合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

現在、法務関連の部署にいるため、法律系の資格を取得して業務に活かしたいと考えました。行政書士は比較的挑戦しやすい難易度の資格だと思ったので、目指すことにしました。当初は独学でも合格できると考えていたため、割と気軽な気持ちで勉強を始めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

独学で2回受験に失敗した経験から、仕事をしながらの受験は、効率的な学習による過不足のない知識の習得が必要で、予備校を利用するのが合格への近道だと実感しました。アガルートの合格率の高さをアピールする広告に目が留まり、豊村先生の評判やサンプル講義の動画等も良い印象がありましたので思い切って申し込みました。

合格体験記・学習上の工夫

市販のテキストと問題集を数冊購入し、完全独学で2回試験に挑戦しましたが不合格でした。3回目の挑戦をすると決めた時には、受験生活にも疲れてとにかく早く受かりたいという気持ちになっていましたので、独学で合格するというこだわりを捨て、素直にプロの手を借りようと思い、予備校を利用することにしました。

2月に申し込みをしましたので、勉強期間は9ヶ月。届いた教材のあまりの多さと講義時間の長さに、まず心配になったのが消化できないのではないかということです。この不安は最後までありました。豊村先生もとにかく消化不良が一番怖いとおっしゃっていましたが、まさにそのとおりだと思います。ガイダンス時に示された大まかな合格までのスケジュールを意識しながら講義と演習のジグザク学習に取り組みましたが、進みは遅れに遅れました。大変焦りはしましたが、豊村先生が常に強調していたとおり条文を逐一ひくことは、例え進みが遅れても必ず行うようにしました。思えば独学時に欠けていたのが、この条文をチェックするという作業でした。結局、民法、行政法、憲法、商法を1周したのが8月半ばでした。

まもなく直前期に入ろうという時期で時間がないというのに、知識の定着に不安があったので、新しいものに手を出すことより基礎を固めることを優先しました。

記述対策は10月から始め、毎日とにかく問題を解きました。多くの問題を解くことが自分にとっては効果的だったと思います。記述80問にプラスして市販の記述問題集を使用しました。

最後まで後悔があったのは、インプットに時間がかかり過ぎてしまったため、アウトプットが手薄になってしまったこと、他校の模試を受けなかったことでした。

総合講義のご感想・ご利用方法

チャプターごとに10~20分ほどの講義動画に分かれているので、隙間時間にキリよく聞くことができ進めやすかったです。ただ、マーカーを引いたり図を書き写したりという作業に必死になってしまい、それだけで勉強した気分にならないよう、しっかり理解するように意識しました。いちいち条文を引くのは最初は面倒に感じていましたが、だんだん条文の大事さがわかってきました。

他資格セレクト問題集は知識の整理にもなる問題も多く、個人的には大変信頼できる問題集でした。テキストと講義と他資格セレクト問題集を中心に進め、過去問は1周しかできませんでした。本当は特に行政法については、過去問をもっとやり込みたかったです。

私は進みが遅く、とにかく消化不良にならないよう、やることを絞らないと間に合わない状況でした。商法・会社法は1周しかしませんでしたし、一般知識の政治・経済は潔く切り捨てて手をつけませんでした。結果として、点の取れそうなところに集中し、中途半端に手を広げなかったのは正解でした。

直前1週間ほどで出題されそうなチェックの入ったところを一気に見直して頭に詰め込みました。この超直前期の頑張りで、かなり力がついたように思います。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

テキストと他資格セレクト問題集を学習しながら、並行して隙間時間などに解くようにしました。結果として何とか全科目一通りは終えましたが、2周目は出来ませんでした。本当は行政法だけでも3周くらいはやるべきだと思いますが、私は手が回りませんでした。その点は残念でした。

私の場合は3回目の受験とういこともあり、過去問は今までに解いてきたので、今回何周も出来なかったことがそこまで大きく響かなかったのかもしれません。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

このテキストは使用しませんでした。記述対策は総まくり記述80問攻略講座と、市販の記述予想問題集などを使用しました。

勉強時間が不足し、やるべきことを絞らねばならない状況であったので、択一と違って記述は過去出題された問題が出題されるものではないと思い、過去問は後回しになり、結局手が付けられませんでした。

この問題集には解答とともにわかりやすい解説がありますので、利用していたらもっと力がついたと思います。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

知識の総点検として、このような総ざらいの講座はとても良かったです。

私はテキストや問題集を何周もやるだけの時間がなかったので、この講座が総見直しとして役立ちました。

一問一答形式の問題は解きやすく進めやすいですし、知識の整理にもなって、私には合っていました。

解説動画も内容的には以前講義で聞いたことの復習が多いので、聞きやすく、あまり時間をかけずに聞き流すようにして視聴しました。

この講座は何周も繰り返すものではないと先生がおっしゃっていたと思いますので、ざっと1周しただけですが、私にとっては効果的でした。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

私の記述対策はこの講座が大部分を占めていました。

10月に入ってから、この講座の問題を何度も反復して解きました。まずは自分で解き、答え合わせした後に、解答例を書き写すということを繰り返しました。解説を読んで理解するだけでなく、実際に手を動かして書くという作業をやった方がいいと思います。解説動画は1度だけ視聴し、後はとにかくたくさんの問題を解くのが効果的だと考え、市販の記述問題集や予想問題をもプラスして毎日繰り返し解きました。やったことはそれだけですが、記述に関しては十分な対策になったと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

演習総合講義の1周目が終わった後、8月下旬に解いてみました。時間が足りなくなったうえに、点数も合格点には程遠い結果でした。ただ、時間配分を考えるにはいい経験でした。

その後、市販の模試を9月に1回解きましたが、やはり同じような結果で、基礎力不足をはっきりと認識しました。時間が足りなくなるということは、正解の肢がすぐにわからず悩む時間が長いということで、やはり知識が定着していないということです。このままで問題を解いてもあまり意味がないと考え、思い切って再度インプットを中心に勉強することにし、それ以降本試験まで模試は受けませんでした。豊村先生は模試を2週間おきくらいに受けることを勧めておられましたし、模試でA判定をとるまでに実力を上げて本試験に挑むのが一般的なのだと思いますし、それが最善に違いありません。私のようなやり方はアウトですので参考にはならないと思いますが、逆に模試で合格点を取れないまま、合格することもあるということですので、本当に最後まで諦めてはいけないと思います。

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