合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

以前の勤め先で様々な士業の方と関わる機会があり、行政書士という資格を認識しました。

仕事で契約書を取り扱ったり、会社法を調べて業務をする機会があり法律の勉強がしたいと思い、資格取得を目指し始めました。

現在会社員で行政書士登録する予定はありませんが、小さい子どもがいるため、今後の働き方への不安の保険にできれば、という思いでした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

まず、時間がないことと、私はテキストを読んで自分で理解することが苦手なため予備校を使用することは大前提でした。

各予備校のお試し講義を視聴し、豊村先生がとてもわかりやすいと感じたことが一番の決め手です。

テキストの網羅性の高さ、合格実績などの面を考え、アガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私はフルタイムで勤務し、4歳の子どもを育児中のため勉強時間が多く確保できませんでした。

2022年の初受験時では、半年程度の勉強期間で休日の昼間に勉強することもありましたが、子どもが少し成長し寂しがるようになったため2023年の受験に向けた勉強は、子どもの就寝後だけにすると決めていました。

そのため1日の勉強時間は1〜2時間程度と比較的少なめでした。

豊村先生は学習計画をたてることが重要と仰っていましたので計画はたてていましたが、詳細な計画をたてても消化しきれないこともあるので、私は大まかな期間ごとの指標をたて、日々の学習は「できる時にできる限りやる」というスタンスでした。

その為、隙間時間の活用が重要でした。

通勤電車内でテキスト、六法を読んだり、学習アプリを使用。

エレベーターの待ち時間やドライヤーをするときなどのすごく細かい時間にもアプリを使って勉強していました。

家事をしながら動画を見たりもしました。こうした隙間時間を積み重ねて力をつけることができたと思います。

特に直前期は仕事中や子どもといるとき以外は起きた瞬間からアプリで学習し、寝る直前まで勉強してベッドに入ってからも頭の中で復習をするなど1日中勉強のこを考えていました。

また、アガルートは網羅性が高いこともありボリュームがあります。

もちろん全て消化できるにこしたことはないのですが、時間確保が難しいので取捨選択しました。

1年目である程度過去問はやっていたので、過去問集は行政法以外は全て1周、解説講義は視聴しませんでした。

アウトプットはジャンプと、隙間時間に肢別をアプリすることを主体にしました。

個人的な話ですが、直前期9月〜10月頃病気になり、約1ヶ月半程度ほぼ勉強できなかった期間がありました。

勉強できないことが不安で苦しい思いをしました。

そんな中でも約1年半こつこつ勉強してきたおかげで、大事な直前期のロスをカバーし、合格することができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

中上級クラスでは通常の講義も全て網羅されているので、既にある程度の得点が可能であれば全て視聴する必要はないと仰っていましたが、基礎レベルの知識にも抜けが多いと感じていたため、2022年の試験で168点で不合格ではありましたが全て視聴しました。

初耳に感じるような論点も多くあり、やはり全て視聴しておいて良かったと感じる一方、かなりの時間を要したので、自信のある論点は講義視聴はしなくて良かったかな…とも思っています。

アガルートを選んだ理由の一つでもある、テキストの網羅性の高さはやはりすごかったと思います。

単に試験の出題可能性のあるものをカバーしているだけではなく、理解を深めるために必要なことが書かれていたりと、とても中身の充実したテキストだと思います。

豊村先生の講義は、理解がしやすく耳に残りやすいという印象です。

法律初学者でも理解できるよう実際のケースにおとしこんで話していたり、「法律用語でもなんでもないんですけど…」と言って話される語句はとくに頭に残るなと思いました。

試験中にも豊村先生の講義のときの声が頭の中で聞こえてきました。

講義の視聴はほぼ一周しかしていないので、それを覚えていられるような講義って改めてすごいなと思います。

法律初学者で理解力に自信のない私にとって、合格できたのは豊村先生の講義のおかげです。

本当にありがとうございました。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

単答過去問集に関しては、前述の通り行政法以外は一周、行政法についても数周のみで、解説講義の視聴もしていなかったため活用できておらず、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます。                                                                                                       

記述過去問集のご感想・ご利用方法

2022年の受験では記述で得点できず0点だったため、記述は特に意識して勉強しました。

ただ過去問と同じ問題は出題されないと考えていたため、記述問題を解いて、出題傾向や出題のされ方に慣れることを意識しました。

(実際には過去問の類題が出題されましたが…)

