受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

今年50歳という節目にあたり、何か新しいことにチャレンジしたいという思いがありました。行政書士の資格は父親も取得しており、定年後に開業予定だったそうですが残念ながら他界してしまいました。私も後を継ぐ形で行政書士試験に合格して開業を目指そうと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1回目の行政書士試験の時は別の通信講座を受講していました。そこでは条文にはほとんど触れず試験対策を中心に勉強していました。2回目の時にアガルートの豊村先生の講座を見た時に、条文が中心の学習方法で法律の勉強をしていることが実感できました。

合格体験記・学習上の工夫

平日出勤の会社員の私にとってまともに学習できる時は出勤前、出勤後、休日でした。休日は子供たちをどこかへ連れて行ったり、妻の買い物に付き合ったりと、できるだけ家族に負担をかけないように気を使いました。なので、休日は主に午前中にしっかりと時間を作って学習をしました。家族が多く家では集中できないため、よく近所のカフェに行って学習をしました。平日は私の会社は割と残業が少なかったため、仕事終わりにカフェで1時間、家に帰って寝る前に2時間程勉強をしました。ただ、仕事と勉強だけでは精神的に参ってしまうので、夜はお酒を飲みながらの勉強でした。よくないとは分かっていたのですがやり続けるためには仕方がないと思っています。なので朝起きるのが辛く、いわゆる朝勉と呼ばれる勉強法はほとんどできませんでした。

そこで利用させてもらったのが音声での学習でした。私は外出や出張が多く、移動の際はほとんどアガルートの講座を聞いていました。例えば出勤の電車の中、昼休み、帰宅途中の電車の中、出張中の飛行機、新幹線の中、休日の妻の買い物を待っている時、子供のサッカーの試合を見ている時、ジムでランニングしながら。このように家族との時間はできるだけ確保して、また仕事と勉強で精神的に押しつぶされないようにお酒を飲むことも我慢せず、隙間時間に音声での学習をたくさん行いました。

総合講義のご感想・ご利用方法

先ずアガルートで学習させていただき本当に感謝しています。よく講師との相性が大事といいますが、私にとって豊村先生とは相性がすごく合った感じています。講義中に麦茶をがぶ飲みするなんて見ていてワクワクしますね(冗談ですw)。

総合講義を受講させていただいて正直、ライトでよかったかな、と思っています。理由は講師との相性もありますが、時間的に余裕がなかったという点です。一般知識で当てたという話も聞きますので、時間があればじっくりと受講したかったなぁと思っています。ただ今思うと豊村先生もライトでも十分受かるって言われてたのになぜ総合を選んだのかは正直よくわかりません。貧乏性でしょうか?とにかく、総合講義は非常にボリュームがあり、市販の参考書など必要なく、他資格セレクトを繰り返し解くことで確実に力がつくと感じています。

この講義をどう利用していくか、については個人的には基礎をもう一度しっかりと学習した上で、他資格試験からの別の角度からの問題を解くことで本当に理解ができるのではないかと思います。あとは音声による学習も有効かと思います。比較的、あれ、これ、といった表現が少なく聞いているだけでも理解できるような講義だと思います。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

短答過去問題集について、特に市販の過去問題集を購入する必要もなく、シンプルで非常に使いやすかったと思います。特に行政法では過去問を解くことも大事と豊村先生がおっしゃっていたので担当者過去問題集を使ってしっかりと過去問を解くことにしました。その他民法、憲法については過去問を解く時間がありませんでしたが、他資格セレクトで多角的に問題を解くことで十分に理解ができたと思います。行政法の過去問だけでも目を通しておくべきだと思いました。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

記述過去問題集があることは知りませんでした。知らないというか、正直そこまで手が回わりませんでした。実際に試験を受けてみて、問われている内容は理解ができていたのですが、3問とも大きなケアレスミスで全部で計20点ほどしか取れませんでした。時間がなかったという理由だけでなく、記述に対しては全体の中の配点も高いことより、もっと慎重にキーワードを選ぶべきだと痛感しました。やはり事前に対策をされることをお勧めします。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000肢攻略講座については、講義の後にすぐに解くように心がけるました。比較的簡単な問題なので「解ける」ということがモチベーションに繋がったように感じます。私の場合は時間的な制約があったため、全体を通して1回しかできませんでしたが、間違ったところは最低限押さえておく問題という認識でしっかりと理解をするように努めました。

過去問題集を解くことも重要だと思いますが、比較的講座に沿った問題を解くことで自信、モチベーションにつながり学習の継続という視点においては、非常重要な役割を担っているように感じます。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり記述80問攻略講座のついては一通り目を通すようにいたしました。なぜなら記述の問題は過去と同じ内容がそのまんま繰り返えし出題されることがほとんどないため、そろそろ出そうな論点に対して的をしぼって学習することで試験対策をすることができます。また、記述は配点が大きいので、どんな答え方いいのか、どんなワードを入れるべきがいいの、を集中して学習できるためとても参考になりました。

この総まくり記述80問攻略講座に関しては必ず押さえておくべきものだと思います。記述は配点が大きいためアガルートの予想だけでも結構なボリュームはありますが、記述で合否が決まる受験生が多いことを考えるとしっかりと取り組むべきだと意識しました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

逐条ローラインプット講座に関しては、受講当初は総まとめとして有効かと思い本講座が終わった後にやろうという思いでした。また、値段も大きく変わらないことから受講することに決めました。実際は直前なっても本講座で精一杯だったので、ほとんど手がつけられませんでした。少しやった印象としては、田島先生の説明は豊村先生とは少し違った角度からでありよりイメージが膨らむ感じがしました。また、行政書士の試験は条文の内容をしっかり理解しているかを問う試験なんだということを感じました。また、受験生の目線に立って行政書士についてのお話をしていただけたことがよかったと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解対策講座に関しては、正直難しいと感じました。学生の時、国語(文章理解)が苦手だったため、田島先生が大学の予備校で国語を教えられているとのことで受講するのを楽しみしていましたが、良い意味で内容が濃いためきっちりとやっていては行政書士のメインの勉強に割ける時間が足りなくなると感じたため、ほとんど手をつけられませんでした。また、1回目の行政書士試験の時に3問正解できたことによって今回も大丈夫だろうという気持ちもあったかもしれません。実際、今年の行政書士試験では2問正解できたので、正直そこまでガッツリとやらなくてもいいのではと思いました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験については、アガルートの模擬試験は受けませんでした。1回目の行政書士試験の時は模試を受けなかったためぶっつけ本番でした。その際は模試を受けておくべきだと痛感したため今年は受けることにしました。ただ家やカフェでの模試は集中できないと感じ、また回答用紙を提出する作業が手間と感じたためアガールートの模試は受けませんでした。その他、試験の雰囲気にも慣れたいという思いから他社の模試を1回受けました。正直、アガルートの模試についての評判がSNSなどからの情報がなく、私の中で存在感があまりなかったという印象です。