回目の受験の時に、広く浅くでは受からない、選択と集中、難問よりも、間違えてはいけない問題を絶対に落とさない!」訓練が必要であることを実感したからです。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

早朝、通勤時間、昼食時間、週末子供の習い事の引率時間、とにかく勉強時間を捻出したつもりですが、中上級フルはカリキュラムが盛りだくさんで、「総まくり記述80問攻略講座」「総まくり択一1000肢攻略講座」は途中で挫折しました。記述対策は全般的に1回目受験の時より思った以上に問題を解く時間が取れなくて不安を残しての受験でした。記述問題の強化はもう少し時間を取りたかったと後悔しています。本試験でも思った以上に点数がとれていなかったのが残念でしたが、豊村先生の直前対策問題とマル記マークの暗記でなんとか合格ラインにのることができました(笑)

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

受験1回目の勉強の時には六法を購入しませんでした。2回目は時間もあるし、豊村先生がとにかく細かい条文までしっかり六法をひくので、私もしっかり条文を引く習慣をつけよう!と六法を購入しました。逐条ローラーのテキストは使わず、六法に書き込む形式をとりました。また田島先生のマーカーペンの代わりに細い付箋(青とピンク)を貼り付けて穴埋め問題化していました。暗記マーカーは裏うつりして見にくくなるので…。逐条ローラーの講義で、法律全体のストーリーが見えて、こんがらがった知識がとにかくすっきりしました。それでも法律文は面白くないので、だんだん煮詰まるのですが、絶妙なタイミングで雑談を挟んでもらえるので、挫折することなくやり切れました。最後まで視聴したときは達成感がありました!

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

もともと国語の長文読解は得意でしたが、文章理解の3問は確実に正解したいと考えたため、毎週1問のペースで解いていました。文章理解は何度も周回する気はなかったので(そんな時間もなかった)、時間と実践感覚重視で、時間計測をしながら、かつ問題のキーワードに直接線をひいたり、〇をつけたりして、速く正確に読み取る訓練をしました。田島先生の講義も読解ポイントが分かりやすかったですし、何よりとにかく条文や判例ばかり読んでうんざりしていたので、週1回、ほんの一部でも普通の小説や論説文を読むのは楽しみでもありました。本試験では3問ともスムーズに解答できました。多くの時間を割く必要はないですが、早い時期から、定期的に解き方を確認する程度に取り組むのが良いと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

1回目の受験で一番失敗したと思ったことは、他社の模試を受けなかったことです。2回目の受験では、アガルートの模試に加えて、他社の模試を4回受験しました。本当は本番疑似体験のため、教室受験したかったのですが、日程的に難しかったので、すべて自宅受験で受けました。ただ、自宅受験でも実際の時間帯(午後1時前後から3時間)に合わせて受験することを心掛け、解く順番を模索しながら受けました。本試験ではこれが奏功し、最初に解いた行政法の問題で自信を持てたので、全体的に落ち着いて解答できました。模擬試験は結果の点数等は気にせず、とにかく間違えた問題は「模擬試験でよかった、ラッキー!」と思って復習しました。また一般知識はニュース検定の問題集を購入しましたが、買っただけ。各社の予想問題の集大成に違いない模擬試験の問題と田島先生のレジュメしか目を通しませんでした(笑)。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生&田島先生のコンビ、本当に最強でした!勉強に煮詰まることもありましたが、とにかく楽しく学べました。先生の講義をもう聞けない寂しさが正直ありますが、これからも、仕事も学ぶことも、楽しみながら生涯チャレンジでがんばっていきたいと思います。本当にありがとうございました。