受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

結婚して子供が2人おり、将来的に稼げるようにならなければならない事と、上の子(五歳)に「お父さんが楽しみながら勉強してる。勉強って楽しい事なんだ」という背中を見せてやりたかった事が第一の理由ですね。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士受験一年目はF社(フォーサイト)の講座を受講しましたが、講師が自分に合わないのと、インプットに重点を置きすぎてアウトプットが手薄になり惨敗したのがきっかけです。

そんな中でサンプルで色んな講座で試しましたが、豊村先生の講義が一番面白くて眠くならない自分に合った講座だと判断したからです。やっぱり人それぞれ千差万別で、自分に合った講師・講座を見つけることは大切だと思います。

合格体験記・学習上の工夫

私の場合宅建の試験に合格してその勢いで行政書士試験に挑んだわけですが、結論から言いますと難易度が段違いで初期での考えが甘かったと思います。

まず範囲が広すぎてインプットのみの丸暗記学習では歯が立たないこと。講義を一通り聞いたらアウトプット。とにかく他資格セレクトと過去問をひたすら解きまくった感じですかね。それでも答えを暗記してしまうと意味がないので、よく解らないことがあれば講義を聞き直したり、自分なりに意味を考えて理解学習を常に意識しました。

あとは当然ですが十分な学習時間の確保。仕事もあり小さい子供が2人いるのですが、自分に言い訳をせず妻の協力を得て勉強時間を作ること。音声講義をダウンロードして通勤時間や休憩時間の耳勉を地道に続けたことや、隙間時間をいかに有効活用できるかもポイントで、隙あらば単語帳や総まくり択一1000肢を持ち歩いて勉強してました。必勝法をあえて挙げるとするならば「地道にコツコツ」でしょうか。

そして迷いが出ると悪いのでSNSやネットを極力遮断しました。あれもこれも取り入れようとはせずに「豊村先生の講義だけを聞いていればきっと合格できる」と自己暗示のようなものを自分に言い聞かせてました。スマホは講義動画視聴と解らない単語の辞書ツールと考えてました。

最後に、何回も心が折れそうになりましたが「子供のため、妻のため、将来のため」や「絶対合格して絶対受講費用をとりかえす」など大義名分があったので長期戦に耐えられたと思っています。

総合講義のご感想・ご利用方法

とにかくボリュームが大きい(笑)豊村先生がおっしゃるように、本当に少年ジャン〇のようなテキストが何冊も届いたので検品時に心が折れそうになりました。しかし裏を返せばそれだけ詳細に渡り中身が濃いということ。おかげで他社の資料は試験六法と総合模試以外は買わずにすみました。

法改正に伴う訂正追記や誤字脱字の訂正があるのはある程度やむを得ないと思います。

一周目は豊村先生がおっしゃる通り、総合講義、他資格セレクト、短答過去問集、行政書士試験六法のリンクを貼ってジグザグ形式で最初は始めました。二周目は他資格セレと過去問のアウトプットをメインに、解らない部分だけ総合講義の動画で確認する形にしました。

音声講義を全てダウンロードして各科目毎スマホに入れて、通勤途中や散歩などの隙間時間に耳勉をすることができたのも大きいと思います。

動画での講義視聴とはまた違って、自分の頭の中で事象をイメージする感じですかね。なるべく目を閉じて外部の情報を遮断して耳に全集中させました。夜寝る前に勉強したことが脳に定着しやすいのはよく知られた話ですがそれを利用して、イヤホンを付けて布団に入って講義を聞き気が付けば朝だったなんてこともありました(笑)

短答過去問集のご感想・ご利用方法

短答過去問集については他資格セレクトをメインでやっていたのですべての科目をやることはできませんでしたが、民法と行政法、特に行政法に関しては豊村先生の言うように念入りに行いました。過去問の丸写しが出題されることはないと思いますが、応用問題対策と出題傾向を探るためかなり役に立ちました。一説では過去問不要説もあるようですが、他資格セレクトを全てやってから時間があれば民法と行政法の過去問だけはやりこむ事をお勧めしたいですね。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

令和5年度の本試験ではついに、問45で過去に出題された物上代位と差押えの話が再度出題されるという定跡を覆す事件(?)が起こり、今後もその可能性があることが示されました。私は「記述で過去に出題があった課題は再出題されない」という悪しき先入観があったため記述過去問にはほとんど時間をかけず、それもあって頓珍漢な解答をしてしまい、問45は0点(と予想される)になってしまいました。これから勉強する方には、そういった傾向もふまえて記述過去問にも一通り目を通した方がいいと思います。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1,000肢については一通り動画視聴してテキストと六法とリンクさせましたが、優先順位としては他資格セレクト>過去問≧記述式>1000肢の順と考えていましたので、正直なところあまりやりこんだという感じはしなかったです。もっと時間があれば繰り返し動画を視聴して精度を高めたられたと思うのでそこは反省点の一つです。ただ所々でテキストに載っていないような問題があったので、特に会社法と一般知識で注目すべき問題や間違った問題には付箋を貼って何回も見返して理解できたら付箋をはがす作業はやりました。因みに今でも付箋は全部とれていません(笑)。

また冊子が小さく持ち運びに便利なので、外出先の隙間時間に活用しました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

本試験においては択一で160点、記述式で20点+αを目標にしていました。よって3問とも完答できなくてもよいので、論点を大筋で間違えずパワーワードを書き込んで部分点だけでももらえるようにする事を意識しました。記述式は行政書士試験のポイントゲッターだと思っているので、かなり重要度が高いです。

開始時期についてはハッキリ覚えていませんが、7月頃から本格的に開始したと思います。多少時間がかかりますが、自分なりの記述ノートを作って実際に書き込むようにしました。本試験での誤字、脱字をなるべく防止したいのと、書くことによって脳に定着しやすいと考えたためです。

また冊子が小さめなので、外出時に持ち歩いて読み物として読んだりもしました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

受験生の方は本試験を受ける前に必ず何回か時間を決めて模擬試験を受けられると思いますが、この模擬試験は豊村先生の解説動画も付いているので秀逸だと思いました。点数的にはボロボロでしたが、早めに受けたので点数はそれほど問題ではなく、むしろなぜ間違えたのかを時間をかけてあぶりだすことができたと思います。人によって模試を受ける時期は違うと思いますが、実戦感覚を養うために8月くらいから3回は模試を受けた方がいいと思います。そういった意味では、できればあと2~3回は総合模試を用意してもらいたかったです。(私の場合他社制の3回分の総合模試を別途購入した)

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生のおかげで無事に試験に合格することができました。本当にありがとうございました。

3月に合格者インタビューに伺う予定ですので、その際はよろしくお願いいたします。