受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

資格の学習に興味があり、日商簿記やFPの資格を取得した後に行政書士試験の存在を知り、今まで法律に関する学習をしたことがなかったので法律について一から学習するいい機会だと思って行政書士試験にチャレンジしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

令和4年度の試験は他の通信講座を利用して学習していたのですが、落ちてしまいました。今までの学習方法を変える必要があると考え、色々調べた末に、料金やテキストの質・量・サポート面など多角的な観点から考えてアガルートの豊村先生にお世話になることに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

不合格だった1年前に比べて、条文は小まめに確認するようにしていました。自分はケータイミニマム六法を使用していたのですが、テキストや問題集にも出てくる条文で収載されていないものは昨年購入した市販の基本テキスト付属の六法のページをプリンタで縮小コピーしてケータイミニマム六法に張り付けて使用していました。行政法はなかなか点が伸び悩んでいたので可能な日は通勤の電車の中でケータイミニマム六法を見るようにしていました。

他資格セレクト問題集に関しては行政法は7周、民法は6周、その他の科目は5周は解きました。解き終わった後解説は自分がわからなかった肢だけ聞くようにしました。その際間違えた問題は×、回答はあっていたけどなぜそうなるか詳細に説明できない肢には△、完全にわかるものには〇を書いて、△と×の肢には付箋を貼っていきました。

文章理解はもう少し問題に慣れておきたいと思ったので公務員試験用の文章理解の問題集を購入して学習しました。

受けた模試はどの分野で何点取れたのかエクセルにまとめて、目標点数と比べてどの部分が足りていないか後で必ず振り替えられるようにしました。

9月以降の学習はあまり手を広げすぎてもいけないと思ったので基本的にはテキストのAランクの該当ページのみ学習しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

12月から学習を開始し、12月に行政法、1月に民法、2月に憲法・基礎法学、3月に商法・会社法、4月に行政法2回目と政治・経済・社会、5月に民法2回目と個人情報保護、6月に憲法・基礎法学の2回目と商法会社法の2回目、7月に行政法3回目と憲法・基礎法学の2回目、8月に民法3回目と商法会社法の3回目を学習しました。2年目の学習だったこともあり最初から講義は1.25倍速で聞いていました。

9月~11月は問題演習の時に忘れていそうな分野を1.5倍速で必要時にその都度学習しました。風呂にスマホを固定できる台を取り付けて、風呂に入っている20分間も講義動画を視聴するようにしました。行政事件訴訟法の各訴訟ごとの比較の表や民法の留置権、先取特権などのまとめの表はテキストをプリンタでコピーしトイレに貼って覚えるようにしました。スマホで写真に撮って通勤時に見て暗記に努めるようにもしました。テキストに条文が出てきたら手元にある六法で何度も確認しました。確認するたびにマークを付けて何回引いたか目視できるようにしました。

試験を終えて振り返ってみると豊村先生が言っていた「暗記から逃げない」という言葉が凄く大事なことだと思いました。講義はとにかくわかりやすかったです。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

他資格セレクト過去問はどの科目もまず3週行い、4週目はわからなかった問題や不明確だった問題のみ行いました。行政法と民法は特に重点的に合計6~7回は行ったと思います。わからなかった肢には細い付箋をつけてまったくわからなかった問題と3つ以上小さい付箋が付く問題にはは大きい付箋を付けていました。正誤の回答の理由が説明できるようになったら付箋を外していました。短答過去問集も同じような使い方で学習を進めました。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

総まくり記述80問攻略講座程は何度も使用しませんでした。過去問なので傾向をつかむために7月から行政法、8月には民法の過去問をそれぞれの月に3周ずつ行いました。間違えた問題は解説ページを見て20点満点もらえるにはどうすればいいか考えながら学習を進めました。総合講義の内容理解が不十分だと記述で点数は入らないと思ったので記述問題を解いていて全く書けなかった問題の分野は再度総合講義を観直すようにしました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

基本的には他資格セレクト問題集を中心にした勉強を進めたいたのであまりたくさんは使用しませんでした。9月以降に他資格セレクト問題集を解いていて理解が曖昧になっている部分や模試で間違えたところを中心に総合講義を聞いた後に知識の確認として1000肢攻略講座の問題を解いていました。チラシや紙を使用して答えのページを隠して左側の問題ページのみを見て頭で解いていました。2週目も同じ方法で解いていき、3週目以降は重要度Aの問題のみ解くようにしました。個人情報保護の分野は他資格セレクト問題集の該当問題も少なく感じたので肢別の問題集をその分多く解きました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述の学習は7月以降に行いました。総合講義3回目に入る7月に行政法、8月に民法をそれぞれの月に3周ずつ回しました。講義でも常々言っている事案とテーマは意識して解くようにしました。間違えた問題、わからなかった問題は解説講義を聞いて次解けるようにするにはどうすればいいか意識しながら勉強しました。本試験では3時間という限られた時間で問題をすべて終えなければならないので記述に充てる時間は30分と決めていたので問題を解くときは8分で問題の読解と下書き部分の作成を行い2分で文字数の調整と回答用紙に書くように意識して解きました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は市販の模擬試験本とLECの会場で受けるタイプの模擬試験を9月から受けはじめ1か月に3回のペースで受けていました。アガルートの模擬試験は本番直前の11/3に本番と同じ条件で解きました。その際、より本番と同じような条件を再現するために13時~16時の3時間であえて家ではない別の場所で行いました。本番の直前期だったため、解説パートは間違えた問題やわからなかった問題だけ聞くことにしました。時間配分と解く順番も模擬試験を何回か行う上で身につきました。時間配分に関しては自分は特に文章理解で時間をかけすぎてしまう傾向にあるため、事前に1問につき8分までとルールを決めて時間をオーバーしてしまった場合はわからなくても次の問題にとりかかっていました。解く順は、文章理解→個人情報保護法→行政法→民法→商法・会社法→基礎法学・憲法→多肢選択→記述→政治経済社会の順で解きました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生の言葉を信じて1年間学習し合格することができました。ありがとうございました!