合格者の声|時間に余裕がない場合の選択肢を先んじて提示してくれるので助かった 山田 徳子さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由・契機
転職をするためです。
絵画の販売という特殊な接客スキル以外は何も必要のない仕事をしており、出産をして短時間勤務しかできない状況で転職をするには資格が必要だと思いました。
法律系資格で短期間で合格を目指すには行政書士以外は考えられず行政書士試験を目指しました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
子育てをしながら学習をすすめるためにはオンライン講座であることが必須でした。
いくつかあるオンライン講座のなかでも、20万円くらいまでしか費用が準備できないと考えていたため、3社くらいに絞られました。
そのなかでも、豊村講師の抑揚のある話し方、テキストの見やすさ、合格特典の3点に惹かれてアガルートを受講しました。
合格体験記・学習上の工夫
3度目の受験で無事に合格致しました。まずはアガルート講師の豊村講師・田島講師に感謝いたします。
この体験記がどなたかのモデルケースになったり、少しでも挑戦する勇気づけになればよいと思います。
私は一児の母です。夫は特殊な職種のため、いわゆる「ワンオペ育児」に当たる家庭だと思います。
そして、もともと法学部の政治学科出身でしたが、政治学科であったためもあり法律系の科目は受講していませんでした。受講していたのは、必修の憲法総則と民法総則、入室ゼミの行政法総論くらいなものです。
卒業後は全く関係のない職業に就いていました。絵画の販売です。結婚と出産を経て育休から復帰した後にコロナが直撃して業績が悪化し、保育園のお迎え等から時間が制限され、十分な収入を得ることが難しくなり転職を考えました。
30代・子持ち・未経験で転職をするには何か資格がないと思い、一念発起して行政書士試験を目指したことが始まりです。
ただ、夫も激務で土日も不定休のため、なかなか思うようには学習が進められませんでした。初年度は172点。不合格となりました。最後に3問ほど最後に解答を変えたところ、元の解答がすべて正解でした。悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。
その後どうにか転職をし、勤務を始めたのは会計士事務所です。会計士の上司と過ごす時間は自分の無知を改めて知る時間でした。
すでに転職は済んだので、あきらめる選択肢もあったかも知れませんが、負けず嫌いの自分は「あきらめる」という言葉が大嫌い。YouTubeの某講師の有料講座を申し込んでそのまま学習を続けました。
転職して簿記を取るように言われ、簿記の勉強をはさんだり、住宅を購入したため打合せに時間がとられたり…言い訳は多々ありますが、2年目はボロボロの143点でした。
行政法と民法、憲法の過去問に重点を置いていたのですが、一般知識がボロボロだったのと、行政法は条文の詰めがあまかったのと、範囲を狭め過ぎたことが敗因だと思います。六法を見返すのは地味ですが、やはり一番大切だと思いました。
基本から再度学習し直して、記述を待たずに180点以上を確定させることを目標に、最後の1年と心に決めて改めて通信講座を申し込んだのがアガルートです。
無料相談を活用して中上級でスタートしました。
12月に申し込みましたが、仕事が繁忙期を迎え本格的に勉強を始めたのは結局6月後半からになりました。時間短縮のため、民法・行政法・憲法は他資格セレクト問題集から始め、わからないところや理解が足りない部分は基礎講座を受講し直す、というやり方にしました。
とにかく時間がないので、記憶の定着を図るため、5時から6時半の息子を起こすまでの家事をしている時間には、イヤホンで繰り返し講座を聞き、満員電車に乗っている時もイヤホンで講座を聞き、座っている通勤時間は一般知識と仕事の為に日経新聞を読む。というサイクルです。
6月以降はほぼ定時で上がれていたので、上司に許可を取って、夫がお迎えに行ける日は終電まで職場で勉強するというスケジュールでした。
それでも豊村講師のYouTubeに質問されている方々の勉強時間を考えると、泣き出したくなるような勉強時間でした。時間が取れないことは自分ではどうにもできないので、無性に腹がたったり、子供との時間を割いていることへの罪悪感がよぎったり…
多々ありましたが子供との時間を割くのは最後にするという決意と、将来自立したママになるという目標をもって、自分を信じてあきらめずに少しずつですが穴を埋めていった結果でした。