記述過去問を参考に、豊村先生の講義のマル記マークや総まくり記述の問題、模擬試験の問題などを中心にとにかく書いて覚えることを繰り返して、苦手な記述でも一度はLEC模試で60点とれたこともあり、本試験でも目標点数は達成できました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一はある程度のインプットが全科目できている時期からスタートし、反復しました。

スピードは早めにまわして、知識の抜けをチェックするような役割りとして使用することが多かったです。

こちらについても解説講義の視聴はあまり行わず、解説文を読んで理解できなかったものだけを視聴しました。

ただ、いわゆる肢別は市販問題集についていた特典アプリを使用していたため、どちらかというとそのアプリをする機会の方が多かったです。

隙間時間にアガルートのアウトプットができればもっと良かったと思います。

アガルートでもアプリがあればもっと活用しやすいなと思います。

総まくり択一については講座を購入したときにはあまり認識していなかったのですが、実際にはとても役立ちました。

他資格問題では、行政書士試験で主に出題される問題で問われるような基本知識は大前提として認識していなければならないものが多く、個人的には細かい知識を会得する、というよりも細かい知識も問われる問題で前提知識を固めるというイメージで挑んでいました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

私は特に記述問題を苦手としており、2022年の受験では選択式で168点得点できたにも関わらず、記述が0点で不合格でした。

そのため今回の受験に向けては、記述対策は早い段階で開始しました。

記述が苦手な私にとっては対策が難しく、出題可能性があるところを反復して記憶していきました。

総合講義の豊村先生のマル記マーク以外にもヤマとして覚えました。

記述問題に慣れてくると、少しずつではありますが、問題文からの論点の読み取りができるようになっていったと感じています。

直前期の模試で記述問題で満点をとれたことが、自信につながりました。

ただ本試験では一問で論点の読み取り違いでほぼ0点、一問では作問者が書いてほしい単語が理解できず、すこしずれた回答をしてしまい、結果28点でした。

結果として合格できたものの、とても悔いが残っています。

時間の都合上総まくり記述の解説講義も視聴していなかったのですが、これは視聴しておくべきであったと反省しています。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

まず1点気になったことがあります。

逐条ローラーでは特に講義中の板書の漢字の誤記、漢字の言い間違いが多数そのままにされています。

私がネットで活動している個人講師やYouTubeなどではなく決して安価ではない予備校講座を購入したことは、そういったものよりも正確な内容が担保されているであろうから、という点があります。

誤記等は軽微であり対応が不要という判断なのでしょうか?

大げさかもしれませんが記述にも関わってくることですし、チェック体制や差し替え対応をもう少し行っていただきたいなと感じました。

講義内容自体はとても力になりました。

豊村先生が六法を必須と仰っていたにも関わらず、1年目は六法を使わないままでした。

今回は六法を使って学習し、逐条ローラーの講義で整理されたことを、自分の六法にも書き込んで集約していくことができました。

苦手だった準用なども、逐条ローラーと整理した六法を繰り返し読んだことでカバーできたかなと思います。

田島先生の雑談は私の周囲でとても評判が良く、私も聞いてみたかったのですが時間の都合でいつもとばしてしまっていたことが心残りです。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解問題については2022年の受験時から模試などでも特に困ったことがなく、安定して得点できていたことから対策講座に全く手を付けていなかったため、感想を述べることができません。

申し訳ございませんが、以下空欄とさせていただきます。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験はアガルートのもの以外にLECの模試パックを受講しました。

主にそちらを活用し、アガルートの模試は私にとっては本試験より難易度を高く設定しているように感じ、あまり活用できていません。

夏頃からスタートするLECの模試パックは主にマイルストーンと、会場受験することで場馴れすることを目的としていました。

2022年は半年程の勉強期間だったので中だるみする暇もありませんでしたが、2023年の受験では私の性格上中だるみする危険があると思ったので、模試があるごとに、科目ごとに目標を決めて挑みました。

また、しばらく手がつけられていない科目はわかりやすく反映して点数が下がったりしていたので、科目ごとの力の入れ方の配分の計画をたてることにも活用できました。

その他アガルートの模試も含めて、記述問題や一般知識のヤマとして、模試の問題とその周辺知識を重点的に復習しました。

私は本番にとても弱く2022年の試験ではそれで記述を失敗したので、メンタルに課題がありました。

模試は本試験とは性質が異なるように感じますので、得点自体は重要視していなかったものの、LEC模試で安定的に高得点を出すことができたこともあり、比較的落ち着いて本試験に望めましたので、場数を踏んで良かったと思いました。