子持ちのママがいつでも一人で生きていく選択ができるようにするにはやはり、何か強みが必要だと思っていたからです。
9月末から2回模試を受けて、合格点は十分に超えていましたが、やはり不安で仕方ないのと、理解は進んでいて民法と憲法は問題なく解けるのですが、一般知識が読めないのと、行政法のムラをなくしたいというところから、最後は田島講師の逐条ローラーをまわして、1週間前からは逐条ローラーのテキストをとにかく書き出して頭に叩き込みました。
通勤時間などでイヤホンで聞くものは一般知識のニュース検定を何度か視聴して、記憶に残るようにしました。
前日は、豊村講師の「未知くんと地雷ちゃん」に笑って、1-2年目の失敗である最後の見直しで選択肢を変えることを絶対にしないと誓い、良く睡眠をとって、落ち着いて試験会場へ向かうことができました。
正直なところ、試験直後の印象は「難しかった」だったので、ドキドキが止まらず震えていたのですが、当日の速報を見ながら自己採点した結果、おかげさまで、試験当日の速報で180点を超えることができました。「未知くんと地雷ちゃんに会いたい」くらいに思っていたら、およ?と思ってもくすっと笑えましたよ。
ミスでもあるかと思って何度も何度も自己採点しましたが、やはり超えてました。最終点数は222点のぞろ目で間違いなく合格でした。
今回合格して得たことは、行政書士の資格もですが、最後までやりぬいたという自信かもしれません。
職場で資格が活きるかはまだ未知数ですが、このやりぬいた経験を活かして、さまざまな挑戦をしたいと思います。
合格まで導いて下さったアガルートの豊村講師をはじめ、田島講師や行政書士試験講座のご担当者の皆様へこころから感謝申し上げます。ありがとうございました。
総合講義のご感想・ご利用方法
講義はとても聞きやすいです。
テキストを見ていなくても頭に入ってくるように工夫されていると思います。
また、独自の略称などがあり頭に残りやすいです。
総合講義と他資格セレクト問題集のなかで同じ内容が出てきても、必ず再度大切な部分は解説が入るので、繰り返し聞くことができ、記憶に定着します。
また、時間に余裕がない場合の選択肢も提示してくださるので、時間のない私には大変助かりました。
記憶の取捨選択や時間短縮の取捨選択がこちらから相談しなくても提示してもらえるので大変ありがたいです。
短期間と言っても数か月以上の学習が必要になるなかで迷走することが一番時間の無駄だと思います。
それをよくわかって作られている講座です。
私の場合はテキストを細部まで使い込むほどの時間はなかったので、白いままキレイな状態で残っている部分が出てしまいました。
正直なところ、1-2回目は学習ツールを誤ったと思います。
最初からアガルートに出会っていたら、おそらく3回も受験しなかったでしょう。
それだけ、やりこめば絶対に合格できると確信できる内容でした。
総合講座をきちんと学習したのは、民法くらいです。
憲法は半分程度で、行政法は3分の1というところでしょうか。
民法は判例や事例の「理解」が大切だったので、最初は他資格セレクトから入りましたが、結局は総合講座もほとんどすべてを聞き直しました。
とは言っても、線が入っていないページは沢山あります。
行政法は理解お必要ですが、暗記の分量が多いため、他資格セレクトで問きながら覚える部分と、逐条ローラーで暗記強めで学習しました。
商法・会社法は最終的には会社法を捨てました。時間が足りませんでした。
憲法はとにかく判例が大切なので、他資格セレクトで理解が足りない部分を総合講義で補足したような使い方です。
短答過去問集のご感想・ご利用方法
正直なところほとんど使いませんでした。
使いたかったですし、過去問が大切なことはわかっていたのですが、2年目に過去問をやり過ぎてしまって、正答はわかるが細かい分類が甘いという部分があったため、私自身の行政法・民法の学習には過去問を解くことが向かないなと思いました。
ただ豊村講師が過去問を読むようにと話している動画?があったので、行政法と憲法の統治に関しては読む学習をしていました。そのときの違和感を具体的に頭に浮かぶように意識していました。
聴聞について聞いてるけど、これは弁明だな、というように。これが大切だったと思います。
商法・会社法には必要だと思ったのですが、そこに時間を割けるほどゆとりがありませんでした。
ただそれは1・2年目に過去問はいやというほど解いたからであって、過去問は絶対に必要だと思います。
記述過去問集のご感想・ご利用方法
記述はとりあえずすべて解いてはみましたが、やはり択一の補足という位置づけでした。
論点とキーワードを頭に浮かべてそれがあっているかどうかを確認する作業を10月に主に電車のなかでしていました。
机上で学習する時間が取れなかったので、この方法を取らざる負えませんでした。
1問20点なので配点は大きいですがこれを得点源にしようとは思っていなかったことも大きいと思います。
ただ複合問題的な要素も大きいので、場合分けを明確にするという択一の復習や理解を深めるのには大変適しています。
とにかく「何か書け」という豊村講師のスタンスが好きでした。
総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法
総復習ができて良かったです。
10月に解きました。本当に最後の最後です。
行政法・民法・憲法の苦手部分を洗い直して、商法・会社法はやはり捨てようと決意したのも総まくりを利用した後でした。
長時間をかけずに自分の実力を直視して対策を立てるには大変適していると思います。
本来であればもっと早い段階ですべて解いて、多方向に対策を立てるべきものなのだと思いますが、時期に関しては人それぞれですね。
穴と思われる論点や、抜けがちな重要論点などが出てくるので、自分のあいまいな部分などを復習する良い契機になります。おそらく合格するには目を背けたくなるような、自分の苦手部分を把握するというこの作業がどうしても必要なのだと思います。
総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法
正面から解くほどの時間はなかったので、とにかく読んで「何についての問題か」「キーワードは何か」を頭にあげられるように訓練しました。
豊村講師がどこかの部分でおっしゃっていたと記憶しています。
記述はここを得点源にするのは危険だと思っていたので、「やりこむ」というよりは「かける状態にする」ということを意識していました。
そもそも記述ぬきで180点超えることが目標でしたし、記述はブラックボックス化されていて、合格点の調整をしていると聞いたことがあったので、記述も択一の訓練だと思って取り組みました。
逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法
これは大変良い講座です。
特に行政法は条文学習が有効なのでありがたい講座でした。
10月の追い込みに使いました。
同じ内容でも講師が違うと別に聞こえるという点でも良かったと思いますが、なかなか見ない条文も出てくるので「へー」と思うことも多々ありました。
時折でてくる田島講師の雑談も息抜きにはちょうど良いです。
特に行政手続法・行政不服審査法と地方自治法は条文が大事なので、試験直前の試験会場でもこちらのテキストを見ていました。
シートで暗記するためには夏には1回まわしたい講座です。
少々あれ?と思っていた部の修正が入りますがそれがわかるくらい実力がついていると逆に自信になります。
文章理解対策講座のご感想・ご利用方法
文章理解ではじめて田島講師の講座を聞きました。
1年目は全問正解だったのですが、2年目は焦ったのか1問しか取れず、もともと得意なはずなのにおかしいなと思っていました。
田島講師の講座の冒頭で、得意だと思って解いている人の落とし穴的な話がありまして、まさにこれだ!と思って講座を聞きました。
やはり時間がなかったので、電車のなかなどでコツを理解して、実践したのは本番と模試3回でだけでした。
田島講師は比較を色分けしていくので、実践したときもカラーペン(持ち込み可のもの)で色分けしました。
実直に焦らず試みた結果、全問正解へまた戻ることができました。
模擬試験のご感想・ご利用方法
模試はアガルートが一番点数が低かったです。
豊村講師の山当て的な部分もあって、自分の実力を確かめるには最適でした。
わたしはアガルートと伊藤塾の模試2回を受けましたが、アガルートが190点くらいで、伊藤塾は200点くらいでした。
総復習と当日の解く順番を実践することが目的でした。
解く順番は2年目から変えて、一般知識(頭から)→記述→法律科目(頭から)というやり方にしていました。
一般知識の文章理解を最初にしていた時期もあったのですが、試験の最初は緊張で頭がまわらないことも多いなと感じていたので、どちらにしても100%自信をもって答えるのは難しい、一般知識を冒頭にしました。
いつもねぼけた頭で新聞を読んでいますしね。
結果的には最適だったようです。
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